FX取引している人達を見ると「スプレッドが広すぎるからA社はおすすめできない」・「経済指標発表前だからスプレッドに注意」など「スプレッド」という言葉を良く見ます。
今回はトレーダー達が頻繁に口にしている「スプレッド」とは何なのか詳しく解説していきます。
スプレッドはFX取引に置いて知っておくべき知識で、知らない状態で取引を開始すると損失の原因になる可能性があります。
取引の利益にも深く関わってくるので、スプレッドがわからないという人やこれからFXについて勉強するという人は必見です。
【2023年最新】おすすめFX口座比較ランキング!初心者に人気の評判が高いFX会社を一覧表で徹底比較
FXのスプレッドとは
FXのスプレッドはスプレッドとは通貨の売値と買値の差です。
取引の損益を大きく左右する要素の1つなので、重要視する必要があります。
スプレッドが狭い方が取引しやすいとされていて、FX初心者は特にスプレッドの狭さを重視します。
ただし、狭いことだけがスプレッドの理想的な条件というわけではありません。
様々なスプレッドの特徴や他のサービス内容もしっかり把握して総合的に判断できるようにしてください。
スプレッドは買値と売値の差額
FXの取引ツール・レートを見たことのある人なら分かりますが、FXには「買値」・「売値」が表示されています。
スプレッドはこの、買値と売値の表示価格にある差額です。
買値でエントリーする場合、買いポジションで取引がおこなわれレートが上がれば上がる程利益に繋がります。
対して売値でエントリーする場合、売りポジションで取引おこなわれレートが下がれば下がる程利益に繋がります。
FXは株式の現物取引と違い、売りでも利益を得られるので把握しておきましょう。
FXのスプレッドの仕組み・基礎知識
スプレッドは買値と売値の差額で、差額は各FX会社によって設定が異なります。
スプレッドは数値が高ければ高い程取引に不利になります。
例えば上記の図を例に、買値104円でエントリーしたとします。
レートが上昇を続けて買値で108円の所で決済すること決断します。
買いエントリーしたものは売値で決済されるので、スプレッド1円挟んで107円で決済されます。
利益は3円分の幅となりますが、スプレッドが狭ければ利益はより多く取得することができます。
今回説明した例のように、スプレッドは利益効率が顕著に出るので国内FX会社は最狭水準スプレッド競争をしています。
- 各FX会社によって設定が異なる
- 通貨ペアによってスプレッドの広さは変わる
- 変動性スプレッドと原則固定スプレッドがある
各FX会社によって設定が異なる
スプレッドは各FX会社によって提示されている幅が異なります。
当然の事ですが、スプレッドが狭ければ狭い程利益効率は良くなり、トレーダーファーストの設定になります。
しかしスプレッドが狭いと提示しているものの、広がりやすいFX会社や約定力が低く注文が約定されないFX会社もあるので、単純にスプレッドが狭い=良いFX会社とはなりません。
スプレッドだけでなくサービス全体を見て、本当に良いFX会社なのか見極める必要があるので注意しましょう。
通貨ペアによってスプレッドの広さは変わる
スプレッドは通貨ペアによって広さが変わります。
米ドル円やユーロ円といった主要通貨ペアは、トレーダー参加人数も多く比較的レート変動が落ち着いているのでスプレッドの幅が狭く設定されています。
一方新興国通貨ペアはスプレッドが広く、流動性も低い為取引コストが多くかかります。
スプレッドは狭い方が取引コストを抑えられますが、スプレッドの狭い通貨ペアでの取引が一番稼げるという訳ではありません。
スプレッドの広い通貨ペアは、取引コストを主要通貨ペアより多く取られますが、レート変動が激しい為大きな利益をあげることも可能です。
変動性スプレッドと原則固定スプレッドがある
スプレッドは変動性スプレッドと原則固定スプレッドがあります。
変動性スプレッドは相場状況によって変動し、ボラティリティの高い時間帯は比較的に広がる傾向にあります。
原則固定スプレッドは、ある一定の時間原則スプレッドが固定されています。
しかし予想外のレート変動や経済指標発表時の大きな揺さぶりによってスプレッドが拡大されてしまう可能性があります。
変動性スプレッド・原則固定スプレッド両方良さ・悪さがあるので、自分のトレードスタイルに合ったスプレッド性質でFX会社を決めましょう。
