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【2024年最新】ネット証券の手数料を比較!株取引の売買手数料や一番安いネット証券を解説

編集者:Money Theory編集部
【2024年最新】ネット証券の手数料を比較!株取引の売買手数料や一番安いネット証券を解説

「株式投資を始めたい」と思った時に最初の分岐点となるのが「どの証券会社を選ぶか」です。

今や証券会社は50社以上あり、それぞれ強みと弱みがあります。そのため、特に株初心者の方は、自分に合った証券会社で口座を開くことが、成功につながります。

また、証券会社を選ぶうえで最も大切なのが「手数料」です。手数料は取引をする際に必ずかかる必要経費なので、自分の投資スタイルで最も安くなる証券会社を選ぶ必要があります。

そこで今回は、証券会社のなかでもネット証券に焦点を当て、手数料の観点から見ていきます。

2024年最新】ネット証券おすすめランキング!初心者におすすめの証券会社を徹底比較

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【2024年最新版】ネット証券の手数料を比較

監修者
國弘泰治
國弘泰治さん

経歴
MBA・FPオフィスALIVE代表
2011年4月大手流通企業入社するも3か月で退社する
2011年3月実家の酒造会社で販売部門へ入社し店長となる
2014年9月酒造会社を退職し、福岡の投資マンション販売企業に入社し、1年半で退職する。
その後フリーターをしながら、FP資格を取得し、2017年10月にFPオフィスALIVEを開業し、2021年4月に事務所名がMBA・FPオフィスALIVEとなり、現在に至る。

取得資格
資格:MBA(経営学修士:2011年)、2級ファイナンシャルプランニング技能士、AFP(日本FP協会)、日本学生支援機構認定スカラシップアドバイザー
ホームページ:https://fp-office-alive.amebaownd.com/

ネット証券の現物株取引で発生する取引手数料を比較した表は下記の通りです。

※主要ネット証券(口座開設数上位5社)とその他のネット証券で表を分けています。

会社名 SBI証券 auカブコム証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券
(1注文)
約定代金5万円
55円 55円 110円 55円
(1注文)
約定代金10万円
99円 99円 110円 99円
(1注文)
約定代金100万円
535円 535円 成行:1,100円
指値:1,650円
535円
(1注文)
約定代金150万円
640円 1,732円 成行:約定金額の0.11%
指値:約定金額の0.165
640円
会社名 SBI証券 auカブコム証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券
1日の約定代金合計
5万円
0円 0円 0円 550円 0円
1日の約定代金合計
10万円
0円 0円 0円 550円 0円
1日の約定代金合計
100万円
0円 0円 1,100円 550円 468円
1日の約定代金合計
200万円
1,238円 2,200円 2,200 300万円毎に2,750円 886円
1日の約定代金合計
300万円
1,691円 3,300円 3,300円 300万円毎に2,750円 886円

※表示されている金額は税込み価格です

松井証券では25歳以下の現物取引で発生する売買手数料は無料で提示されており、SBI証券は20~25歳の場合、売買手数料を全額キャッシュバックされます。

主要ネット証券5社の手数料を比較すると、SBI証券の手数料が総合的に安いことが分かります。

次に主要ネット証券以外の手数料をまとめた表を見ていきましょう。

会社名 GMOクリック証券 LINE証券 paypay証券 SBIネオトレード SBIネオモバイル DMM株
(1注文)
約定代金5万円
50円 55円 基準価格に0.5%
乗じた価格
50円 月額200円~ 55円
(1注文)
約定代金10万円
90円 99円 基準価格に0.5%
乗じた価格
88円 月額200円~ 88円
(1注文)
約定代金100万円
460円 535円 基準価格に0.5%
乗じた価格
374円 月額200円~ 374円
(1注文)
約定代金150万円
550円 640円 基準価格に0.5%
乗じた価格
440円 月額200円~ 440円
会社名 GMOクリック証券 LINE証券 paypay証券 SBIネオトレード SBIネオモバイル DMM株
1日の約定代金合計
5万円
0円 0円
1日の約定代金合計
10万円
0円 0円
1日の約定代金合計
100万円
0円 0円
1日の約定代金合計
200万円
1,238円 1,100円
1日の約定代金合計
300万円
1,691円 1,540円

