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内藤証券の手数料は高い?中国株の手数料は?他社と比較して徹底解説

編集者:Money Theory編集部
内藤証券 手数料

内藤証券は中国株に力を入れており、総合証券の中でもトップクラスの知名度と実績を誇っている証券会社になります。

国内の証券会社では、No,1とも言われるほど中国株には強いです。

そんな内藤証券の手数料は高いのでしょうか?

ネット証券ではなく総合証券になるため、手数料は少し高めに設定されていることが多いですが、証券会社を選択するうえで「手数料」は必ず確認することが大切です。

この記事では、内藤証券の国内・中国株の手数料と他社との比較をご紹介します。

そもそも手数料に種類がある

株式取引には必ず手数料が発生するのですが、手数料といっても1種類だけではなく大きく分けて3種類の手数料が存在します。株式取引で発生する手数料は下記の通りです。

  1. 売買委託手数料…株式を売買するときに発生する手数料
  2. 入出金手数料…口座にお金を入金、出金するときに発生する手数料
  3. 口座管理手数料…口座を持っていることで発生する手数料

上記3種類の手数料が発生するのですが、「入出金手数料」と「口座管理手数料」は負担してくれる証券会社も多く、無料なことが多いです。

内藤証券の場合は「口座管理手数料」は無料になるですが、「入出金手数料」は発生しますので、注意してください。

そして、「売買委託手数料」は株式投資を行ううえで最も肝心な手数料になり、支払う頻度が多い手数料です。

株式を売買する度に発生する手数料なため、証券会社を選択するときは必ず「売買委託手数料」は確認しましょう。売買委託手数料は、取引方法によって手数料が変わってきますので、手数料を最小限抑えたい人は「ネット証券」で株式投資を行いましょう。

以上の手数料が株式取引では発生するのですが、株式投資を始める方は必ず抑えておきたい手数料になるため、参考にしてください。

内藤証券の手数料一覧

内藤証券の手数料についてご紹介していくのですが、内藤証券には3つの取引方法があります。

「支店取引」「コールセンター取引」「ネット取引」それぞれ手数料は別々になりますので、1つ1つご紹介していきます。

※下記の表は全て税抜き手数料になります。

支店取引の手数料

支店取引は実際に店舗に行き取引をする方法になるため、手数料は比較的高いです。

しかし、担当者と相談をしながら取引する株式を選択することができるため、「アドバイス料」と考えれば安いのかもしれません。株式初心者には「支店取引」がおすすめです。

内藤証券の支店取引の手数料は下記の通りです。

100 万円まで 約定代金の1.15%(最低手数料:2,500円)
500万円まで 約定代金の0.80%+3,500円
1,000万円まで 約定代金の0.60%+13,500円
3,000万円まで 約定代金の0.45%+28,500円
5,000万円まで 約定代金の0.25%+88,500円
1億円まで 約定代金の0.10%+163,500円
3億円まで 約定代金の0.05%+213,500円
3億円超 約定代金の0.01% +333,500円

同一銘柄、同一取引種類(売・買の別、現物・信用の別、制度信用・一般信用の別)の取引は、合算して手数料を計算されますので、注意してください。

コールセンター取引の手数料

コールセンター取引は「電話」を利用して取引する方法になり、インターネットを利用して取引することに慣れていない方におすすめです。

コールセンター取引では「成行注文」と「指値注文」の手数料が別になりますが「成行注文+500円」が指値注文になるため、下記では成行注文の手数料のみご紹介します。

50万円まで 2500円
100万円まで 4,500円
200万円まで 5,500円
300万円まで 6,500円
400万円まで 7,500円
500万円まで 8,500円
1,000万円まで 9,500円
2,000万円まで 11,500円
3,000万円まで 16,500円
4,000万円まで 21,500円
5,000万円まで 26,500円
5,000万円超 30,500円

コールセンター取引では「信用取引」も可能になるのですが、信用取引の手数料は一律「4,000円」になります。

上記の手数料は1約定ごとの手数料になるため、注意してください。

ネット取引での手数料

ネット取引はインターネットを利用して簡単に取引することができますので、店舗に行く時間がない方や株経験者などにおすすめです。

上記の取引よりも手数料は安くなりますので、手数料を抑えたい方はネット取引をしましょう。

内藤証券のネット取引には「約定ごとプラン」と「1日定額プラン」がありますので、1つ1つご紹介します。

「現物取引約定ごとプラン」の手数料

10万円まで 167円
50万円まで 381円
100万円まで 686円
150万円まで 953円
150万円超 1286円

 

「信用取引約定ごとプラン」

30万円まで 248円
3,000万円まで 448円
3,000万円超 0円

 

「現物取引1日定額プラン」

10万円まで 181円
50万円まで 410円
100万円まで 753円
以降100万円ふえる度に +400円

 

「信用取引1日定額プラン」

10万円まで 162円
50万円まで 372円
100万円まで 677円
以降100万円ふえる度に +362円

「約定ごとプラン」は取引回数が少ない方にお得な手数料プランになっており、「1日定額プラン」は1日の取引回数が多い方にお得な手数料プランになります。

投資スタイルによってお得な手数料プランが異なりますので、まずは自分の投資スタイルを考えることが大切です。

内藤証券の中国株の手数料

内藤証券は中国株に力を入れている証券会社になるため、中国株の手数料もご紹介します。

  • 香港市場:0.25%(最低50HK$)
  • 上海市場:0.50
  • 深セン市場:0.50%

内藤証券の中国株手数料は業界最安値水準になっています。

さらに、内藤証券は中国株の取扱銘柄数が魅力になっているため、希望している銘柄は内藤証券が取扱していることが多いでしょう。

総合証券で中国株を取引をする場合は、内藤証券がおすすめです。

内藤証券の手数料を他社と徹底比較

この記事では、内藤証券の手数料についてご紹介してきましたが、大切なことは他社の手数料よりも安いのか高いのかということです。

そのため、大手ネット証券「SBI証券」「楽天証券」「松井証券」の計4社で比較します。

この記事では、取引する頻度が高いネット取引の「現物取引」に絞ってご紹介していきます。

※下記の表は全て税抜き手数料になります。

証券会社名 1約定の取引金額が
5万円まで 10万円まで 20万円まで 50万円まで 100万円まで
内藤証券 167円 167円 381円 381円 686円
SBI証券 50円 90円 105円 250円 487円
楽天証券 50円 90円 105円 250円 487円
松井証券 1約定ごとの手数料プランなし。
証券会社名 1日の合計取引金額が
10万円まで 20万円まで 50万円まで 100万円まで
内藤証券 181円 410円 410円 753円
SBI証券 0円 0円 0円 477円
楽天証券 0円 0円 0円 858円
松井証券 0円 0円 0円 1000円

内藤証券のネット取引を他社と比較しますと、内藤証券の手数料は高いことが分かります。

しかし、中国株においては業界最安値水準の手数料になっているため、中国株の取引をする場合は内藤証券で取引した方がお得になるでしょう。

国内株は上記のネット証券もしくは手数料が安い証券会社で取引することをおすすめします。

中国株に投資したい方は内藤証券で口座開設しよう

この記事では、内藤証券の手数料についてご紹介してきましたが、国内株の手数料は他社よりも高いです。

約定ごとの手数料も1日定額の手数料も他社のネット証券の方が安くなりましたが、中国株の手数料は業界最安値水準になっています。

取扱している銘柄数も証券会社トップクラスの数字になっているため、中国株の取引をお考えの方は是非、内藤証券で口座開設してみてはいかがでしょうか。

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