FXプライムbyGMO

FXプライムbyGMOとGMOクリック証券の違いは何?それぞれの特徴を解説

編集者:Money Theory編集部

FXプライムbyGMOとGMOクリック証券は、どちらも「GMO」がついているため、同じ会社と思われている方も多いのではないでしょうか。

ただ、FXプライムbyGMOとGMOクリック証券の親会社は同じですが、実際は別企業となっているため、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

そこで今回は、FXプライムbyGMOとGMOクリック証券の違いについて徹底的に解説していきます。

FXプライムbyGMOとGMOクリック証券のどちらで口座開設しようか迷われている方は、ぜひ参考にしてください。

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FXプライムbyGMOとGMOクリック証券の違い

FXプライムbyGMOとGMOクリック証券は、ともにGMOフィナンシャルホールディングス株式会社を親会社とする企業ですが、別会社となっています。

そのため、FXプライムbyGMOのサービスをGMOクリック証券では利用できず、GMOクリック証券のサービスをFXプライムbyGMOでは利用できないため注意が必要です。

では、FXプライムbyGMOとGMOクリック証券ではどのような違いがあるのでしょうか。

以下では6つの項目で比較していきます。

FXプライムbyGMOとGMOクリック証券の比較
  • 取引単位
  • 取引通貨ペア
  • 約定率
  • スプレッド
  • スワップポイント
  • 利用可能金融機関

最低取引単位

最低取引単位はFXプライムbyGMOとGMOクリック証券ともに1,000通貨からとなっています。

他のFX会社は10,000単位からの取引が主流となっているため、FXプライムbyGMOとGMOクリック証券では10分の1の資金でスタートすることができます。

これからFXを始める方や少額から始めたい方におすすめです。

ただ、GMOクリック証券では、南アフリカランド/円、メキシコペソ/円は10,000万通貨単位からとなっているため注意が必要です。

取引通貨ペア

FXプライムbyGMOとGMOクリック証券の取引通貨ペアは基本的には変わりませんが、いくつかそれぞれの証券会社でしか取り扱いがない通貨もあります。

FXプライムbyGMOとGMOクリック証券の取引通貨ペアは以下の通りです。

2社共通
  • 米ドル/円
  • ユーロ/円
  • ポンド/円
  • 豪ドル/円
  • カナダドル/円
  • スイスフラン/円
  • NZドル/円
  • メキシコペソ/円
  • トルコリラ/円
  • 南アフリカランド/円
  • ポンド/米ドル
  • 豪ドル/米ドル
  • NZドル/米ドル
  • ユーロ/豪ドル
  • ユーロ/米ドル
  • ユーロ/ポンド
FXプライムbyGMOのみ
  • 香港ドル/円
  • SGドル/円
  • ズロチ/円
GMOクリック証券のみ
  • ポンド/スイスフラン
  • ユーロ/スイスフラン
  • 米ドル/スイスフラン

約定率

約定率とは、投資家が出した注文通りに注文が成立することですが、約定率に関しては、FXプライムbyGMOが99%と非常に高くなっています。

GMOクリック証券は約定率が低い訳ではありませんが、どうしても約定させたい注文がある場合はFXプライムbyGMOでの注文がおすすめです。

スプレッド

FXプライムbyGMOとGMOクリック証券のスプレッドは以下の通りです。

FXプライムbyGMO GMOクリック証券
米ドル/円 0.1銭
ユーロ/円 0.5銭
ポンド/円
NZドル/円 1.6銭 1.2銭
南アフリカランド/円 0.9銭 0.9銭
豪ドル/円 0.9銭 0.6銭

スワップポイント

FXプライムbyGMOとGMOクリック証券のスワップポイントは以下の通りです。

FXプライムbyGMO GMOクリック証券
米ドル円 147円 129円
ユーロ円 57円 47円
ポンド円 135円 104円
NZドル円 74円 68円
南アフリカランド円 10円 11円
豪ドル円 58円 57円