1株や少額投資をメインにしているLINE証券やPayPay証券・SBIネオモバイル証券は、少額投資者向けの手数料サービスを行っています。

またGMOクリック証券やSBIネオトレード証券・DMM株は主要ネット証券の手数料に負けない安さを提示しています。

単元未満株で手数料負けしない証券会社を徹底比較

ネット証券の取引手数料比較ランキング

様々な取引手数料の観点から、取引手数料を比較してランキング形式にまとめました。

取引目的によって取引コストを抑えられるネット証券は異なるので、特徴をしっかり捉えて相性が良いかチェックしておきましょう。

1位.SBI証券

SBI証券
総合★★★★★ 4.5
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 99円 275円 535円
1日定額制 0円 0円 0円

キャンペーン
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SBI証券の取引手数料の魅力
  • 100万円までの約定なら取引手数料0円!
  • 20~25歳まで現物取引の手数料が0円
  • 1株取引”S株”の買付手数料が無料

SBI証券は全体的にサービスレベルがトップクラスで、取引手数料も低い価格で提示しています。

1日定額プランを利用すると、現物取引の手数料が100万円以内の約定で無料になるのは魅力的です。

また20~25歳までの人は、現物取引の手数料が無料になるので投資を始めるか検討している学生は必見です。

1株取引でも買付手数料を無料にするなど、投資家ファーストの手数料価格になっているので、これから投資を始めるぞ!という人は口座開設を検討してみてください。

投資を始めたい人必見!
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2位.楽天証券

楽天証券
総合★★★★★ 4.5
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 99円 275円 535円
1日定額制 0円 0円 0円
0コース(信用取引込) 0円 0円 0円

キャンペーン
米国株取引手数料(実質)無料プログラム 投信積立での楽天キャッシュ決済開始記念キャンペーン
楽天証券の取引手数料の魅力
  • 100万円までの約定なら取引手数料0円!
  • 投資信託の買付にかかる手数料が無料
  • ETFの手数料が0円(163銘柄)

楽天証券は楽天グループが運営している大手ネット証券で、投資初心者から上級者まで満足できる手数料設定をしています。

100万円までの約定は定額プランに入る事によって取引手数料が無料になります。

また大口取引する人も大口優遇コースに入るとコストをしっかり抑えた運用が可能です。

多くの若手投資家達から注目を集めているETFの手数料も無料で設定されているので、ETF投資を考えている人は、口座開設を検討してみてください。

投資を始めたい人必見!

3位.auカブコム証券

auカブコム証券
総合★★★★★ 4.0
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 99円 275円 535円
1日定額制 0円 0円 0円

キャンペーン
Twitterフォロー&リツイートキャンペーン 国内現物株式手数料全額キャッシュバックキャンペーン
auカブコム証券の魅力
  • Pontaポイントを投資信託・プチ株で利用できる!
  • auじぶん銀行の円普通預金金利を最大200倍にできる!
  • オリジナルの手数料制度を搭載!

auカブコム証券はMUFGグループ×KDDIのネット証券会社で、高い信頼性とPontaポイントを使った投資サービスが人気を得ています。

auカブコム証券は取引手数料が業界大手ネット証券会社と同じで、更にオリジナル手数料割引制度を提供しています。

50歳以上の人・auユーザーの人・NISA口座を開設した人は特別割引制度を利用することができるので、コストを抑えて投資を始めたい人は必見です。

また少額投資できる”プチ株”はNISA口座に対応しているので、自分の目標に合わせてゆっくり積立投資を行うことができます。

投資を始めたい人必見!
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4位.GMOクリック証券

GMOクリック証券
総合★★★★★ 3.5
NISA
積立NISA
×
IPO
×
米国株
×
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 90円 260円 460円
1日定額制 0円 0円 0円

キャンペーン
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GMOクリック証券の取引手数料の魅力
  • 100万円まで手数料0円
  • 1注文毎の約定で取引手数料が安い!
  • FXやCFDといった金融商品も充実

GMOクリック証券は、株の取引手数料が大手ネット証券に引けを取らない安さで提示しています。

株取引だけでなく、FX・CFDのスプレッドも低めで設定しているので投資全般コストを抑えて運用できます。

株式投資だけでなく他の投資にも興味がある人におすすめなので、口座開設を検討してみてください。

投資を始めたい人必見!
GMOクリック証券

4位.moomoo証券

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moomoo証券では、取引手数料0円で日本株に投資できます。

