株主優待

第一屋製パン(2215)の株主優待は廃止!理由とその後の株価、山崎製パンの優待とも比較して紹介

編集者:Money Theory編集部

第一屋製パンは、ポケモンパンや名探偵コナンパンなどキャラクターとのコラボ商品が人気がある企業です。

ポケモンパンなどのファンも多く、株式を購入していた方も多いと思います。

しかし、2020年12月で第一屋製パンの株主優待は終了となりました。

そこで今回は、第一屋製パンの株主優待が廃止となった理由と「パン業界」で株主優待を受けることができる企業を紹介します。

ぜひ参考にしてくださいね。

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第一屋製パン(2215)の株主優待は廃止された

第一屋製パン

第一屋製パンの株主優待は2020年12月末で廃止されました。

廃止理由は、取り組んでいる事業の見直しの一環としてコスト削減を行うためとされています。

なお、第一屋製パンの株主優待は復活する可能性があるのか現時点では不明です。

パン業界では、第一屋製パンは、パン業界で山崎パン、フジパングループ本社、敷島製パンにつぐ第4位の売上高を誇る会社です。

第一屋製パンの商品は、惣菜パンや菓子パンなどさまざまありますが、ポケモンパン、プリキュアパン、名探偵コナンパンなどのアニメキャラクターのコラボ商品も人気があります。

第一屋製パン(2215)の過去の株主優待

2020年12月まで行われていた株主優待の内容は以下の通りです。

第一屋製パン(2215)の過去の株主優待
株式保有数 100株以上
株主優待 自社グループ会社商品詰合せ
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100株以上保有の株主に、レーズンサンドなどの自社グループ会社商品詰合せを贈呈していました。

第一屋製パンは株主優待を廃止してから株価が下落

第一屋製パンの株主優待提供は2020年12月末が最後となっていますが、優待廃止が発表されたのは2021年7月20日です。

優待廃止を発表して間もなく株価は下がり始め、1,000円前後だった株価は300円台まで下落しました。

2023年11月頃からやや回復し現在754円まで持ち直していますが、優待廃止前の水準には戻っていません。

第一屋製パン(2215)の会社概要

第一屋製パンは東京都小平市に本社があり、主にパンやお菓子を製造販売している会社です。

パンの製造販売では、山崎製パンやフジパンなどが有名ですが、第一屋製パンは中堅グループに属しており売上高は業界4位となっています。

第一屋製パンの会社概要は以下の通りです。

商号 第一屋製パン株式会社
代表取締役社長 細貝 正統
本店所在地 東京都小平市小川東町3丁目6番1号
電話 (042)348-0211(代表)
事業内容 各種パン類、和菓子、洋菓子、クッキー等の製造及び販売
資本金 33億556万7,500円
株式 東京証券取引所スタンダード市場
創業 1947年6月2日
事業所本社
  • 横浜工場
  • 小平工場
  • 高崎工場
  • 金町工場
  • 大阪空港工場
  • 長野営業所
  • 岡山営業所
  • 新潟営業所
  • 名古屋営業所
関連
  • スリースター製菓株式会社
  • 株式会社ファースト・ロジスティックス
  • 株式会社ベーカリープチ
販路 関東、甲信越、中京、四国、関西一円に約20,000カ所の特約店鋪及び直営売店
売上高 243億円(連結)2022年度実績
従業員数 1,516名(2022年12月末現在)
取引銀行
  • みずほ銀行
  • 三井住友信託銀行
  • 三井住友銀行

第一屋製パンと同業界のおすすめ株主優待銘柄

上記でお伝えしているように、第一屋製パンには株主優待がありません。

しかし、同じような「パン」業界で上場している、かつ株主優待を受けることができる企業があります。

以下では、株主優待を受けることができる企業を紹介します。

山崎製パン(2212)

山崎製パン(2212)

