積立NISAは投資の中でもリスクが低いため、近年注目されている資産運用方法です。
そのため「積立NISAで資産運用しようかな…」と考えている人も多いと思いますが、同じ積立NISAという制度でも証券会社によってサービス内容が異なります。
この記事では2018年に設立された「LINE証券」の積立NISAについて詳しく解説していきます。
また、LINE証券の口コミ・評判、メリット・デメリットを知りたい人は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください。
https://mane-toku.com/kabu/linesyoken-hyoban/
積立NISAをどこよりもわかりやすく解説
近年は「積立NISA」という言葉を耳にする機会が多いと思いますが、そもそも積立NISAとはどのような制度なのでしょうか。
結論からお伝えすると、一定の投資額まで税金がかからない非常にお得な制度です。
積立NISAは、2018年1月から開始された長期の積立・分散投資を少額から行うことを支援する非課税制度です。積立NISAの商品は、金融庁が長期の積立・分散投資に適したと認めたもののみが投資対象となるため、失敗するリスクが非常に低いことが特徴です。
ちなみに、ここでいう分散投資とは「時間分散」のことを指します。
時間分散とは、投資するタイミングと金額をあらかじめ決めておき、そのタイミングになったら決めた金額を投資するというものです。
例えば、積立NISAでは多くの利用者が月単位で投資金額を決めて投資しています。
積立NISAは
「少額から投資可能」
「一定額まで税金がかからない」
「時間分散投資が簡単にできる」
という投資初心者に嬉しいメリットがそろっているため、非常に始めやすい制度となっています。
積立NISAとは?4つのポイントをご紹介
積立NISAは、投資初心者の方におすすめな制度だとおわかりいただけたのではないでしょうか。
では、具体的に積立NISAがどのような制度なのか、4つのポイントに分けてご紹介していきます。
【積立NISA:4つのポイント】
- 非課税となる期間が最長20年
- 非課税投資額は年間40万円
- 買い付けは定期的に継続したもの(積立)であること
- 対象商品は金融庁が認めた投資信託等
つまり、積立NISAは長期運用することで、メリットを得られる制度だということです。
短期で稼ぎたい方には不向きの投資制度だと言えるでしょう。
積立NISAとNISAは何が違う?徹底比較
ここまで読んでくださった方のなかには「積立NISAはNISAと何が違うの?」と疑問に思っておられる方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは積立NISAと普通のNISAは何が違うのか、制度を比較していきます。
以下の表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
積立NISA | NISA | ||
---|---|---|---|
口座開設について | 対象者 | 日本在住で20歳以上 | |
必要提出書類 | マイナンバー | ||
金融機関変更 | 可 | ||
お取引について | 取引主体者 | 口座名義人(ご本人) | |
非課税投資枠 | 40万円/年 | 120万円/年 | |
非課税期間 | 最長20年 | 最長5年 | |
口座開設期間 | 2037年まで | 2023年まで | |
対象商品 | 金融庁が認めた投資信託等 | 上場株式、ETF、投資信託等 | |
ロールオーバー | 不可 | 可 | |
払出期間 | なし |
簡単に言えば、積立NISAのほうがより長期の資産運用に向いている制度であるということです。そのため、積立NISAのほうがリスクも低く、株式投資の知識がなくても始めやすい制度であると言えるでしょう。
LINE証券で積立NISAは取り扱っていない
この記事では積立NISAについて詳しくお伝えしてきましたが、LINE証券で積立NISAは取り扱っていません。積立NISAに限らず「一般NISA」も取り扱っていません。
LINE証券は2018年に設立したネット証券になるため、NISA口座を取り扱っていないことも考えられます。ただしLINE証券では、投資信託のつみたて投資は取り扱っています。
LINE証券のつみたて投資について詳しく解説していきます。
毎月1,000円からつみたて投資が可能
LINE証券のつみたて投資は毎月最低1,000円から始めることができます。
最低1,000円に設定されているため、毎月1,000円以上つみたて投資を行うことも可能です。
さらに月単位で変更することができるため、「今月は余裕があるから4,000円にしよう」ということもできます。ただし毎月の上限は10万円に設定されています。
つみたて投資は最低1,000円から始めることができるため、手軽に資産運用をスタートさせられるようになっています。
投資するタイミングを気にしなくても良い
現物取引などになると「投資するタイミングが難しい」と悩まれると思うのですが、LINE証券のつみたて投資は毎月決められたタイミングで自動的に投資されます。
そのため「いつ投資しよう…」と悩む心配もありません。
さらに決められた時間に自動的に投資されるため仕事が忙しい方や子供が居る方でも簡単に資産運用を続けることができます。
長期間続けることで利益が出始める
LINE証券のつみたて投資はすぐに利益が出るものではありません。
長期間続けることでコツコツ利益が出てくるものになり、長期間続けることでリスクを低くできます。
そのため投資信託の価格が下がったり上がったりすることに、一喜一憂せずに長期間のつみたて投資を意識することが大切です。
つみたて投資で設定できる商品と銘柄
LINE証券のつみたて投資で設定できる銘柄は厳選した28種類になっています。
主な銘柄は下記の通りです。
- MAXIS Slim 国内株式
- 三菱UFJ グローバル・ボンド⋅オープ
- エマージング⋅ソブリン⋅オープン
- 東京海上・ジャパン・オーナーズ株式オープン
- フィデリティ⋅USハイ⋅イールド⋅ファンド
- バリューハント日本株
- ひふみプラス
- フューチャートレンド世界株 など
設定できる銘柄が28種類と聞くと「少ないな…」と思いますが、LINE証券が厳選している28種類になっているため資産運用する上で問題はないでしょう。
また、28種類に絞られているため、初めてつみたて投資される方でも銘柄で悩むことは少ないです。
LINE証券でつみたて投資する方法
LINE証券のでつみたて投資する方法について解説していきます。
つみたて投資の設定は下記の手順で完了します。
- つみたて投資に設定したい銘柄名をクリック
- 銘柄詳細画面の「つみたて」をクリック
- 毎月つみたてする金額を入力する
- 目論見書を確認する
- 「つみたて注文を確定する」をクリック
以上の手順でLINE証券のつみたて投資が完了します。
ただし「つみたて投資」と「信用取引」は併用できません。
そのため、信用取引口座を開設している人の場合は口座を閉鎖後、つみたて投資の設定をしてください。
積立NISAにおすすめの証券会社
LINE証券では「積立NISA」を取り扱っていませんでしたが、他のネット証券では取り扱っていることが多いです。
「積立NISAで資産運用をしたい」とお考えの方は下記のネット証券で口座開設することをおすすめします。
以上5つのネット証券は積立NISAの取扱銘柄数も豊富ですし、大手ネット証券になるためサポート体制も整っています。
「株式投資の経験がないから不安だな…」と思っている方には上記の大手ネット証券がぴったりです。
また、国内株式や海外株式など豊富に取り扱っているため、さまざまな金融商品に投資できます。
LINE証券のつみたて投資で資産運用しよう
この記事ではLINE証券の積立NISAについてお伝えしましたが、LINE証券では取り扱っていません。
そのため、LINE証券では投資信託の「つみたて投資」で資産運用しましょう。
非課税にはなりませんが、毎月最低1,000円から始めることができて自動的に投資してくれるため、忙しい方にはおすすめです。
積立NISAで資産運用したい方は上記でお伝えした大手ネット証券で口座開設してみてください。