また業界唯一*リアルタイム株価を反映したデモ取引が可能な証券会社になるため、実際の取引とほとんど変わらない状態でデモ取引ができます。

リアルな投資体験をしてみたい初心者から、より実践を想定したシミュレーションができるツールを求める上級者にもおすすめできます。

四季報や過去20年分の財務情報といった投資データや・チャート予測ツールなどを備えているので、スマホ片手にプロ級の銘柄分析が可能。

さらにmoomoo証券では、“投資の神様”と言われているウォーレン・バフェット氏をはじめとする、多くの機関投資家のポートフォリオを一目でチェックできるようになるのも特徴の一つ。

有名な機関投資家の売買動向(保有銘柄、運用状況、保有比率の変化等)を簡単に追えるため、自身の投資にも活かしやすいです。

moomoo証券の口コミ・評判はどう?メリット・デメリットや手数料も解説

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ネット証券の各サービスの取引手数料を比較

ネット証券の各種サービスで発生する取引手数料を比較しました。

  • 信用取引
  • 米国株
  • 1株

主要ネット証券はもちろん、主要ネット証券以外の証券会社の手数料も詳しく解説しているので必見です。

気になるサービスの手数料を確認して、一番コスパの良いネット証券で口座開設しましょう。

株初心者におすすめのネット証券ランキング!証券会社選びの4つのポイントもご紹介

信用取引の取引手数料

各ネット証券会社の信用取引でかかる取引手数料を比較しました。

まず主要ネット証券の信用取引でかかる取引手数料を見ましょう。

会社名 SBI証券 auカブコム証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券
(1注文)
約定代金5万円
99円 99円 0円 99円 99円
(1注文)
約定代金10万円
148円 198円 0円 198円 198円
(1注文)
約定代金100万円
385円 385円 1,100円 385円 385円

主要ネット証券で信用取引の取引手数料をみると100万円以上の約定がある人は、SBI証券・auカブコム証券・楽天証券が取引コストを抑えられます。

また25歳以下の場合は松井証券が手数料を無料にしているのでお得です。

次に主要ネット証券以外のネット証券の信用取引手数料を比較した表を見ていきましょう。

会社名 GMOクリック証券 LINE証券 paypay証券 SBIネオトレード SBIネオモバイル DMM株
1日の約定代金合計
5万円
97円 0円 0円 88円
1日の約定代金合計
10万円
97円 0円 0円 88円
1日の約定代金合計
100万円
264円 0円 0円 88円

LINE証券・SBIネオトレード証券では信用取引の取引手数料を無料に設定しています。

またGMOクリック証券も主要ネット証券に比べて低めに設定しています。

DMM株は300万円以上の約定の場合0円で提供しているので、大口投資する人に向いています。

信用取引の手数料を総合的に見ると、主要ネット証券よりその他の証券会社で取引する方が運用コストを抑えられます。

信用取引はやめとけと言われている理由は?株式初心者が知っておくべきデメリット7選

米国株の取引手数料

各ネット証券の米国株にかかる取引手数料を比較しました。

まずは主要ネット証券の取引手数料から見ていきましょう。

会社名 SBI証券 auカブコム証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券
取引手数料 約定代金 × 0.495 % 約定代金 × 0.495 % 約定代金の0.495% 約定代金の0.495% 約定代金の0.495%

主要ネット証券では、元々SBI証券・楽天証券・マネックス証券のみ米国株を取り扱っていましたが、2023年現在はauカブコム証券・松井証券にも米国株の取扱があります。

米国株に対して発生する取引手数料はすべて一律になっています。

次に主要ネット証券以外のネット証券の手数料を見ていきましょう。

会社名 GMOクリック証券 LINE証券 paypay証券 SBIネオトレード SBIネオモバ DMM株
取引手数料 0円

DMM株以外の証券会社は、米国株を取り扱っていません。

DMM株は米国株式の取引手数料を約定代金に関わらず一律0円に設定されており、主要ネット証券会社より安いことが分かります。

米国株式の個別銘柄で運用を始めたい上で、取引コストをなるべく抑えたい人はDMM株がおすすめです。

米国株投資におすすめ証券会社を厳選!徹底紹介&比較

1株投資での取引手数料

1株投資サービスを提供しているネット証券会社の取引手数料を比較してみました。

会社名 SBI証券 auカブコム証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券
取引手数料 買付:無料
売却:約定代金の0.55%
9000円以下:52円 買付:無料
売却:約定代金の0.55%

