新築ワンルームマンションへの投資で成功している方というのは、物件の選び方や事前の勉強などに共通点があります。
そういった実際に新築ワンルームマンションの投資で成功している方の共通点を取り入れることで、今から始める方でも投資を成功させられる可能性が高くなります。
そこでこの記事では、新築ワンルームマンション投資で成功している方の共通点や特徴について解説しています。
ワンルームマンションへの投資は危ない?ワンルームマンションへ投資するメリット・デメリットから失敗しない方法まで解説!
新築ワンルームマンション投資で成功する人の共通点
新築ワンルームマンション投資に成功する方は、下記のような共通点があります。
- 信頼できる不動産会社を見つけている
- 賃貸需要の高いエリアを選ぶ
- 適切な利回りの物件を選んでいる
- 時間をかけてシミュレーションをする
物件購入前にこれらを意識することで、投資に成功しやすい物件を見つけることができます。
信頼できる不動産会社を見つけている
新築マンション投資に成功している方は、適切な情報を持っている信頼できる不動産会社を見つけていることが多いです。
不動産会社は物件の情報を提供するだけだと思っている方もいるかもしれませんが、物件情報だけでなくローンを組む金融機関の情報なども持っています。
物件情報もネット上では見られないものや最新の情報は不動産会社に行かないと聞けないので、多くの情報を持っている不動産会社を選びましょう。
また、物件情報だけでなく新築ワンルームマンションのデメリットや、自分の投資スタイルに合っている物件を提案してくれるかどうかも大切です。
物件を選ぶ前に不動産会社を複数を比較して、信頼できると思えるところを見つけましょう。
賃貸需要の高いエリアを選ぶ
新築ワンルームマンションに投資する時は、空室リスクを回避するために賃貸需要の高いエリアを選ぶことが重要になります。
ワンルームマンションは単身世帯や学生からの需要が高く、駅近やオフィス街の近くである利便性の高い土地の物件は空室率が下がります。
都心部であれば人口の流入が続いているので、今後も賃貸需要の高まりが予想されます。
新築マンション投資を成功させている方は、このようなエリアを選んで空室リスクを軽減させています。
マンション投資を始めるなら東京を選ぼう!東京が投資に向いている理由から選ぶべき物件まで解説!
適切な利回りの物件を選んでいる
物件を探している時に、他の物件と比べて利回りの高いワンルームマンションを見つけることがあるかと思います。
利回りは投資において重要なので高利回りの物件はすぐに購入したくなりますが、不動産投資は相場にあった利回りの物件を選ぶことが大切です。
高利回りの物件は、上記で解説した賃貸需要の高いエリアではない場所に建っている可能性があり、空室リスクが高まってしまうことがあります。
空室があるとたとえ利回りが高くても家賃収入が減ってしまい、ローンの返済やメンテナンス費を賄えず、投資に失敗してしまうことになります。
利回りが低い物件も良くないですが、高利回りすぎる物件も警戒して、相場にあった利回りのワンルームマンションを選びましょう。
時間をかけてシミュレーションをする
新築ワンルームマンション投資は、築年数が経った後の家賃変動や物件の管理委託費、ローンや税金の支払いを考えて収支計画を立てる必要があります。
そのため様々なケースを想定してシミュレーションをする必要があるので、成功している方は時間をかけて収支のシミュレーションを行なっています。
不動産投資には物件価格と家賃収入で計算する表面利回りと、表面利回りに加えて物件購入時にかかった諸費用やランニングコストも加味した実質利回りがあります。
どちらも計算して、どれくらいの収入が見込めるか考えましょう。
不動産投資の利回りの相場は何%?実質利回りと表面利回りの違いとは?