変動性スプレッドは取引コストが高いとネガティブに言われがちですが、原則固定スプレッドを提示しているFX会社でもスプレッドが広がりやすく、変動性スプレッドより広がっているところもあります。
FXのスプレッドの計算方法
スプレッドは通貨ペアによって呼び名が変わります。
通貨ペアのうちどちらか一方が円で有る場合は銭で、外国通貨同士の通貨ペアの場合はpipsを利用します。
銭とpipsどちらが良いというのではなく、単位の表し方が違うというだけなので各単位の換算目安を覚えておきましょう。
- 1銭=1pips=0.01円
- 10銭=10pips=0.1円
- 100銭=100pips=1円
次にスプレッドによっていくらコストが発生するか計算する方法を紹介します。
例えば、米ドル円が0.2銭だったとして1,000通貨単位取引したとします。
0.2銭×1,000通貨=200銭(2円)
つまり0.2銭のスプレッドは1通貨に対して掛かるものなので、取引した数量によって掛かるコストは異なります。
変動性は計算が難しい
スプレッドは原則固定で提示しているFX会社と、変動性で提供しているFX会社があります。
原則固定は、ある一定時間の間スプレッドを固定して提供しており、市場で大きな変化が起きない限りスプレッドは広がりません。
対して変動性のスプレッドは、スプレッドが固定されていない為、スプレッドが市場の動きによって変化します。
原則固定スプレッドはある程度コストを予想して取引に参入できますが、変動性は安定したスプレッドを提供しているFX業者でないと、取引しようと判断した時と注文した時のスプレッドが異なり計算が難しくなります。
FXのスプレッドが広がる(変動する)理由や時間帯
利用するFX会社のスプレッドが「原則固定」とされていることも多いですが、常に一定というわけではありません。
「原則」とついているように、例外的に拡大、縮小というように変動することがあります。
ここでは、原則固定のスプレッドが変動する際の主な理由や、変動することが多い時間帯・タイミングについて解説します。
- 突発的な報道や経済イベントがあった時
- 重要な経済指標の発表前後
- 早朝や年末年始など市場の流動性が少ないタイミング
- ボラティリティの高い時間はスプレッド幅が安定しない
- サーバーエラーでスプレッドが広がることもある
突発的な報道や経済イベントがあった時
予期せぬ大きなニュースや経済的な出来事が発生すると、市場は不安定となり、スプレッドが拡大する傾向にあります。
例として、自然災害やテロ事件、経済的影響を持つ大事件が挙げられます。
新型コロナウイルスの拡散などの大規模なパンデミックも、市場に大きな動揺をもたらし、スプレッドの変動に影響を及ぼします。
さらに、政府や中央銀行の要人発言も市場の不安定性を引き起こし得るため、これらの発言には注目しましょう。
重要な経済指標の発表前後
主要な経済指標の発表には、投資家たちの注目が集まります。
発表前後には市場の反応が活発となり、予測と異なる結果によってスプレッドが変動することも少なくありません。
特に、米国の雇用統計など大きな影響を持つ経済指標の発表は、スプレッドの変動を引き起こす要因となることが多いです。
早朝や年末年始など市場の流動性が少ないタイミング
取引の活発さが減少する時間帯や時期には、市場の流動性が低下します。
具体的には、早朝や年末年始、祝日前後などの時間帯は取引参加者が少なく、このためスプレッドが拡大しやすくなります。
流動性の低下は取引のリスクを増加させる要因ともなるため、特に初心者の方はこれらのタイミングでの取引には注意が必要です。
ボラティリティの高い時間はスプレッド幅が安定しない
原則固定スプレッド・変動性スプレッド両方共ボラティリティの高い(価格変動の大きい)時間帯はスプレッド幅が安定しません。
原則固定スプレッドは固定時間外になると極端に広がることが多く、取引コストを余計にかけてしまうことがあるので注意しましょう。
ボラティリティが高い時間帯は、利益を多く取る可能性もありますが比例して損失リスクも高くなっています。
取引コストも高くなるので、初心者はなるべく取引を避けましょう。
サーバーエラーでスプレッドが広がることもある
FX会社のサーバーエラーでスプレッドが極端に開く事例があります。
