今回は2020年10月に上場した株式会社タスキにインタビューしてみました!
株式会社タスキ概要 | |
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社名 | 株式会社タスキ |
代表取締役会長 | 村田 浩司 |
設立 | 2013年8月12日 |
資本金 | 22億54,773,845円 |
証券コード | 2987 |
上場証券取引所 | 東証グロース市場 |
所在地 | 〒107-0061 東京都港区北青山2-7-9 日昭ビル2F |
Q1.貴社の事業内容を簡単に教えてください
①IoTレジデンス事業
相続税対策ニーズのある富裕層のお客様をターゲットとして、新築投資用のIoTレジデンスの開発・一棟販売を行っております。
物件の特徴として、東京23区・駅近徒歩約5分以内という資産性の高さがあります。
②SaaS事業
不動産業者のDX化を推し進めるVaticalSaaSとして「TASUKI TECH」の開発・販売を行っております。
主要プロダクトは、土地仕入管理サービス「TASUKI TECH LAND」と、建築プラン・事業収支作成サービスの「TASUKI TECH TOUCH&PLAN」です。
Q2.貴社サービスの強みを教えてください
①IoTレジデンス
上述の通り、好立地に絞って仕入れを行っておりますので、資産性の高さが強みです。
また、相続税対策ニーズをターゲットとしてビジネスモデルですので、外部環境の変化を受けにくいというビジネスモデルの強みもございます。
②TASUKI TECH LAND
不動産デベロッパーが作った、「仕入れ営業マンが本当にほしいツール」となっています。
外出先からでも情報の閲覧が可能となり、物件・土地情報が地図上で確認できます。
用途地域や路線価なども自動取得ができ、事業判断に必要な情報がこれひとつで網羅できるようになります。
③TASUKI TECH TOUCH&PLAN
1級建築士資格を持つエンジニアが在籍しており、複雑な建築法規をプログラム実装している点に強みがあります。
LANDに登録された地図情報から、用途地域・斜線制限・天空率等を加味してプランを瞬時に生成します。
Q3.企業理念・企業目標について教えてください
当社のコーポレートミッションは、社名にもあります「タスキで世界をつなぐ」です。
人々の豊かな暮らしを実現するためのコーディネーターとしての役割を社会のハブとしてになっていきたいとの思いをこめております。
また、スローガンとして、「テクノロジーで、夢見た未来をいち早く」を掲げており、不動産テック企業として、常に独自性を追及しながら、成長を図り、先端テクノロジーの活用を強みとすることを目指しています。
Q4.貴社の福利厚生制度について教えてください
従業員数も約40名と少数精鋭で運営しておりますので、社内コミュニケーションの場を大切にしています。
部門をまたいだ社員間交流の場合には、食事代の支給があります。
社内にはフリードリンクと休憩スペースもあり、リフレッシュしながら働けるように整えています。
また、社員の自己研鑽を支援することを目的とした手当の支給もあります。
Q5.今後どのような企業に成長していきたいと思いますか?
いまだアナログな不動産業界の中で、不動産テック分野のリーディングカンパニーとして、創業当時から続くチャレンジ精神を大切に、不動産業界をデジタルでデザインしてイノベーションを起こして行くとともに、当社自身も商機を捉え成長を目指します。
また、リアルとデジタルの側面で街づくりに関わるものとして、SDGsや脱炭素への取り組みを進めてまいります。
Q6.個人投資家やサービス利用者に向けて一言お願いします
これまでIoTレジデンス事業を基盤として、高い成長を継続してまいりました。
今後はSaaS事業の成長を通じて、不動産業界全体を変革することを目指し、さらに自社の利益水準を高めていく方針です。
不動産と中心とした新たなビジネスの展開を積極的に行い、企業としても大きく成長してまいります。
今後もご注目いただけますと幸いです。