山崎製パンは、2023年の売り上げと経常利益1位の、パン業界トップの大手です。

市場 東京証券取引所 プライム市場
業種 食品メーカー
株主優待対象となる保有株式数 1,000株
優待内容 自社商品3,000円分の詰め合わせ
権利確定月 12月
優待回数 1回
株価 3,387
単元株数 100株
開く

「ロイヤルブレッド」「ランチパック」など数多くの人気商品を販売しています。

山崎製パンは新製品の開発に強みがあり、年間3,000商品の開発を行っています。

株主優待では、所有株式数1,000株以上の株主に3,000円相当の自社製品詰合せを贈呈しています。

2022年12月期の優待品内容は下記の通りです。

山崎製パンの2022年12月期の優待品
  • カステラ(5枚スライス)
  • フルーツケーキ(5個入)
  • ショコラケーキ(5個入)
  • 山崎謹製水ようかん(小豆2個・小倉1個・栗1個)

優待品内容は変更となる場合がありますが、毎年3,000円相当の詰め合わせが届くのは嬉しいですね。

株主優待を受ける方法

第一屋製パンは残念ながら現状株主優待を提供していませんが、第一屋製パンの株主優待がもし復活した時のために、優待を受ける方法について解説します。

株主優待を受ける方法
  • 証券口座を開設する
  • 株を買う資金を入金する
  • 購入する株の証券コードを選択して購入する
  • 優待商品を受け取る

なお、第一屋製パンの株主優待を受けるには1,000株以上の株を保有していることが条件となっているため注意が必要です。

証券口座を開設する

株を買うためには、まず証券口座の開設を行います。

基本的に口座開設は、どの証券会社でも同じ流れです。

なお、本人確認はスマホで行う方法と郵送で行う方法がありますが、スマホで本人確認を行うことで、最短で口座開設が完了します。

本人確認書類として利用できるものは以下のとおりです。

本人確認書類
  • マイナンバーカード
  • 運転免許証
  • パスポート
  • 運転経歴証明書
  • 住民基本台帳カード(顔写真付き)
  • 各種健康保険証
  • 各種年金手帳
  • 住民票の写しまたは住民票記載事項証明書
  • 印鑑登録証明書
  • 在留カード
  • 特別永住者証明書

株を買う資金を入金する

次に株を購入する資金を入金します。

なお、第一屋製パンの過去の株主優待は100株以上保有していることが条件でした。

入金方法は各証券会社によって異なった方法がありますが、基本的には、即時反映される入金方法、銀行振り込みといった方法があります。

即時反映される入金方法は、入金手数料が無料で入金後はすぐに資金が反映されるため、すぐに取引を行うことができます。

銀行振り込みや銀行振替は手数料を負担する必要があることがほとんどですので注意しましょう。

株の証券コードを選択して購入する

入金が完了したら株を購入します。

株の購入は、証券会社のWebサイトのマイページやアプリから購入することができます。

証券コードで銘柄を選択して「購入数」「購入金額」などを入力すれば購入完了です。

例として、第一屋製パンの証券コードは「2215」です。

優待商品を受け取る

株主優待の発送時期は企業によって異なります。

例えば第一屋製パンの過去の株主優待では、毎年12月権利確定となり、その後順次発送される流れでした。

第一屋製パン(2215)株を買えるおすすめ証券会社

第一屋製パンの株を取り扱うおすすめのネット証券を紹介します。

第一屋製パンの株を購入する場合の実際の手数料や、手数料体系の違い、さらに各証券会社ごとのメリットや注意点についてまとめています。

証券会社選びの情報収集に活用してください。

第一屋製パン(2215)の取り扱いネット証券
  • 楽天証券
  • SBI証券
  • 松井証券

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取引金額 10万円 50万円 100万円
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楽天証券では、2023年10月1日から「ゼロコース」という新たな手数料体系が導入されています。