2016年3月17日に楽天FXはドル円のスプレッドを5000倍以上に拡大し、多くのトレーダーが大損失した事件があります。
スプレッド拡大事件は売値・買値両方とも広がってしまった為、買いポジション・売りポジション両方どちらとも強制ロスカットになる自体に発展しています。
サーバーエラーは頻繁に起きることではありませんが、メンテナンスが不十分なFX会社は上記のような事件を起こし、大損失を引き起こすこともあります。
FX会社を選ぶ時はスプレッドの狭さも重要ですが、信頼性も重視して見ることをおすすめします。
FXのスプレッド「銭」と「pips」の違い
スプレッドの単位には銭とpipsが存在し、初心者の場合どれが銭でpipsを採用するのか分かりませんよね。
銭もpipsもスプレッドの単位で同じ意味合いを持っていますが、通貨ペアによって使い分けがあります。
銭は外貨と円が組み合わさっている通貨ペアで、〇〇円の通貨ペアは全てスプレッドが銭になります。
対してpipsは、外貨と外貨が組み合わさっている通貨ペアで使われます。
ユーロ米ドルやポンド米ドルといった通貨ペアに日本円が含まれているものはpipsで表示されるので、覚えておきましょう。
FX会社のスプレッド比較一覧
各FX会社の主要通貨ペアのスプレッドを比較しました。
米ドル/円 | ユーロ/円 | 豪ドル/円 | ポンド/円 | |
SBI FXトレード | 0.18銭 | 0.48銭 | 0.48銭 | 0.78銭 |
FXTF | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.6銭 |
外為どっとコム | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.9銭 |
LINE FX | 0.2銭 | 045銭 | 0.5銭 | 0.7銭 |
GMO外貨 | 0.2銭(原則固定) | 0.4銭(原則固定) | 0.5銭(原則固定) | 0.9銭(原則固定) |
ヒロセ通商「LION FX」 | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.9銭 |
FXブロードネット | 0.2銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 1.0銭 |
セントラル短資FX | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.4銭 | – |
GMOクリック証券 | 0.2銭 | 0.4銭 | 0.5銭 | 0.9銭 |
トライオートFX | 0.3銭 | 0.5銭 | 0.6銭 | 1.0銭 |
※2024/02/19時点
各FX会社のスプレッドは大体同じ幅で提示しています。
ただし、豪ドル円やポンド円といった変動が激しくなる可能性のある通貨ペアは多少違いがあります。
通貨ペアによって1番狭い通貨ペアを提供している所が異なるので、取引する通貨ペアに合わせてFX会社を選びましょう。
スプレッドが狭いおすすめFX会社を紹介
今回はスプレッド幅が業界最狭水準で、幅が広がる可能性も低いFX会社を厳選しました。
- GMO外貨
- SBI FXトレード
- FXTF
- 外為どっとコム
- LINE FX
- ヒロセ通商「LION FX」
- GMOクリック証券
- FXブロードネット
2023年現在、FX業界全体が取引コストを抑えているので、あまりにもコストがかかってしまうFX会社があるという訳ではありません。
スプレッド幅は狭いという前提で、その他のサービスも把握して総合的に判断しましょう。
GMO外貨
2024/03/25時点の情報です。
メジャー通貨スプレッド・スワップポイント | ||
---|---|---|
通貨ペア | スプレッド | スワップポイント |
米ドル円 | 0.2銭(原則固定,例外あり) | 238 |
ユーロ円 | 0.4銭(原則固定,例外あり) | 204 |
GMO外貨が提供する外貨exアプリは、初心者から上級者まで充実したトレードが出来ると好評です。
成長に合わせて使い方を変えることができ、初心者がレベルアップしても満足して利用することができます。
幅広い層から人気を得ているので、られるのでおすすめです。
主要通貨ペア以外のスプレッドはそれほど狭くないので、広がってしまっている時の取引は注意しましょう。
