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SBI証券はIPO投資向き!SBI証券でIPOの申し込み方法・抽選方法・必要資金を徹底解説

編集者:Money Theory編集部
SBI証券,IPO

IPO投資をしたいけど、どこの証券会社がいいのかわからない…とお悩みの方多いのではないでしょうか。そこで今回は、SBI証券でIPO投資を始める方法やIPOの基礎知識、IPO投資をやるにあたってお得なSBI証券の情報を徹底解説していきます。

もくじ
  1. 【保存版】SBI証券のIPO基本情報まとめ
  2. SBI証券でIPOを申し込む際のポイントを徹底解説
  3. SBI証券でIPOを始める前に押さえてほしい基礎知識
  4. SBI証券IPOの4つのメリットを徹底解説
  5. IPO抽選の当選確率を上げる方法をご紹介
  6. 株初心者はSBI証券でIPO投資を始めよう

【保存版】SBI証券のIPO基本情報まとめ

では、SBI証券に関するIPOの基本情報をまとめてご紹介していきます。

SBI証券の口コミ・評判まとめ!他社と比較したメリット・デメリット

SBI証券は、IPOに限らず、取扱い銘柄数・実績・人気ともに、ネット証券でナンバー1の会社です。

そのため、口座を開設しておいて損はありません。

SBI証券の大きなメリットは、「IPOチャレンジ」があることです。

IPOチャレンジとは、IPO抽選で1回はずれるごとに1ポイントもらうことができ、このポイントを貯めて狙ったIPO抽選時に使用することで、IPOチャレンジポイント枠でも申し込みができる画期的な制度です。

IPOチャレンジポイント枠とは、ポイントを多く使った人から順にIPOが当選していくシステムで、SBI証券では取り扱うIPO株の個人投資家分のうち、30%をIPOチャレンジポイント枠として用意しています。

ポイントでIPO当選に近づく他の証券会社ではないお得な制度ですので、ぜひSBI証券で口座開設をすることをおすすめします。

SBI証券の評判・メリットデメリットを知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

https://mane-toku.com/kabu/sbishoken-review/

SBI証券のIPO取扱い銘柄数はトップクラス!攻略情報

SBI証券のIPO基本情報

店頭配分 一部あり
ネット配分 40%~50%
抽選方式 35%完全抽選
15%IPOポイント
IPO取扱い数 82件(業界トップクラス)

SBI証券のIPO取扱い実績(過去5年)

2019年 82
2018年 86
2017年 86
2016年 76
2015年 82

SBI証券の手数料一覧

SBI証券の取引手数料は、1注文の約定代金に対して手数料がかかる「スタンダードプラン」と1日の約定代金合計額に対して手数料がかかる「アクティブプラン」があります。

スタンダードプラン
1回の注文金額 かかる手数料
5万円まで 50円(税込55円)
10万円まで 90円(税込99円)
20万円まで 105円(税込115円)
50万円まで 250円(税込275円)
100万円まで 487円(税込535円)
150万円まで 582円(税込640円)
3000万円まで 921円(税込1,013円)
3000万円超 973円(税込1,070円)
アクティブプラン
1日の注文合計金額 かかる手数料
50万円まで 0円
100万円まで 762円
以降100万円増毎に400円(税込440円)ずつ増加

