「りそな銀行のNISAの評判が知りたい」
「どんな商品が売られているの?」
りそな銀行ではNISAを始めることができるため、気になっている人は多いはずです。
NISAは始める金融機関によって商品に差があるため、始める前にどの金融機関で投資をするか確認する必要があります。
この記事ではりそな銀行のつみたてNISAの評判とメリットデメリットを解説して、おすすめの商品も紹介していきます。
株初心者にNISAはおすすめ!非課税の仕組みやNISAのメリットを徹底解説
りそな銀行のつみたてNISAの評判は?
りそな銀行のつみたてNISAに関する口コミ評判は賛否両論です。
以下にいくつか実際に寄せられた口コミ評判を紹介します。
30代女性の口コミ
りそな銀行の口座を持っていたため、1度窓口に行って話を聞きました。
積立NISAの仕組みや証券口座を開設するメリットを親切に教えてもらえたため、そのまま始めることにしました。
店舗でNISAの相談ができるので、投資初心者の私でも安心して始めようと思いました。
しかし、その後の口座開設や登録にとても時間がかかったのが残念です。
40代男性の口コミ
ネット証券に比べて、圧倒的に選べる商品の数が少ないです。
銀行のNISAは積立目的で利用することが多いとは理解していますが、それでも4種類しかないのは今後続けていくうえで不安です。
20年間続けていくものなので、どうせならもう少し使い勝手がいい金融機関で始めようと思います。
信託報酬も特に安いわけではないので、わざわざりそなでNISAを開設する必要はないと思います。
20代女性の口コミ
元々りそなの口座を持っていたので、りそなでのNISA口座を開設しました。
アプリの使い勝手が良く、初心者の私でも使いやすいです。
商品が少ないとは言われましたが、投資初心者の私は多くても選べないので、絞ってくれていて逆にありがたいと思いました。
りそな銀行のつみたてNISAを選ぶメリット
りそな銀行のつみたてNISAを選ぶメリットは、次の3つです。
- 店舗で直接話が聞ける
- ポイントが貯められる
- 手数料がかからない
評判ではわざわざ選ぶ必要はないという声もありましたが、りそな銀行のNISAは銀行が運営しているため安心感があります。
対面で直接話を聞けるので、ネット上で登録するよりも信頼でき、人気があります。
以下にそれぞれのメリットを解説していきます。
店舗で直接話を聞ける
りそな銀行のメリットは、店舗で直接話を聞けることです。
メガバンクのように全国どこでも、というわけではありませんが、地域によっては店舗があるため直接店舗でNISAについて話を聞けます。
投資初心者の人は、りそな銀行に別の用事で訪問したらNISAを勧められて始めた人もいます。
直接話が聞けるので具体的な商品の説明や運用方法について質問できます。
他にも細かなことをその場で聞けるので、信頼度も高いです。
ポイントが貯められる
購入時ポイント利用 | なし |
---|---|
購入時ポイント還元 | 1万円以上購入で月最大5ポイント |
保有時ポイント還元 | 月末残高30万以上300万未満月20ポイント (年率0.008%〜0.08%) |
りそな銀行ではりそなクラブというポイントサービスがあり、NISAを始めるとポイントを貯めることができます。
他の都市銀行にはほとんどポイントサービスがないため、NISAをお得に運用できます。
しかし、ポイント自体はそれほど多くたまらないので、NISAで貯める目的ではなく、運用していたらついでにたまる感覚でポイントを貯めると良いです。
手数料がかからない
りそな銀行のつみたてNISAは手数料が無料です。
つみたてNISAは金融庁が指定した商品しか売買できない上に、手数料は一律で無料になっています。
そのためりそな銀行でNISAを始める場合、手数料を気にせずに始めることができます。
安定して利益を出し続けやすいので、無駄な出費を減らしたい人はおすすめです。
りそな銀行のつみたてNISAを選ぶデメリット
りそな銀行のつみたてNISAを選ぶデメリットは次の2つです。
- ファンドが少ない
- 開設手続きが面倒
りそな銀行のつみたてNISAはメリットもありますが、デメリットもあります。
特に投資経験がある人や、これから投資を長く続けていきたいと思っている人はデメリットが大きくなる可能性があるので注意しましょう。
以下にそれぞれ解説します。
ファンドが少ない
りそな銀行のNISAはファンドが4種類しかないため、投資の幅が狭くなっています。
ネット証券のSBI証券や楽天証券であれば151種類と豊富な商品から選ぶことができるため、非常に選択肢が少ないです。
商品名 | 投資対象 | 信託報酬 | 純資産総額 |
---|---|---|---|
つみたてバランスファンド | バランス型 | 0.2145% | 216.17億円 |
Smart-i 日経225 | 国内株式 | 0.187% | 38.91億円 |
Smart-i 先進国株式 | 先進国株式 | 0.22% | 188.26億円 |
Smart-i 新興国株式 | 先進国株式 | 0.374% | 28.68億円 |
4種類のファンドの信託報酬は高くはありませんが、特別安いわけでもありません。
他のネット証券では0.1%付近の信託報酬があるところも多いので、そちらを利用した方がお得になるケースが多いです。
りそな銀行のNISAはファンド数が少なく、そのうえ信託報酬も特別安くないため、直接話を聞きたい人やすでにりそなの口座を持っている人以外がわざわざりそなで始める必要はありません。
