株式投資で利益を上げるためには支出を減らすことが大切になり、証券会社によって取引にかかる手数料は変わってきます。
株式取引には必ず手数料がかかるため、手数料が安いに越したことはありません。
そこで今回は、ネット証券の中でも人気がある「楽天証券」の手数料についてご紹介します!
楽天証券と他社の手数料も比較しておりますので、証券会社の口座開設をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
また、楽天証券の口コミ・評判、メリットデメリットを知りたい方は、ぜひこちらの記事も参考にしてください。
https://mane-toku.com/kabu/rakutenshoken-review/
そもそも手数料には種類があることを理解しよう
株式投資には「取引手数料」がかかるのですが、取引手数料といっても1種類だけではありません。取引手数料は大きく3つに分けることが出来ます。
- 売買委託手数料…株を売買するときにかかる手数料で株式投資行うなかで、最もかかってくる手数料
- 入出金手数料…口座にお金を入金、出金するときにかかる手数料
- 口座管理料…口座を持っていることでかかる手数料
さらに、取引手数料は証券会社によって異なり、総合証券とネット証券では大きく違いがあります。
特に「売買委託手数料」には大きな違いがあり、総合証券の場合は最低2,000〜3,000円、ネット証券の場合は最低100円以下になるので、売買委託手数料はネット証券の方が安い傾向にあります。
さらに、ネット証券では「口座管理料」が無料なことが多いため、株式投資の利益を少しでも上げることに繋がります。
【保存版】株式投資における楽天証券の手数料一覧
楽天証券は、大手通販サイト「楽天」が運営している証券会社になり、ネット証券の中では人気のある証券会社になっております。
さらに、手数料に「楽天ポイント」が付与されるサービスもあり、貯まったポイントで投資をすることも可能です。
そんな楽天証券の手数料には、
- 1注文の約定代金に対して手数料がかかる「超割コース」
- 1日の約定合計代金に対して手数料がかかる「いちにち定額コース」
があります。
そして、現物取引と信用取引もありますので、楽天証券の手数料コースは大きく4つあるということになります。
現物取引「超割コース」の手数料
1回の注文金額 | かかる手数料 |
---|---|
5万円まで | 50円(税込55円) |
10万円まで | 90円(税込99円) |
20万円まで | 105円(税込115円) |
50万円まで | 250円(税込275円) |
100万円まで | 487円(税込535円) |
150万円まで | 582円(税込640円) |
3000万円まで | 921円(税込1,013円) |
3000万円超 | 973円(税込1,070円) |
現物取引の「超割コース」では、最低手数料が「税込55円」になっており、小額の注文に見合った手数料を用意されているため、小額の注文をお考えの方でも安心です。
さらに、1注文の約定代金が3,000万円を超えたときは「税込1,070円」の定額になりますので、高額の注文をする際にも金額は変わりません。
現物取引「いちにち定額コース」の手数料
1日の注文合計金額 | かかる手数料 |
---|---|
50万円まで | 0円 |
100万円まで | 858円(税込943円) |
200万円まで | 2,000円(税込2,200円) |
300万円まで | 3,000円(税込3,300円) |
以降100万円増毎に:1,000円(税込1,100円) |
現物取引「いちにち定額コース」では、1日の約定合計代金が50万円以下の場合は、手数料が0円になります。
そのため、1日の注文回数が多い方には「いちにち定額コース」の方が手数料がお得になります。
しかし、現物取引と信用取引を合算した1日の合計取引金額で取引手数料が決まりますので、注意してください。
信用取引「超割コース」の手数料
1回の注文金額 | かかる手数料 |
---|---|
10万円まで | 90円(税込99円) |
20万円まで | 135円(税込148円) |
50万円まで | 180円(税込198円) |
50万円超 | 350円(税込385円) |
「超割コース」でも、現物取引と信用取引では手数料が変わってきます。
信用取引の「超割コース」では、50万円を超える注文の際には、手数料は税込385円の定額になりますので、高額な注文でも手数料は変わりません。
信用取引「いちにち定額コース」の手数料
1日の注文合計金額 | かかる手数料 |
---|---|
50万円まで | 0円 |
100万円まで | 477円(税込524円) |
200万円まで | 2,000円(税込2,200円) |
300万円まで | |
以降100万円増毎に:1,000円(税込1,100円)ずつ増加 |
「いちにち定額コース」は、現物取引でも信用取引でも手数料は変わりません。
現物取引の「いちにち定額コース」同様に、1日の約定合計代金が50万円以下の場合は、手数料が0円になり、300万円以降100万円毎に「税込1,100円」がかかります。
「いちにち定額コース」は、1日の注文回数が多い方におすすめです。
楽天証券の手数料が安いのは国内株だけではない!