SBI証券でお得なのは、断然「アクティブプラン」です。

アクティブプランでは1日の約定代金合計額が50万円以下の場合は手数料が現物取引でも信用取引でも無料になるため、ほとんどの方が手数料無料で取引ができます。

SBI証券でIPOを申し込む際のポイントを徹底解説

SBI証券でIPO株を買うには、IPOの抽選に申し込む必要があります。

では、具体的にどのようにIPO株に申し込むのか、丁寧に解説していきます。

具体的抑えてほしいポイントは、以下の4点です。

  1. SBI証券でIPO投資する購入Stepの確認
  2. SBI証券のIPO株購入資金が必要なタイミングの確認
  3. SBI証券のIPO投資は申し込み数を多くする
  4. SBI証券のIPOチャレンジポイントを有効活用する

それぞれ詳しくご説明していきます。

①SBI証券でIPO投資する購入Stepの確認

まず1つ目のポイントは、SBI証券でIPO投資する購入Stepの確認です。

具体的に6つのステップがあるので、ご紹介していきます。

Step①銘柄を選ぶ

SBI証券ホームページの「新規上場株式ブックビルディング/購入意思表示」画面からブックビルディングに申し込みたいIPO株を選んでください。

Step②ブックビルディングに申し込む

「新規上場株式ブックビルディング申込」画面で、希望の価格と株数を入力し申し込みます。

抽選対象になるためにIPO株の発行価格以上で申し込んでください。

希望の価格を「ストライクプライス」にすれば抽選対象になります(ストライクプライスとはどのような価格で決定しても購入意思があることを示すものです)

Step③買い付け余力を確認して入金する

買い付け余力を確認し、資金が不足していれば「国内売出価格決定日18:00」までに入金するようにしましょう。

Step④抽選の結果を確認する

抽選日になったら抽選結果を確認してください。

結果は「当選」「補欠当選」「落選」「抽選対象外」の4パターンがあります。

Step⑤購入意思を申告する

「当選」または「補欠当選」だった場合には、購入意思として「購入」または「辞退」を申告してください。

Step⑥口座残高に反映される

購入した場合には意思表示期限の翌日以降に保有証券一覧で、購入したIPO株を確認することができます。

②SBI証券のIPO株購入資金が必要なタイミングの確認

実は、IPO株を購入する際に、資金が必要なタイミングは証券会社によって異なります

SBI証券の場合は、抽選結果が出た時点で、「発行価格(公募価格)×当選株数」の買い付け分の資金が必要となります。

このタイミングで資金がある状態にできるよう、しっかりと事前に準備をしましょう。

③SBI証券のIPO投資では申し込み数を多くする

実は、証券会社によって、IPO株の申し込み株数が抽選に影響するかは異なります

そして、SBI証券では申し込み株数の多いほうが当選する確率が上がります

例えば、通常は100株で1口になるため500株を申し込めば5口、1,000株を申し込めば10口といったように、抽選回数が増えていくのです。

そのため、SBI証券でIPO株に申し込む場合には申し込み数を多くするのが当選のカギとなります。

④SBI証券のIPOチャレンジポイントを有効活用する

SBI証券の最大のメリットであるIPOチャレンジポイントは、有効活用することが大切です。

SBI証券のIPOチャレンジポイントは、IPOの抽選に外れると1ポイントが加算され、補欠当選で購入申込をしたが繰り上げ当選しなかった場合にも1ポイント加算されます。