アクティブファンドがないのは初心者向け
りそな銀行の4種類のファンドには、アクティブファンドがないため初心者向けです。
投資信託はアクティブファンドとインデックスファンドに分類でき、アクティブファンドはインデックスファンドよりもハイリスク・ハイリターンです。
インデックスファンドは低コストで安定した利益を出すことを目的としているため、損失を出す余計な費用をかけずに投資ができます。
りそな銀行には4種類のインデックスファンドしかないため、投資初心者が無駄に高コストの商品を購入する心配がありません。
そもそも商品を絞られているのは、投資初心者にとってはありがたい要素です。
開設手続きが面倒
りそな銀行のつみたてNISA口座開設には、時間がかかり手続きが面倒だと言われています。
NISAの説明に1時間、その後の書類提出から審査に2時間ほどかかったという人もいるくらいなので、時間にゆとりがない人は口座開設しづらいです。
ただし、郵送でも口座開設は可能なので、時間がない場合は郵送で対応する方法もあります。
りそな銀行の口座開設には、マイナンバーカードや印鑑が必要なので、店舗で直接口座開設をしてもらう場合は事前に準備しておきましょう。
口座開設の流れは後半で解説します。
NISA口座は複数開設できる?複数申し込み時の対応とNISA口座の変更手続きを解説
りそな銀行のつみたてNISAおすすめ商品
りそな銀行のNISA商品は4種類ですが、特におすすめの商品は「Smart-i 先進国株式インデックス」です。
ファンド名 | smart-i先進国株式インデックス |
---|---|
設定日 | 2017/08/29 |
商品種別 | インデックス投信 |
資産クラス | 先進国株式 |
対象インデックス | MSCI コクサイ・インデックス |
信託報酬 | 0.22% |
購入手数料 | 0% |
信託財産留保額 | 0% |
純資産総額(2022年4月4日) | 188億円 |
Smart-i 先進国株式インデックスは先進国株式へ投資できるファンドです。
先進国の株式は世界の株式の80%なので、世界株式のほとんどをカバーできます。
また先進国株式は新興国株式に比べて投資リスクが低く暴落しづらいので、リスクを抑えて投資が可能です。
また日本国内の株式を対象にする「Smart-i 日経225インデックス」は今後の少子化を考えると20年間保有するのは難しいです。
先進国インデックス以外に合わせて購入する場合、新興国インデックスと組み合わせることをおすすめします。
NISAはデメリットが多い?メリットとデメリットから利用すべき人を解説
りそな銀行のNISA口座開設の流れ
りそな銀行のNISA口座開設には時間がかかると前述しましたが、事前に流れを理解して準備しておけば比較的楽に開設できます。
りそな銀行でNISAを開設する場合、次の流れになります。
- NISA口座と投資信託口座を開設する
- 税務署に確認
- NISA口座開設完了
以下にそれぞれ開設していきます。
NISA口座と投資信託口座を開設する
まずはNISA口座と投資信託口座を開設します。
NISAを始めるためには、通常の普通予定口座に加えて、NISA口座と投資信託口座を開設する必要があります。
口座開設時には、次の書類を提出する必要があります。
- マイナンバーカード(顔写真付のカード)
- 普通預金の口座番号がわかる通帳またはキャッシュカード
- 印鑑
- マイナンバーカードがない場合本人確認書類
普通預金口座を持っていない場合は、同時に作成する必要があるので、時間がかかる可能性があります。
NISAを始めようと決めた場合は上記書類を準備しておけばスムーズに開設手続きが可能です。
税務署に確認
NISA口座は申し込めばすぐに作成できるわけではなく、一度税務署に書類提出する必要があります。
税務署への提出はりそな銀行の社員が行ってくれるので特に何かする必要はありませんが、審査が通るまでに約3週間~1か月ほどかかります。
NISAは非課税制度のため、税務署によって口座の重複がないかを確認する必要があり、重複していた場合は先に申請された口座で口座開設されることになります。
NISA口座は一人1口座までしか開設できないので、他の金融機関にも提出している場合は必要ない口座は連絡して開設停止してもらいましょう。
NISA口座開設完了
税務署の審査が終われば、NISA口座の開設完了です。
NISA口座開設完了通知が届き、りそな銀行のNISAファンドが購入できるようになります。
NISA口座が開設できれば、店舗で直接NISAの商品について相談することも可能です。
初めてNISAを利用する人は、積極的に相談すると良いでしょう。
NISA口座で投資信託の買うのは損?投資信託を購入するメリットとデメリットを解説
りそな銀行のつみたてNISAは投資初心者におすすめ
りそな銀行のつみたてNISAはすべてインデックスファンドのため、投資初心者におすすめです。
4種類とファンド数が少ないことは今後投資の幅を広げていく人には物足りなく感じるかもしれませんが、まったく投資を知らない人にとっては選びやすくなっています。
おすすめの商品はsmart-i先進国インデックスで、リスクを抑えつつ長期的な資産形成が可能なファンドです。
りそな銀行の口座を持っている人はポイント還元もあるので、NISAを始めようと思ってた人はぜひ申し込みしましょう。