米ドル円のスプレッドを0.2銭(原則固定)に設定しており、他のFXサービスも高スペックなのでおすすめです。
※クリスマス・年末年始は市場の流動性低下に伴い、スプレッドの拡大や価格の急変が起こる場合があります。
それに伴い、以下の期間は原則固定スプレッドの適用対象外となっていますので注意しましょう。
- 対象期間:2023年12月25日(月)〜2024年1月8日(月)(ニューヨーククローズ 1月9日(火)7:00)
- 対象銘柄:全銘柄
GMO外貨のスプレッド | |
---|---|
通貨ペア | スプレッド |
米ドル/円 | 0.2銭(原則固定、例外あり) |
ユーロ/円 | 0.4銭(原則固定、例外あり) |
ポンド/円 | 0.9銭(原則固定、例外あり) |
豪ドル/円 | 0.5銭(原則固定、例外あり) |
NZドル/円 | 0.7銭(原則固定、例外あり) |
カナダドル/円 | 0.7銭(原則固定、例外あり) |
スイスフラン/円 | 0.9銭(原則固定、例外あり) |
南アフリカランド/円 | 1.3銭(原則固定、例外あり) |
GMO外貨の評判・口コミはどう?メリット・デメリットや手数料についても紹介
【GMO外貨】スプレッドの口コミ・評判
原則固定スプレッドで、スプレッド設定が狭い為コスパ良く取引できます。
あと、アプリの使いやすさが凄くて、取引操作もスムーズにできます。
レート表示でのスプレッドも見やすくて、即時コストを算出できるのでありがたいです。
SBI FXトレード
メジャー通貨スプレッド・スワップポイント | ||
---|---|---|
通貨ペア | スプレッド | スワップポイント |
米ドル円 | 0.18銭 | 249 |
ユーロ円 | 0.48銭 | 205 |
SBI FXトレードは1通貨単位取引から可能で、米ドル円を5円程度で取引することができます。
SBI FXトレードは1通貨単位取引から取引できる利点を活かして1000通貨単位取引までのスプレッドを狭く設定しています。
さらに少額取引する場合のスプレッドが業界トップクラスなので、少額取引者から高い人気を得ています。
SBI FXトレードのスプレッド(1~1,000,000) | |
---|---|
米ドル/円 | 0.18 |
ユーロ/円 | 0.48 |
ポンド/円 | 0.88 |
豪ドル/円 | 0.58 |
NZドル/円 | 1.18 |
カナダドル/円 | 1.38 |
スイスフラン/円 | 1.38 |
南アフリカランド/円 | 0.88 |
米ドル円が0.18銭のスプレッドで提供しているので、少額資金投資する予定の人はおすすめです。
ただし10000通貨単位取引になってくるとスプレッド幅はさほど狭くないので注意しましょう。
少額取引する人だけ取引コストを抑えられるので、自分の投資プランに有益になる人は口座開設してください。
SBI FXトレードの評判・口コミは?メリット・デメリットと初心者におすすめの理由・口座開設の流れを解説
【SBI FXトレード】スプレッドの口コミ・評判
SBI FXトレードは通貨単位に合わせてスプレッドを提示してくれているので、少額取引したい人におすすめです。
1000通貨単位以内であれば、業界最狭水準スプレッドで取引できるのでおすすめです。
取引ツールなども使いやすいので、お試しに口座開設するのもありだと思います。
FXTF
メジャー通貨スプレッド・スワップポイント | ||
---|---|---|
通貨ペア | スプレッド | スワップポイント |
米ドル円 | 0.1銭 | 223 |
ユーロ円 | 0.3銭 | 184 |
FXTFは国内最高峰のMT4ツールを提供しており、海外のトレーダーからも人気を博しています。
海外サービスと比較して安全性の高いMT4を搭載した希少な国内口座ということで、中級レベル以上のトレーダーから特に支持されています。
FXTFはMT4チャートを利用できるFX会社で、米ドル円のスプレッドが0.1銭になっています。
FXTFのスプレッド | |
---|---|
通貨ペア | スプレッド |
米ドル/円 | 0.1銭 |
ユーロ/円 | 0.3銭 |
ポンド/円 | 0.6銭 |
豪ドル/円 | 0.4銭 |
NZドル/円 | 1.0銭 |
カナダドル/円 | 1.6銭 |