IPOチャレンジポイントを使いたいときには、ブックビルディングを申し込むときに、何ポイント利用するかを指定するようにしましょう。

もし、IPOチャレンジポイントを利用してIPOに申し込んで外れてしまった場合には、ポイントは戻ります。

そのため、安心してIPOチャレンジポイントを貯めて積極的に利用していきましょう。

SBI証券でIPOを始める前に押さえてほしい基礎知識

SBI証券でのIPOの基本情報や押さえてほしいポイントはご理解していただけたのではないでしょうか。

しかし、そもそもIPOがどのようなものかしっかりと理解できていない方も多いかと思います。

そこでここからは、SBI証券でIPOを始める前に押さえほしいIPOの基礎知識やメリット、当選方法を上げる方法を徹底解説していきます。

知っておいたらお得な情報ばかりなので、ぜひSBI証券でIPOを始める前に読んで参考にしてください。

IPOとは?企業が新たに売り出す株のこと

IPOとは、上記でも簡単にご説明したように、企業が資金を集めるために、上場することで自社の株を一般の個人投資家に買ってもらうことを言います。

つまり、企業がIPOを行う最も大きな理由は「資金を集めること」なので、株が売れ残らないよう最初に設定する株の価格は安く設定されています。

ちなみに、この最初に設定する株の価格のことを「公募価格」と言います。

公募価格…資金を集めたい企業が、証券会社と協議して決める上場前の一時的な株価

このIPOの公募価格が安いことは、投資家にとって非常に有利なことなのです。

詳しく説明していきます。

SBI証券IPO投資の最大の魅力は「利益が簡単に出ること」

では、IPOは投資家にとってどんな利益があるのでしょうか。

IPOとは、資金を集めたい企業が上場することだとお伝えしました。

そのため、上場する企業は資金を得るのが目的ですから、株が売れ残ったら資金が調達できず困るのです。そのため、株が売れ残らないように公募価格を安く設定します。

IPO投資は、この公募価格が安いことを利用して「利益を簡単に出す」ことができます

通常、よっぽどのことがない限りIPOで売り出された株は、上場後値上がりします。

そのため、IPO投資では上場前の株を公募価格で手に入れて、市場に売り出された日に初値で売ることで利益を出すのです。

ちなみに「初値」とは何かご存知ですか?

初値…上場初日の最初につく株価のこと

初値が公募価格を下回ることはよっぽどのことがない限りありえないので、銘柄や売買のタイミングで悩む必要なく利益を出すことができるのです。

つまり、IPOは「簡単に利益が得られる方法」なのです!

SBI証券でIPOを手に入れる方法は「抽選」

IPOは投資家にとってとても魅力的だとお分かりいただけたのではないでしょうか。

では、そんな魅力的なIPOはどうしたら手に入れることができるのでしょうか。

答えは「抽選で当選すること」です。

IPO株はご説明してきた通り、簡単に稼げるとても魅力的な投資方法なので、投資家に大人気です。

そのため、手に入れるには証券会社の抽選で当選しなければならないのです。

「え、そんなの絶対あたらないでしょ」と思われた方、残念ながらその通り、なかなか当たりません。

しかし、そんなIPO株の当選確率を上げる方法は存在しますので、後程詳しくご説明していきます!

SBI証券IPOの4つのメリットを徹底解説

IPO株は「簡単に利益がでることが大きな魅力」とお伝えしましたが、具体的にどんなメリットがあるのか疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。

そこでここからは、IPOの4つのメリットを徹底解説していきます!

IPOの主なメリットは以下の4つです。

  1. 購入金額の「数倍」の利益を得ることができる
  2. 株初心者でも簡単に新規参入できる
  3. 口座が0円でもIPOに参加できる
  4. 損失リスクが小さい

では、それぞれ詳しくご説明していきます。

メリット①購入金額の「数倍」の利益を得ることができる

IPO株のメリット1つ目は、購入金額の「数倍」の利益を得られることです。

IPOも参入する企業は将来性が高いベンチャー企業が多く存在します。

特に、IT関係の企業は時代の変化に伴い、急速な成長を遂げているため、株価が何倍にも化ける可能性があります。

以下は実際に2019年に上場したIPOの上場結果です。

IPO 初値で売った場合の利益
サーバーワークス 132.2万円
Welby 128.3万円
AI inside 90万円

上記の表からもわかるように、うまくいけば100万円単位の利益が「何も考えず買って売るだけ」で手に入れることができるのです!

100万円単位とはいかなくても、ほとんどのIPO株で買い値の数倍となっているのです。

メリット②株初心者でも簡単に新規参入できる

IPOのメリット2つ目は、株初心者でも簡単に新規参入できることです。

何度もお伝えしていますが、IPOは「抽選に応募して当選したら初値で売るだけ」

で利益が得られるので、買う銘柄やタイミングを考える必要がありません。

そのため、株式投資の知識が浅い株初心者でも簡単に新規参入できるのです!

メリット③口座が0円でもIPOに参加できる

IPOのメリット3つ目は、口座が0円でもIPOに参加できることです。

「お金がなくても買えるってどういうこと?」と思いますよね(笑)

詳しくご説明していきます。

結論から申し上げますと、IPOの抽選に参加するための資金が必要ないということです。

ただし、もし抽選に当選して株を購入する場合には資金が必要なので注意してください。

抽選に参加するのに資金がいらないということはリスクもないということですから、気軽にIPOに参加することができますよね。

ただ、IPOは抽選資金を用意した方が抽選に応募できる証券会社が増えるため、当選確率も上がります。

「結局お金いるじゃん」と思われた方も多いと思いますが、銀行でただ貯金しているだけのお金があったら、ぜひIPOに投資してみるのも一つの手ではないでしょうか。

  • 10万円あれば、全体の1割のIPOに参加できる。
  • 20万円あれば、全体の5~6割のIPOに参加できる。
  • 30万円あれば、全体の8~9割のIPOに参加できる。

