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【2021年】ビットコイン(BTC)の今後の見通しはどうなる?仮想通貨が暴落する理由や2025年に上昇するのか予想

編集者:Money Theory編集部
【2021年最新】ビットコイン(BTC)の今後の見通しはどうなる?仮想通貨が暴落する理由や2025年に上昇するのか予想

ビットコインは仮想通貨の代名詞になる金融商品で、仮想通貨の取引をしている人は必ずビットコインの動向をチェックしています。

2021年ビットコインは大きく上昇していましたが、現在は高値更新後に暴落しています。

ビットコインは要人発言で暴落したり、経済状況によって大きく上昇したり色々な要因で価格が乱高下します。

今回はビットコインの今後の見通しを紹介します。

2021年後期がどのような動きを見せるのか、初心者にも分かりやすく解説するので、参考にしてください。

2021年1月~2021年7月までのビットコインのチャート推移

2021年1月~2021年7月までのビットコインのチャート推移

ビットコインは2020~2021年かけて上昇していましたが、2021年5月頃に急落して現在レート変動が落ち着いている状況です。

2021年にはテスラ社のビットコイン購入発表や、カナダでのビットコインETFの承認など、ビットコインにとってポジティブなニュースが多かったです。

これから2021年前半のビットコインのチャート推移を見ながら、何が要因で変動したのか把握していきましょう。

2021年1月~4月までビットコインは高騰している

2021年1月~4月までビットコインは高騰している

ビットコインは、2021年1月4月に掛けて急上昇しており、価格は一時期約700万円を突破していました。

北米市場でビットコインが活発に買われていることや新規参入組が増えている理由から、強い上昇トレンドが発生しています。

2021年5月~7月は最高値更新後に暴落

2021年5月~7月は最高値更新後に暴落

高値を更新し続けていたビットコインですが、2021年5月頃から勢いが衰え、トレンド転換して急落します。

上記のような動きは2018年にも同じような動きが見られている為、底が固まれば再び上昇していく可能性があります。

【2021年】ビットコイン(BTC)の今後の見通し

ビットコインの今後の見通しを見る上で、見ておきたいポイントがいくつかあります。

  • ビットコインユーザーの増加
  • ビットコインETFの承認
  • ライトニングねとワークの実装

ビットコインは仮想通貨の中でも普及されている商品ですが、為替と比べると普及率は低く取引数量をみるとドルや円より少ないです。

しかし今後ビットコインは様々な場面で利用できるようになるサービスが開発されており、今後円やドルのように利用できる可能性があります。

ビットコインは上記のように需要が高くなると上昇する傾向があるので、見通しをチェックする時は重要ポイントを抑えて調べましょう。

ビットコイン(BTC)決済サービスの拡大によって需要が増える

日本でビットコインを利用できるサービスは少ない状態ですが、アメリカでのビットコイン需要が高まっており、ビットコイン決済が拡大しています。

アメリカの大手取引所コインベースが、ギフトカードサービスWeGiftと提携した為、120種類のギフト券をビットコインで購入できるようになりました

ビットコインを法定通貨にする動きによって上昇

ビットコインを国の法定通貨にする法案が、中南米のエルサルバドルで可決されました。

仮想通貨が法定通貨に認められたことはビットコインに取って大きな出来事で、国が認めている通貨と同じレベルで取扱いを受ける為、一気にビットコインは上昇しました。

今後他国もビットコインを法定通貨にする可能性は高く、今回の法定通貨にする法案によって、ビットコインに資金流入する可能性が高いと予想できます。

ビットコインETFの承認によって投資資金の流入が高くなる

カナダは3つのビットコインETFを承認しており、更に3つ新しくイーサリアムETFの申請がされています。

今後他の国でもビットコインETFが承認されると相場に大きく影響する可能性が高くなります。