スイスフラン/円 | 1.7銭 |
南アフリカランド/円 | 0.9銭 |
FXTFは国内では数少ないMT4のインジケーターを無料で組み込めるので、MT4チャートを利用したい人におすすめです。
他の通貨ペアのスプレッドも狭いので、短期売買したい人はFXTFで口座開設しましょう。
MT4は中級者~上級者向け取引ツールです。
シンプルな取引ツールを利用したいという人は他のFX会社がおすすめです。
FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)の評判・口コミはどう?メリット・デメリットやMT4の使い方・口座開設時の注意点を解説
【FXTF】スプレッドの口コミ・評判
FXTFは本格的な取引ツールを搭載している上にスプレッドが業界トップクラスの狭さです。
海外FXをハイレバ目的で利用する人も居ますが、投資効率を考えるとFXTFの方が良いと思います。
ハイレバ取引できても結果的に負ければマイナスになるので、FXTFのような利益率を高くとれるしっかりとした国内業者が良いです。
スプレッドの広がりも殆ど感じないので、MT4などを利用したい人は口座開設を検討してみてください。
外為どっとコム
メジャー通貨スプレッド・スワップポイント | ||
---|---|---|
通貨ペア | スプレッド | スワップポイント |
米ドル円 | 0.2銭 | 250 |
ユーロ円 | 0.4銭 | 220 |
外為どっとコムは、業界最小水準のスプレッドを提供しているFX会社で、豊富なマーケット情報を提供している所が最大の魅力です。
情報提供量も多いので、情報収集口座としてもおすすめです。
色々な通貨ペアで取引したいという人に最適のFX会社となっています。
また外為どっとコムはすべての通貨ペアのスプレッドを業界最狭水準に設定しているので、取引コストを最大限に抑えることができます。
米ドル円のスプレッドは0.2銭となっています。
外為どっとコムのスプレッド | |
---|---|
通貨ペア | スプレッド |
米ドル/円 | 0.2銭 |
ユーロ/円 | 0.4銭 |
ポンド/円 | 0.9銭 |
豪ドル/円 | 0.5銭 |
NZドル/円 | 0.7銭 |
カナダドル/円 | 0.6銭 |
スイスフラン/円 | 1.8銭 |
南アフリカランド/円 | 0.3銭 |
外為どっとコムの評判・口コミはどう?メリット・デメリットと口座開設時の注意点を徹底解説
【外為どっとコム】スプレッドの口コミ・評判
外為どっとコムは、スプレッドが業界最狭水準だけでなく、情報量が半端ない業者です。
様々なマーケット情報を提供してくれるので、FXの勉強にもなります。
約定力が高めで、しっかり原則固定スプレッドで取引を行えるので満足しています。
LINE FX
ポイント
メジャー通貨スプレッド・スワップポイント | ||
---|---|---|
通貨ペア | スプレッド | スワップポイント |
米ドル円 | 0.2銭 | 335 |
ユーロ円 | 0.3銭 | 291 |
LINE FXは2020年に新しくリリースされたFXサービスで、取引アプリが使いやすくFX初心者から高い人気を得ています。
LINE FXアプリは他のアプリにはなかなか無い機能が付いており、取引画面を見ていなくても相場状況を知ることができます。
また、新しくできたサービスなので柔軟性に長けており、年々良いサービスに改善されています。
また、LINE FXは取引アプリの使いやすさだけでなく、スプレッドもかなり狭く設定しています。
新興国通貨ペアや外貨同士の通貨ペアも狭く提示してくれているので、どの通貨ペアも取引コストを抑えて運用できます。
LINE FXのスプレッド | |
---|---|
通貨ペア | スプレッド |
米ドル/円 | 0.2銭 |
ユーロ/円 | 0.3銭 |
ポンド/円 | 0.7銭 |
豪ドル/円 | 0.5銭 |
NZドル/円 | 1.2銭 |
カナダドル/円 | 1.5銭 |
スイスフラン/円 | 1.6銭 |
南アフリカランド/円 | 0.9銭 |
LINE FXは原則固定スプレッドが動かないです。
普通、原則固定スプレッドを提示しているFX会社でも市場の動きによって原則固定から外れて広がる場合もあります。
LINE FXは滅多なことが無い限り原則固定のまま取引できるので安心できます。