楽天証券の手数料が安いのは、国内株だけではありません。
「ETF」や「外国株」の手数料も非常に安いです。
「ETF」の売買手数料は、現物取引でも信用取引でも「0円」になります。
他のネット証券の場合は、通常の売買取引と同様の手数料がかかることが多いのですが、楽天証券では無料になるため、「ETF」をする際にも楽天証券がお得になるのです。
対象になっている銘柄数も「103名柄」ありますので、満足いく資産運用を行うことができるでしょう。
外国株は取引する国によって手数料が異なるのですが、どの国の取引でも業界最安値水準の手数料になっております。
外国株の手数料は下記の通りです。
『米国株式』
1回の取引につき:0.495%(最低手数料0米ドル、手数料上限22米ドル)
『中国株式』
10万円まで | 500円(税込550円) |
---|---|
10万〜100万まで | 約定代金の0.55% |
100万超 | 5,000円(税込5,500円) |
楽天証券は、国内株も外国株でも手数料が安いということです!
手数料が安いネット証券で口座開設したい方は、楽天証券がおすすめです!
楽天証券以外に手数料が安い証券会社は?証券会社の手数料を徹底比較
楽天証券以外にも、手数料が安いネット証券はあるのでしょうか?
証券会社の手数料を徹底比較してご紹介していきます。
国内現物手数料(1注文の約定代金ごと)を徹底比較
証券会社名 | 1回の注文金額が | ||||
---|---|---|---|---|---|
5万円まで | 10万円まで | 20万円まで | 50万円まで | 100万円まで | |
楽天証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 |
SBI証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 |
マネックス証券 | ー円 | 110円 | 198円 | 495円 | 1000円 |
松井証券 | 1注文の約定代金毎の手数料プランはありません | ||||
岡三オンライン証券 | ー円 | 108円 | 220円 | 385円 | 660円 |
楽天証券と他社のネット証券の手数料を比較しましたが、楽天証券の手数料は業界最安値水準になっております。
SBI証券とは、手数料が同じですが、外国株やETFの手数料のことを考えると、楽天証券の方が安くなるでしょう。
さらに、楽天証券は10万円までの手数料ではなく、5万までの手数料も設定してくれておりますので、小額の取引でも損をしません。
国内現物手数料(1日約定代金合計ごと定額手数料)を徹底比較
証券会社名 | 1日の注文合計金額が | ||||
---|---|---|---|---|---|
5万円まで | 10万円まで | 20万円まで | 50万円まで | 100万円まで | |
楽天証券 | ー円 | 0円 | 0円 | 0円 | 943円 |
楽天証券 | ー円 | 0円 | 0円 | 0円 | 524円 |
マネックス証券 | 1日に何回取引をしても2,750円 | ||||
松井証券 | ー円 | 0円 | 0円 | 0円 | 1100円 |
岡三オンライン証券 | ー円 | 0円 | 0円 | 0円 | 880円 |
楽天証券以外のネット証券でも、1日の約定代金合計額が50万円以下の場合は手数料が0円の事が多いです。
100万円までの手数料を比較しますとSBI証券が最も安くなりますが、取引手数料全体で見ると、楽天証券の方がお得になるでしょう。
国内現物取引以外の株式投資もお考えの方は、楽天証券をおすすめします。
手数料がとにかく安い!楽天証券でお得に株式投資を始めよう
この記事では、楽天証券の手数料についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
楽天証券は、とにかく手数料が安いです。国内株を含め、ETF、外国株の手数料も安いため、分散投資をお考えの方にはぴったりな証券会社になっております。
株式投資で利益を上げるためには、少しでも手数料を少なくすることが大切になりますので、是非楽天証券で口座開設をしてみてはいかがでしょうか。