メリット④損失リスクが小さい

IPOのメリット4つ目は、損失リスクが小さいことです。

IPOは利益が出やすく時には買い値の「数倍」にもなるとお伝えしましたが、「じゃあ失敗したときも大きな損失を被るのでは…」と不安に思われている方も多いのではないでしょうか。

しかし、心配はいりません!IPOの損失リスクは株式投資の世界のなかでも非常に小さいと断言できます。

IPOの最も大きなリスクは不人気のIPO株を買ってしまった場合に上場後の株価が公募価格を下回ってしまう場合です。では、実際どの程度の損失が出ているのでしょう?

ここで、2019年のIPO公募割れランキングを見てみましょう。(単元株での損失)

順位 IPO銘柄 損失
1位 大英産業 -1.9万円
2位 SRE HD -1.75万円
3位 HPCシステムズ -1.2万円

公募割れランキング1位の銘柄でも-1.9万円です。

利益が出るのは数十万単位なのを考えるとかなり小さい額ですよね。

このように、そもそも損失が出る可能性が低いこと、またたとえ損失が出てしまっても損失額が低いことは、IPOの大きなメリットであると言えるでしょう。

IPO抽選の当選確率を上げる方法をご紹介

IPOは非常に魅力的な投資方法だとご理解していただけたのではないでしょうか。

しかし、魅力的な分抽選倍率も非常に高いです。

そこでここからは、IPO株の当選確率を上げる方法を3つご紹介していきます。

①資金が多い方が有利になる!IPOに必要な資金は?

IPOの当選確率を上げる方法1つ目は、資金を多く用意することです。

IPO株に抽選するには資金はいりませんが、もしIPO株に当選したら当選分の株を買う資金は必要となります。

では、どの程度資金があればいいのでしょうか?

過去の統計から、約50万円もあれば大抵のIPO銘柄は購入できると考えることができます。

同時に複数IPO抽選がある場合もあるため、資金は多ければ多いほど抽選に参加でき、当選確率を上げることができのです。

②複数の証券会社で口座を開設する

IPOの当選方法を上げる方法2つ目は、複数の証券会社で口座を開設することです。

IPO株は証券会社によって取り扱っている銘柄が異なるからです。

そのため、できるだけ多くのIPO株に当選するには、できるだけ多くの証券口座を開設するのが最も良い方法です。

のちほどIPO株に適した証券会社をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

③主幹事の証券会社の口座から応募する

IPOの当選方法を上げる方法3つ目は、主幹事の証券会社の口座から応募することです。

先程、資金は多ければ多いほどいいとお伝えしましたが、実際そこまでの資金はなかなか用意できないですよね。

そこで、効率よく当選確率を上げる方法が、主幹事の証券会社からIPOに抽選することです。

主幹事の証券会社を見つけるには Yahoo!ファイナンスの新規上場銘柄一覧「引受証券」を確認してみてください。

IPOを取り扱う証券会社と割当比率が表示されるので、この割当比率が他より高い証券会社が、そのIPOの主幹事証券会社ということです。

IPOで売り出される株数は、各証券会社によって異なるのですが、最も多くIPO株を売り出しているのが主幹事なため、そこからIPO抽選には参加すれば当選数が多い分、当選確率を上げることができるのです。

ちなみに、SBI証券は主幹事になることが非常に多い証券会社です。

株初心者はSBI証券でIPO投資を始めよう

いかがでしたでしょうか。

IPO投資は株初心者にこそおすすめの投資手法です。

特に今回ご紹介したSBI証券は、IPO株の取り扱い数やIPOチャレンジポイントなど、IPO投資をやるにあたってお得なことがたくさんあります!

また、SBI証券は日本ナンバー1の実績と人気もありますので、口座を持っていて損はありません。

ぜひSBI証券で口座開設してIPO投資を始めてみましょう!