主要ネット証券では、松井証券・楽天証券以外1株の買付サービスを提供しています。

全体的に取引手数料は一律で、買付を無料にしている所がほとんどです。

次に主要ネット証券以外の証券会社の1株取引手数料を見ていきましょう。

会社名 GMOクリック証券 LINE証券 paypay証券 SBIネオトレード SBIネオモバイル DMM株
取引手数料 1,100円 1注文の株式約定代金×0.2% 「基準価格」に0.5%を乗じた価格 月額220円~ 0円

LINE証券は1株銘柄にグループが存在し、グループAに属している銘柄のみ0.2%となっています。

またSBIネオモバイルは月額制で、何回取引しても1ヶ月の約定代金が50万円以下の場合220円に取引手数料を抑えられます。

1株投資は利益が少なく、手数料が高ければ手数料負けによって損失が発生してしまいます。

買付手数料を無料にしている所などを選んで、利益効率の良い証券会社を選びましょう。

1株から買える銘柄!1株1,000円以下で買えるおすすめ銘柄や購入時の注意点を解説

ネット証券と店舗型証券の手数料はどちらがお得?

そもそも証券会社は大きく2つに分類することが可能です。

ネット証券の種類
  • ネット証券…インターネット上で株の売買注文を出すことができる証券会社
  • 店舗型証券…顧客対応窓口が設けられている店舗がある証券会社のこと

株式投資の取引手数料が安いのは「ネット証券」です。

株式投資の取引手数料が安いのは「ネット証券」です。

ネット証券と総合証券の最も大きな違いは、プロからのコンサルティングを受けられるか受けられないかです。

ネット証券はすべて自己責任でやらなければならないため手数料が安く、総合証券はプロからのコンサルティングを受けられるため手数料が高く設定されています。

その他の具体的なネット証券と総合証券の違いを以下の表にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

ネット証券 店舗型証券
取引手数料 安い 高い
プロからのアドバイス なし あり
投資の情報
  • 銘柄検索ツールと株式投資の基礎情報が充実
  • 豊富で多種多様
  • 専属アナリストのレポートも読むことが可能
IPO
  • 機関投資家向け配分が多い
  • 取扱件数が少ない
  • 機関投資家向け配分が多い
  • 取扱件数が多い
外国株取り扱い本数
  • 全体的に銘柄豊富
  • 大和は取扱本数が多い

このように比較してみると、ネット証券のほうが個人の権限が大きく、多くの銘柄を自由に取引できることがわかりますね。

ネット証券の手数料に関するQ&A

Q.取引手数料に種類はありますか?

Q
Q.取引手数料に種類はありますか?
A

取引手数料は現物取引であっても信用取引であっても買付・売却時に取引手数料が発生します。信用取引の場合、約定代金以外でも発生するコストがあるので、信用取引で取引する際は総合的に手数料を判断しましょう。

Q.取引手数料が発生するタイミングは何時ですか?

Q
Q.取引手数料が発生するタイミングは何時ですか?
A

株式投資で取引手数料が発生するタイミングは、証券会社が仲介した時に発生します。つまり株を購入する時と売却する時になります。約定毎に手数料を支払うプランの場合、取引回数が多いと取引手数料が割高になってしまいます。逆に1日の約定代金で手数料を決めるコースの場合、大口取引する人は割高になってしまう場合があります。

Q.取引手数料コースの決め方はありますか?

Q
Q.取引手数料コースの決め方はありますか?
A

取引手数料コースは、ご自身の運用する資金によって決めましょう。資金が500万円を超える人は1注文毎の約定代金で発生する手数料コースの方がお得ですし、1日の約定代金が100万円以下の人は1日定額コースの方が取引コストを無料に抑えられます。

各ネット証券の取引手数料を比較して最適の口座で開設しよう

ネット証券は手数料の安さが魅力です。また、個人で好きなように取引できるのも、ネット証券の魅力と言えるでしょう。

しかし、一口にネット証券と言っても、証券会社によって手数料がお得になる層が異なります。約定ごとか1日定額かも、ご自身の投資スタイルによってどちらがお得になるか分かれますよね。

自分の投資スタイルに合った証券会社を選んで、手数料を安くしてお得に取引をしましょう!