突然広がることも無いので、信頼性の高いFXサービスだなと思います。
ヒロセ通商「LION FX」
メジャー通貨スプレッド・スワップポイント | ||
---|---|---|
通貨ペア | スプレッド | スワップポイント |
米ドル円 | 0.2銭 | 20.9 |
ユーロ円 | 0.4銭 | 16 |
ヒロセ通商が提供する「LION FX」は、1,000通貨単位から取引できる点や最低水準のスプレッドが初心者に人気のFX会社です。
豪華食品をプレゼントする独自キャンペーンなど、話題性も豊富で新規顧客を順調に増やしています。
また、LION FXは米ドル円のスプレッドを0.2銭に設定しています。
通貨ペアの種類も50種類と豊富で全体的みてバランスの取れているFX会社です。
主要通貨ペア以外のスプレッドも狭く設定しているのでおすすめです。
ヒロセ通商「LION FX」のスプレッド | |
---|---|
通貨ペア | スプレッド |
米ドル/円 | 0.2銭 |
ユーロ/円 | 0.4銭 |
ポンド/円 | 0.9銭 |
豪ドル/円 | 0.5銭 |
NZドル/円 | 0.8銭 |
カナダドル/円 | 1.5銭 |
スイスフラン/円 | 1.6銭 |
南アフリカランド/円 | 0.8銭 |
ヒロセ通商「LION FX」の特徴はキャンペーンの豊富さとなっています。
実施しているキャンペーン量は国内NO1なので積極的に参加してみてください。
ヒロセ通商「LION FX」の評判・口コミは最悪?メリット・デメリットと口座開設時の注意点を解説
【ヒロセ通商「LION FX」】スプレッドの口コミ・評判
ヒロセのスプレッドは、ちゃんと表示通りでスプレッドを提示してくれるのでありがたいです。
またヒロセ独自のキャンペーンが面白く、スプレッド以外も楽しめる部分が沢山あります。
通貨ペアの種類も多く、どのスプレッドも狭めに設定ているところが好感を持てます。
GMOクリック証券
メジャー通貨スプレッド・スワップポイント | ||
---|---|---|
通貨ペア | スプレッド | スワップポイント |
米ドル円 | 0.2銭 | 239 |
ユーロ円 | 0.5銭 | 192 |
GMOクリック証券は9年連続取引高NO.1のFX業者で、初心者トレーダーから上級者まで満足できるFXサービスを提供しています。
スプレッドが業界最小水準で提供されており、大量注文でも原則固定スプレッドになっているので大口取引の人もしっかりコストを抑えられます。
GMOクリック証券は米ドル円を0.2銭と設定しており、スワップポイントも高水準なので色々なトレードスタイルに対応できるFX会社です。
GMOクリック証券のスプレッド | |
---|---|
通貨ペア | スプレッド |
米ドル/円 | 0.2銭 |
ユーロ/円 | 0.5銭 |
ポンド/円 | 1.0銭 |
豪ドル/円 | 0.7銭 |
NZドル/円 | 1.2銭 |
カナダドル/円 | 1.7銭 |
スイスフラン/円 | 1.8銭 |
南アフリカランド/円 | 0.9銭 |
取引高が9年連続NO.1ということもあり、多くのトレーダーから信頼を得ています。
取引ツールも高性能なので、充実したサービスで取引したい人はGMOクリック証券で口座開設してください。
GMOクリック証券の評判・口コミはどう?株式・FXの手数料評価や初心者におすすめの理由も解説
【GMOクリック証券】スプレッドの口コミ・評判
GMOクリック証券は、スプレッドだけじゃなく全てのサービスが業界トップクラスです。
スプレッド競争で率先して狭くしている証券はGMOクリック証券くらいしかないんじゃないかなと思います。
スプレッド以外の部分もクオリティが非常に高く、初心者から上級者まで充実した取引をすることができます。
取引コストを抑えて投資できるのでおすすめです。
FXブロードネット
ポイント
メジャー通貨スプレッド・スワップポイント | ||
---|---|---|
通貨ペア | スプレッド | スワップポイント |
米ドル円 | 0.2銭 | 237 |
ユーロ円 | 0.5銭 | 195 |
FXブロードネットはFX自動売買をメインに提供しているFX会社です。
ランキング上位のプログラムを選んで稼働するだけで自動売買を始められるので、初心者から高評価を得ています。