しかし市場規模の低いビットコインは、価格操縦の恐れが懸念されている為、簡単にビットコインETFを承認して増やす訳にもいきません。

アメリカでは既に7社ビットコインETFの申請をしている状況なので、今後アメリカのSECがどのような判断を下すかによって相場が大きく動くと予想できます。

金融企業CEOのビットコイン価格予想

ビットコイン関連のサービスや取引所を運営しているCEOの発言をまとめました。

全体的に仮想通貨への強気な見解を見せており、長期的にみて上昇していく予想が多いです。

ライアン・ムーア氏はビットコインに対して強気の見解を持っている

ビットコインバイキングアプリ「モード」のCEOライアン・ムーア氏は、ビットコインの変動に対して強気の見解を持ち続けています

ビットコインの価値を証明し続けている現在や、法定通貨の基準・暗号資産の基準を見た所、ビットコインは長期的な有用性と価値があるとみなされています。

過去にインターネットが普及されていない時代に、誰もインターネットが普及されると思っていませんでしたが、現在はインターネットが私生活に溶け込んでいます。

上記はビットコインでも言えることで、将来ビットコインは私生活に溶け込む存在になると予想しています。

リチャード・バイワース氏は2021年後半も強気の予想

暗号資産金融サービス企業EQONEXのCEOリチャード・バイワース氏は、2021年後半も上昇していくと予想しています。

中国のマイニング取り締まりによって価格影響がありましたが、長期的に見ると強気な要因になりビットコインを更に力強い仮想通貨にすると予想しています。

スティーブ・エールリヒ氏は12月31日までに10万ドルに近づくと予想

デジタル資産ブローカー「ボイジャー・デジタル」スティーブ・エールリヒ氏は、ビットコインは2021年末まで上昇すると予想しています。

暗号資産の普及も加速すると見込んで、今後も価値が挙がり続けると言及しています。

ビットコイン(BTC)の買い時

現在コロナ感染拡大によって、デジタルトランスフォーメーションが加速しています。

ビットコインはDXの波にのって通貨としての地位を向上させる可能性が高いです。

また国がデジタル通貨を容認することによってビットコインの通貨地位を更に上げる可能性があります。

今後も世界は新型コロナウィルスと向き合っていく必要があるので、ビットコイン上昇する見込みがある内に購入しておくのがベストです。

ビットコインが暴落する可能性

強気の姿勢を見せているビットコインですが、暴落する懸念材料もいくつかあります。

ビットコインは米ドルや円のように流通量が低く市場規模がまだ小さい為、小さな要因で大きく価格変動します。

安定して上昇していく保証がないので、暴落要因も把握しておきましょう。

米ドルの価格変動次第

米ドルが2021年1月に急上昇したことによってビットコインは暴落しています。

2021年1月は米国の大統領選挙や上院下院の選挙がおこなわれ、民主党が勝利したことによって米ドル円が102円から104円まで急上昇しています。

米ドルの変動はビットコインと反比例の動きをしており、米ドル上昇に乗った投資家達がビットコインを売却したとことによって暴落のきっかけになりました。

重要人物の発言が大きく影響する

ビットコインは重要人物の発言によって価格が大きく変動する仮想通貨で、2021年2月テスラ社のイーロンマスク氏がビットコインが下がる発言をしたことによって、暴落が発生しました。

5月にイーロンマスク氏がビットコイン決済の停止を発表したことによって大きく下落しており、要人発言の影響を大きく受けることがわかります。

6月下旬の中国のビットコインマイニング全面禁止の報道でも大きく下落している為、ビットコインに関連するニュースは随時チェックしておきましょう。

ビットコイン(BTC)は今後も上昇していく可能性が高い

ビットコインは今後も普及率を上げて、価格が上昇していく可能性が高いです。

しかし、世界各国がビットコインに対してどのように動くかによって一時的な暴落が発生する可能性があります。

世界的に有名な人がビットコイン関連の事柄を発言するだけで価格が乱高下する相場状況なので、慎重にエントリーポイントを見極めましょう。