インタビュー

企業成長に期待できる企業!株式会社船場にインタビューしてみた!

編集者:Money Theory編集部
株式会社船場

今回は2017年に上場した「株式会社船場」にインタビューしてみました!

株式会社船場の会社概要
社名 株式会社 船場
SEMBA CORPORATION
代表取締役社長 八嶋 大輔
設立 1962年(昭和37年)2月
資本金  327,041千円 ※2023年2月28日現在
証券コード 6540
上場証券取引所 東京証券取引所スタンダード市場
所在地 〒105-0023
東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館 9F

貴社の事業内容を簡単に教えてください

当社は、商業施設をはじめオフィスや教育、ヘルスケア、余暇施設等の様々な空間において、調査・企画・デザイン・設計・施工・空間演出・メンテナンスまでをトータルで提供しています。

空間づくりの川上から川下まで一貫して支援できる体制を構築し、国内および海外5拠点で事業を展開しています。

1947年に陳列ケースを扱う会社として創業した後、店舗の内装や外装を手掛けるようになり、近年は商業分野の空間づくりで培った経験を活かしながら、オフィスや教育機関、宿泊施設などへと事業領域を拡大させています。

貴社サービスの強みを教えて下さい

当社は、サステナビリティと意匠性を両立させた空間づくりを強みとし、「つくる」だけでなく「つかう」や「すてる」まで含めてデザインする、資源循環型のサーキュラー・リノベーションを推進しています。

船場

人・地域社会・自然環境に配慮したデザインや資材、工法などを積極的に取り入れ、制作・施工においても、資源を無駄にしないゼロウエイストの考え方を基に、計画的に廃棄物を管理し、リユース・リサイクルを行うネットワーク構築を進めています。

デジタル分野にも力を入れており、デジタル技術の活用による働き方改革に加え、これまで培ってきた空間デザインの知見と、BIM(Building Information Modeling)を活用した新しいデジタルソリューションの提供を行っています。

また、1984年に初めて海外グループ会社を設立して以来、海外事業に注力してきました。

現在は、上海・台湾・ベトナム・シンガポール・マレーシアの5つの海外拠点を構え、これまで主力分野であった商空間とどまらず、まちづくりやミクストユース型の開発業務へも積極的に取り組んでいます。

企業理念・企業目標について教えてください

当社はミッションに「未来にやさしい空間を」、ビジョンに「Good Ethical Company 気の合うエシカルな仲間たち」を掲げています。

企業や教育機関、医療施設などが抱える悩みに向き合い、地域の社会課題を「空間づくり」によって解決することを目指しています。

空間づくりで培ってきた人への配慮や思いやりの姿勢を、地域や自然環境にまで広げ、より良い社会の構築を目指すエシカルな存在となれるよう、グループ一丸となって挑み、企業価値向上に邁進してまいります。

貴社の福利厚生制度について答えられる範囲で教えてください

当社では、社員一人ひとりの成長が会社の成長に繋がると考え、社員の働く環境を整え、チャレンジと成長をサポートしています。

研修制度や1on1制度など、社員のスキル向上に繋がる幅広い福利厚生を整備するとともに、制度改革やデジタルツールの導入、ABWを取り入れたオフィスリニューアルを通じて、 働くシーンを自由に選択できる多様な働き方を実現しています。

今後どのような企業に成長していきたいと思いますか?

そこにいる人たちがすがすがしく優しい気持ちになれるような空間を創造するため、店舗やオフィス、学校や宿泊施設などの新しい設計の在り方に本気で取り組んでいます。

物事の本質、地域の課題を見極めた空間づくりで、新たな価値を提供する企業として成長していきたいと考えております。

個人投資家やサービス利用者に向けて一言お願いします

「未来にやさしい空間を」世界中に創造していき、全てのステークホルダーの皆様に思いやりのある「Good Ethical Company」となることが我々の信じて進む道です。

人・地域社会・自然環境を思いやるエシカルデザインによって価値創造を強化し、さらにDX(デジタルトランスフォーメーション)を推し進め、新しい時代の仕事の仕方を探求してまいりますので、今後もご注目いただけますと幸いです。