一般的にFX自動売買を提供しているFX会社のスプレッドは広い傾向にありますが、FXブロードネットのスプレッド幅は裁量トレード並に狭いのでおすすめです。
FXブロードネットのスプレッド | |
---|---|
通貨ペア | スプレッド |
米ドル/円 | 0.2銭 |
ユーロ/円 | 0.5銭 |
ポンド/円 | 1.0銭 |
豪ドル/円 | 0.6銭 |
NZドル/円 | 1.3銭 |
カナダドル/円 | 4.8銭 |
スイスフラン/円 | 3.8銭 |
南アフリカランド/円 | 16.4銭 |
FXブロードネットの米ドル円のスプレッドは0.2銭となっています。
FX自動売買に興味があるという人はFXブロードネットでトラッキングトレードを利用してみましょう。
FXブロードネットの評判・口コミはどう?メリット・デメリットと口座開設時の注意点を徹底解説
【FXブロードネット】スプレッドの口コミ・評判
FXブロードネットは自動売買をメインにしているFX会社ですが、スプレッドが裁量トレード並に狭いです。
自動売買は取引手数料が別途掛かるので、運用コストを考える時に取引手数料も考えなければなりません。
FXブロードネットは取引手数料とスプレッドを換算しても、コストが低いので利益効率を高めて運用できます。
FXのスプレッドの判断方法と判断のコツ
スプレッドは狭い方が有利になりますが、狭さより広がりにくさを重視しましょう。
一番優良とされているFX会社はスプレッドが狭く、スプレッドが広がりにくいFX会社です。
近年スプレッド競争によって多くのFX会社が業界最狭水準スプレッドを提供していますが、広がりにくいスプレッドを提示しているFX会社はごく僅かです。
口コミや評判などを見て、広がりにくいFX会社なのか慎重に判断してください。
常に提示しているスプレッド通りとは限らない
スプレッドは狭ければ狭いほど利益効率が良くなります。
取引コストを抑えられるので、資産運用の効率もあがります。
よってスプレッドの狭いFX会社は取引コストを抑えられるのでおすすめです。
しかし1つ重要なのは、提示しているスプレッド通りに運営しているかどうかです。
狭いスプレッドを提示していても、ちょっとレートが上下しただけで広がるFX会社もあるので注意しましょう。
初心者はスプレッドの広い通貨ペアを避ける
最初から提示されているスプレッドが広い通貨ペアは初心者向きではありません。
スプレッドの広い通貨ペアは、マイナー通貨ペアに多くトレーダー参加者が少ないので予想外にレートが上下いやすい傾向があります。
経済状況によって大きくレートが左右される相場なので、FX初心者はなるべく信頼性の高い主要通貨ペアで取引しましょう。
FXのスプレッドに関するよくある質問
FXのスプレッドに関するよくある質問と回答を紹介します。
- FXのスプレッドとは?
- FXのスプレッドによるコストはいつ払う?
- 両建てした場合もスプレッドは発生する?
FXのスプレッドとは?
FX取引では、買い価格と売り価格がありますが、この2つの価格の間の差を「スプレッド」と呼びます。
FX取引において、スプレッドは取引する際の実質的なコストとして考えられ、売値(Bid)と買値(Ask)の間の価格差によって「狭い」あるいは「広い」と評価されます。
一般に、スプレッドが狭い通貨ペアでの取引の方が、トレーダーにとってより有利となることが多いです。
FXのスプレッドによるコストはいつ払う?
FX取引でのスプレッドコストは、取引の際の損益にすでに組み込まれています。
そのため、取引時に別途スプレッドのコストを支払ったり、口座から引かれることはありません。
両建てした場合もスプレッドは発生する?
発生します。
「両建て」とは、同じ通貨ペアに対して同時に買いと売りのポジションを持つ取引方法を指します。
このような取引を行うと、両方のポジションにおいてスプレッドが発生しますので、コストは通常の取引の2倍になってしまいます。
さらに両建て取引には他のリスク、例えばスワップポイントでの逆ざやが発生する可能性もあるため、十分にリスクを理解した上で行う必要があります。
FXのスプレッドは取引コストに直結する
FXのスプレッドは取引に直結する重要な要素ということがわかりました。
スプレッドの広い相場では、取引が不利に動く場合が多くレートの予想が難しくなる可能性があるので注意しましょう。