利用可能金融機関

FXプライムbyGMOの利用可能金融機関は以下の通りです。

FXプライムbyGMOの利用可能金融機関
  • FXプライムbyGMO
  • みずほ銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • 楽天銀行
  • PayPay銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • セブン銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • ゆうちょ銀行
  • GMOあおぞらネット銀行
GMOクリック証券の利用可能金融機関
  • GMOあおぞらネット銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • セブン銀行
  • auじぶん銀行
  • 楽天銀行
  • PayPay銀行
  • りそな銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • みずほ銀行
  • イオン銀行
  • 三井住友銀行
  • ゆうちょ銀行
  • 埼玉りそな銀行

FXプライムbyGMOメリット

fxプライムbygmo

2024/03/25時点の情報です。

総合★★★★★ 3.0
自動売買
×
通貨ペア
スワップ ポイント
スプレッド
メジャー通貨スプレッド・スワップポイント
通貨ペア スプレッド スワップポイント
米ドル円 0.2銭※変動制 201
ユーロ円 0.3銭※変動制 163
 

キャンペーン
外国為替FX API 30日間無料トライアル 等
取引単位 1,000通貨〜
スプレッド USD/JPY 0.1銭
EUR/JPY 0.8銭
スキャルピング

FXプライムbyGMOのメリットは以下の通りです。

FXプライムbyGMOのメリット
  • 約定率が高い
  • 1,000通貨からスタートできる
  • スキャルピングに強い取引ツール

約定率が高い

FXプライムbyGMOは約定率が高い点がメリットです。

約定率は、投資家が出した注文通りに成立することですが、FXプライムbyGMOでは約定率が99%と非常に高いため基本的には希望通りの取引を実行することができるでしょう。

約定率の高さはFX会社を決める上で非常に重要になりますが、その点、FXプライムbyGMOは約定率が高いため安心です。

1,000通貨からスタートできる

FXプライムbyGMOは1,000通貨と少額から取引することが可能な点もメリットです。

他のFX会社は10,000単位からの取引が主流となっているため、FXプライムbyGMOでは10分の1の資金でスタートすることができます。

これからFXを始める方や少額から始めたい方におすすめです。

スキャルピングに強い取引ツール

FXプライムbyGMOではスキャルピングが公認されているためツールがありますが、そのツールがスキャルピングに強い点もメリットです。

スキャルピングに特化した「ハイスピード注文」は、スピードを追求した発注ツールがあります。注文のスピードを追求しているため1回のクリックで発注することが可能です。

そのため、他のツールに比べて、注文をしたい時にツールの操作が複雑で取引を逃してしまう恐れもないでしょう。

使いやすく種類も豊富に揃っている環境でFXに挑戦したい方におすすめです。

FXプライムbyGMOの評判・口コミとメリット・デメリット・口座開設のポイントを徹底解説

FXプライムbyGMOデメリット

FXプライムbyGMOデメリットは以下の通りです。

FXプライムbyGMOのデメリット
  • スワップポイントが広い
  • 取引手数料・ロスカット手数料が発生

スワップポイントが広い

FXプライムbyGMOでは他社と比べてスワップポイントが広い点もデメリットでしょう。

特に主要通貨ペアのスワップポイントは広めに設定されているため注意が必要です。

1回の取引では大きな金額になることはありませんが、デイトレーダーにとってはデメリットとなります。

FXプライムbyGMOのスワップポイントは改善されつつありますが、まだまだ狭いといえません。

取引手数料・ロスカット手数料が発生

FXプライムbyGMOは取引手数料がかかる点がデメリットです。取引手数料は10,000通貨当たり片道3銭かかります。驚くほど高い訳ではありませんが、取引ごとに手数料が発生するため無視できない金額になります。