新築ワンルームマンション投資で成功する人の特徴
新築ワンルームマンション投資で成功する方は、物件や利回りの共通点だけでなく、下記のような特徴があります。
- 勉強熱心である
- 決断力がある
- 長期的な視点で考えられる
- コミュニケーション能力がある
共通する特徴を自分にも取り入れて、投資を成功させましょう。
勉強熱心である
新築ワンルームマンション投資は、不動産関係や金融関係の知識や競合物件の調査が必要になり、幅広い分野の勉強が必要になります。
不動産投資を始める前には不動産投資の基礎や、税金などにまつわる金融の知識を学ぶことになります。
知識が身についてワンルームマンションを購入した後は、更に踏み込んだ不動産投資の勉強や競合物件の賃料や設備などの調査を行う必要があります。
そのため勉強熱心な方は、新築ワンルームマンション投資に成功しやすいのです。
アパート経営初心者におすすめの本11選!不動産投資を始める前に読むべき本を紹介
決断力がある
ここぞのタイミングですぐに決断をできる方は、新築ワンルームマンションの投資に成功しやすくなります。
優良物件は市場に出回りにくく、出回ってもすぐに売れてしまうので、決断力のある方でないと購入を迷っている間に他のオーナーに買われてしまいます。
自分の欲しい物件を明確にして、その条件を満たす物件を見つけたらすぐに購入できるようにしておきましょう。
長期的な視点で考えられる
不動産投資はすぐに利益を得られるものではなく、数十年かけて家賃収入で収支をプラスにする投資です。
そのため長期的な視点で物事を考えられる方は、新築ワンルームマンション投資を成功させやすいです。
不動産投資で得られる収入は、家賃収入であるインカムゲインと物件売却時のキャピタルゲインがあるので、物件購入時から出口戦略まで考えておきましょう。
コミュニケーション能力がある
新築ワンルームマンション投資では、不動産会社・金融機関・物件の管理を委託する管理会社・入居者など多くの方と関わることになります。
コミュニケーション能力のある方であれば、関わる方から上手く情報を聞き出せたり、相手に良い印象を与えることができるので、投資に有利に働きます。
入居者を見つけるためにも、コミュニケーション能力は重要です。
新築ワンルームマンション投資を成功させるための注意点
新築ワンルームマンションに投資するにあたって、下記のポイントに注意する必要があります。
- サブリースを過信し過ぎない
- 売却益ばかり考えない
- 物件を衝動買いしない
- 節税効果を期待し過ぎない
投資を成功させるためにも、必ず注意したいポイントです。
資産運用にはマンション投資がおすすめって本当?マンション投資が選ばれる理由からリスクと対処法まで解説!
サブリースを過信し過ぎない
空室リスクの対策として、入居者の数に関わらず家賃を得られるサブリースを契約するという選択肢があります。
しかしサブリースは利用料として満室時の家賃収入から10〜20%ほど引かれ、数年に一度賃料の見直しが行われるので必ず初めの収入が保障されるというわけではありません。
そのためサブリースの契約をしたから大丈夫だとは考えず、定期的に収支計画の見直しを行いましょう。
売却益ばかり考えない
不動産投資において出口戦略を考えることは大切ですが、売却益ばかり狙って考えるのではなく、必ず毎月の家賃収入も重視しましょう。
入居者の募集に重要なエリアの選定は、物件の価格を落とさないためにも重要なので、インカムゲインを重視することでキャピタルゲインも狙いやすくなります。
物件の購入価格だけではなく、様々な要素を考えて物件を選びましょう。
物件を衝動買いしない
不動産投資の勉強のために本やセミナー参加をすると、すぐに投資を始めたくなりその場の勢いで物件を買ってしまうことがあります。
しかし衝動買いした物件は適切なエリアか、利回りは相場と合っているかどうか分かりません。
物件の購入は必ず情報を吟味するようにしましょう。
節税効果を期待し過ぎない
不動産投資のメリットとして節税効果が得られる点がありますが、節税効果が大きく得られるのは投資で帳簿上の赤字が出た時と、相続財産が非課税範囲を超えた時です。
相続税は3,000万円+600万円×相続人の数の基礎控除があるので、この範囲を超えないと節税効果は感じられません。
そのため節税効果を狙いすぎないようにしましょう。
新築ワンルームマンション投資で成功している人の特徴を真似して投資を成功させよう
新築ワンルームマンション投資を成功させている人は、物件や不動産会社の選び方、勉強熱心さや決断力がしっかりしている方が多くなっています。
不動産投資を成功させている方は長期的な投資に向いている特徴を持っているので、参考にすることで今から投資を始める方でも、成功に一歩近づくことができます。
まずは不動産投資の勉強から始めて、いつでも物件を購入できるように準備しておきましょう。