BNF氏はジェイコム男と呼ばれ、一時期メディアに取り上げられていました。
ジェイコム誤発注事件で一躍有名になったBNF氏ですが、普段の投資でも凄腕の才能を発揮しており、現在の総資産額は200億円を超えると推測されています。
今回はBNF氏の投資手法について詳しく解説します。
BNF氏は投資家1年目にして、資産を約60倍増やしている天才投資家です。
しかし、手法が意外にも単純でシンプルなものとなっています。
これから株式投資を始めようと考えている人や株式投資で勝ちたいと思っている人に最適の内容なので、BNF氏の投資手法を参考にして見てください。
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BNF氏の投資手法
BNF氏の投資手法をまとめました。
BNF氏の投資手法
- 投資する期間は長期間(スイングトレード)
- 情報は楽天証券のマーケットスピードオンラインのニュースと2ch
- 日経平均先物の指数から日経平均を予測する
- 順張り・逆張り両方視野に入れている
- 逆張りトレードは移動平均線の乖離率に注目
- 予想以上に株価が下がったタイミングで損切り
BNF氏は数億円規模の利確トレードをしているので、一見難しい分析をしていると思われがちですが、情報収集や分析方法もシンプルな内容になっています。
順張りスイングトレード
BNF氏といえば逆張りスイングトレードが主流と思っている人が多くいますが、順張りトレードもしっかりおこなっています。
BNF氏の順張りトレードは連れ高を狙った戦略で、セクターごとに急騰が遅れている銘柄を順張りトレードします。
一見簡単に見える戦略ですが、BNF氏の関連銘柄を把握する情報量は膨大です。
誰にでもできる投資手法であっても圧倒的な情報量を取り入れて投資しているので、BNF氏のように稼ぐには努力が必要です。
セクターの主力株を見つける
セクターとは、主に株式相場や株式市場を分析する時に業種や発行株数・株価でグループ分けすることをいいます。
上記のグループ分けだけでなく、技術や開発などのテーマ分けするパターンもあります。
セクターごとに株価を分析する作業は一般投資家もおこなっていますが、BNF氏はセクターごとに監視している銘柄が数百を超えます。
セクターの中で急騰に出遅れている株を買う
セクター分けした銘柄が急騰している時、出遅れている株が存在し後に連れ高になるパターンがあります。
BNF氏は連れ高になる株を見つけて売買を判断しています。
連れ高銘柄は他の銘柄より出遅れているため、安値で買取り急騰したあとに高値で売ることが可能です。
重要なのはセクター分けをする銘柄選択で、BNF氏は通常700種類の銘柄を監視しています。
手法は簡単で、買うタイミングもシンプルでわかりやすくなっていますが、売買する銘柄を見つける事が難しく、BNF氏も独自にパターンを分析して手法を確立しています。
連れ高を予測する方法は独自で会得する
連れ高を予想する方法は、独自で会得するしかないとBNF氏は言及しています。
連れ高には幾つかのパターンがあり、連れ高になるタイミングで売買判断をするスキルは体感で会得するしかありません。
自分で投資経験を積み重ねて、独自開発する必要があります。
毎日銘柄リストを見て勝率を高める
BNF氏は順張りスイングトレードする銘柄を見つけるため、毎日リストアップされている銘柄を監視しています。
膨大な銘柄の株価を見ることによって、連れ高銘柄になると予想される銘柄を見つけています。
シンプルな方法ですが、労力がかなり必要な作業になっています。
BNF氏は連れ高銘柄を見つけるには株価の値動きを1日十みて会得するしかないと発言しており、BNF氏の取引手法を完全にマスターするにはある程度下積みが必要ということがわかります。
逆張りスイングトレード
BNF氏は初期投資の頃、逆張りスイングトレードで爆益を出しています。
逆張りトレードは、他の人が考えている方向と真逆の方向で売買するので、初心者が下手にトレードすると失敗してしまいます。
しかしBNF氏は投資1年目から逆張りトレードによって資産を60倍にしています。
株価の底を見極めて逆張りする
どんな下げ相場でも、下がり続ける株価はほとんどありません。
底をついているか見極めて、他の投資家がまだなにも準備していない段階で買い入れすると、相場状況が逆転した時におおきな利益を得ることができます。
移動平均線の乖離率から売買を判断する
BNF氏は株価の底を見極める方法として、移動平均線の乖離率から、売買を判断していました。
過去の25日間の平均を取った移動平均線と株価の値動きがどのくらい乖離しているか分析し、乖離が大きければ大きいほど買いチャンスと見込んでエントリーしています。
ボンリンジャーバンドを利用する
ボリンジャーバンドはテクニカル指標の一つで、株価が上昇・下落すると線が大きく湾曲し丸い形状のバンドを形成します。
上昇・下落チャートを可視化で見られるのと同時に、どのタイミングで買い入れをすれば逆張りトレードとして良いかある程度目安を付けられるのでおすすめです。
BNF氏の投資手法で損切りするタイミング
BNF氏の投資手法で損切りするタイミングは、想定していた株価より下がった場合です。
株価があがるまでまつような事はせず、損切りをして切り替えるのでBNF氏の取引は損小利大トレードを体現しています。
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想定していた株価より下がった場合損切りする
まず損切りタイミングを正確にはかるには、株価が予想通りに行かなかった場合どこまで下がるのか予想する必要があります。
買い入れした後に株価が素直に上昇すれば勝てると判断できますが、株価の値動きが上下してしまうと損切りするかしないか迷ってしまいます。
損切りする時は、トレードした内容では儲ける事ができない可能性が高いと思った時に決断します。
BNF氏は下がる地点もある程度予想して買い入れを入れているので、株価の値動きに損切りを左右される事無く機械的に資金運用を勧めています。
損小利大の考え方が重要
損切りは損失を小さく抑える為の方法です。
損切りをすると資金はマイナスになりますが、次のトレードチャンスにチャレンジ可能であったりより多くの資金を失わなかったりするメリットがあります。
損小利大という投資の格言がありますが、BNF氏の損切り設定はまさに損小利大トレードとなっています。
BNF氏が監視する銘柄数と保有銘柄の数
BNF氏の保有銘柄数と監視銘柄数は以下の通りです。
BNF氏の保有銘柄数と監視銘柄数
- 保有銘柄数30~70
- 監視銘柄数600~700
監視銘柄の数が700もあるというのは、かなり研究熱心な人じゃないと監視することはできません。
BNF氏は投資の天才といわれていますが、見えない所で努力しているということがわかります。
監視銘柄の多さが利益を上げる秘訣
監視銘柄の多さはBNF氏の利益を上げる秘訣の1種になっています。
監視銘柄が多いと、相場全体を把握することも可能で順張り・逆張りにも対応できます。
BNF氏は取引手法より情報収集のほうが利益をだす強さになっています。
BNF氏の投資手法は情報収取と損切りタイミングが重要
BNF氏の投資手法を説明していきましたが、重要なのは情報収集と損切りタイミングです。
投資手法の考え方はシンプルで、投資初心者でもなんとなく理解できます。
しかし、手法を裏付ける情報収集が膨大で、普通の投資家がやると途中で挫折してしまいそうな情報量となっています。
BNF氏の投資手法を完コピしても意味がない
BNF氏の投資手法は、概要を完コピしても勝つことには繋がりません。
順張り・逆張りトレード方法をわかった上で、根拠のある取引が必要となってきます。