また、ロスカット手数料が発生する点もデメリットになります。ロスカットは証拠金維持率が80%を下回った時点で発生します。

他のFX会社では、取引手数料もロスカット手数料も無料になっている会社もあるため、取引手数料とロスカット手数料の両方がかかるFXプライムbyGMOはデメリットになるでしょう。

GMOクリック証券のメリット

GMOクリック証券

2024/03/25時点の情報です。

総合★★★★★ 4.5
自動売買
×
通貨ペア
スワップ ポイント
スプレッド
メジャー通貨スプレッド・スワップポイント
通貨ペア スプレッド スワップポイント
米ドル円 0.2銭※原則固定 256
ユーロ円 0.4銭※原則固定 219
 

キャンペーン
はじめてのFX口座開設+お取引で最大55万円キャッシュバック 等
取引単位 1000通貨〜(銘柄によっては10,000〜)
スプレッド USD/JPY –
EUR/JPY 0.5銭
スキャルピング ×

GMOクリック証券のメリットは以下の通りです。

GMOクリック証券のメリット
  • 取引手数料が安い
  • 取り扱い商品が豊富
  • 銘柄のスクリーニングツールが使いやすい

取引手数料が安い

GMOクリック証券の1つ目のメリットは、取引手数料が安い点です。

GMOクリック証券では、1日の約定代金の合計で手数料が決まる「1日約定プラン」、1取引ごとに手数料がかかる「1約定ごとプラン」の2種類あります。

両プランとも他のネット証券と比べても安いため、とにかく手数料をかけたくないという方におすすめです。

取り扱い商品が豊富

GMOクリック証券は、取り扱い商品の豊富さもメリットでしょう。

GMOクリック証券の取り扱い商品
  • 株式
  • 債券
  • 投資信託
  • FX
  • バイナリーオプション
  • 先物・オプション
  • 貸与型クラウドファンディング

上記のようにGMOクリック証券だけでも様々な投資を行うことができます。

銘柄のスクリーニングツールが使いやすい

GMOクリック証券の銘柄スクリーニングツールは、最短1クリックで銘柄の検索結果を表示できる高機能ツールです。

初心者でもヘルプを表示すると、厳選方法のアドバイスを見ることができるのでスムーズに利用できます。

また、スクリーニングの条件を保存することができるため、取引ごとに検索する手間も省ける点が魅力的です。

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GMOクリック証券の評判・口コミはどう?株式・FXの手数料評価や初心者におすすめの理由も解説

GMOクリック証券のデメリット

GMOクリック証券のデメリットは以下の通りです。

GMOクリック証券のデメリット
  • ロスカットがある
  • つみたてNISAの取り扱いがない

ロスカットがある

GMOクリック証券のFXは、ロスカットになると手数料が発生するため注意が必要です。

ロスカットとは、発生した損失の拡大を防ぐために強制的に取引が終了される仕組みのことで、GMOクリック証券では、1万通貨単位あたり500円(税込み)の手数料が発生します。

ロスカットは、GMOクリック証券が定めた一定の水準を下回ることで強制決済されます。

損失拡大を防ぐことができるため、メリットとも捉えられますが、資金を失う点や手数料が発生する点など、他のネット証券ではかからない手数料も発生するためデメリットとなります。

つみたてNISAの取り扱いがない

GMOクリック証券ではつみたてNISAの取り扱いがない点がデメリットです。

なお、GMOクリック証券のWebサイト上では、つみたてNISAの取り扱いは未定とされているため今後もつみたてNISAが開始される可能性も低いでしょう。

FXを行う場合にはあまり関係がありませんが、非課税で投資商品を運用していきたいと考えられている方にとってはデメリットとなります。

FXプライムbyGMOとGMOクリック証券は別会社

今回は、FXプライムbyGMOとGMOクリック証券は同じ親会社を持つ別企業だということを解説しました。

それぞれの会社で様々なメリット・デメリットがあります。

今回の記事を参考に、自分に適した会社で口座解説して投資に挑戦してみてはいかがでしょうか。