国内株式(現物/信用)の取引手数料が、約定代金に関わらず0円になるコースとなっています。

例えば第一屋製パン銘柄100株(75,400円)を約定する場合、今まで通り超割コースを利用する55円の手数料がかっていました。

しかし新設されたゼロコースであれば手数料0円で取引できることから、既存の楽天証券ユーザーからも好評となっています。※

また楽天証券では単元未満株サービス「かぶミニ」を提供しています。

通常株はどの株も1単元(100株)からしか取引できませんが、単元未満株サービス対象なら1株から購入できます。

少額投資できるので少しずつ買い足しで株主優待の対象ラインを目指すこともできます。

第一屋製パン株は「かぶミニ」対象外の銘柄なので1株購入はできませんが、第一屋製パン以外にも気にかる銘柄がある場合少額投資できるチャンスがあります。

また第一屋製パンには株主優待はありませんでしたが、すでにご紹介した株主優待のある同じジャンルの銘柄「山崎製パン」はかぶミニ対象銘柄です。

さらに楽天証券ならではの特徴として、「楽天ポイント」を使った国内株式(現物)の購入も可能です。

現金だけでなく、ポイントも有効活用しつつ投資できるので楽天経済圏をよく利用している方はマストで候補に入れておきたい証券会社です。

※かぶミニには手数料とは別に0.22%のスプレッドがかかります。

例:第一屋製パンの株1株(754)購入の場合3円のスプレッド(実質的な手数料)が発生。

(買付時:754×0.22%=1.6588→小数点切り上げ:2円

売却時:754×0.22%=1.6588→小数点切り捨て:1円

往復コスト2+1=3円)。

楽天証券の国内株式取引手数料(税込)
第一屋製パン(2215)100株購入時の
手数料込みの値段
75,400(株価)+0(手数料)=75,400円
【ゼロコースの場合】
ゼロコース 現物取引・信用取引共に
約定代金にかかわらず0円
超割コース
現物取引手数料
(約定代金/取引手数料)
5万円まで 55円
10万円まで 99円
20万円まで 115円
50万円まで 275円
100万円まで 535円
150万円まで 640円
3,000万円まで 1,013円
3,000万円超 1,070円
超割コース
信用取引手数料
(約定代金/取引手数料)
10万円まで 99円
20万円まで 148円
50万円まで 198円
50万円超 385円
超割コース 大口優遇 現物取引・信用取引
約定代金にかかわらず 0円
いちにち定額コース
(1日の約定代金合計/取引手数料)
100万円まで 0円
200万円まで 2,200円
300万円まで 3,300円
以降、100万円増えるごとに1,100円を追加
かぶミニ®(単元未満株取引)手数料 買付・売却共に無料
※手数料とは別にスプレッドあり
(スプレッドは0.22%です。)
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SBI証券でも単元未満株サービス「S株」を提供しています。

楽天では、第一屋製パン株は単元未満サービス対象外でしたが、SBI証券では第一屋製パン株も対象銘柄となっています。

1株754円から購入できるので、第一屋製パン株で少額投資したい方はSBI証券を検討してみましょう。

株主優待がお得な銘柄として紹介した「山崎製パン」もS株の対象です。

また楽天証券では使えるポイントが楽天ポイントのみでしたが、SBI証券ではTポイント、Pontaポイントを使って「S株」を購入することができます。

さらにSBI証券では「現物取引 アクティブプラン」を使えば、100万円までの取引手数料が0円です。

そのため一般的な株式購入の最低単位である100株(75,400円)を購入しても、手数料無料です。

またSBI証券「現物取引 アクティブプラン」に対応する、楽天証券「いちにち定額コース」を比較した場合、100万円以上の取引をする場合はSBI証券の方が手数料が割安です。

100万円以上の取引も検討している方は、SBI証券を候補にしましょう。

SBI証券の国内株式取引手数料(税込)
第一屋製パン(2215)100株購入時の
手数料込みの値段
75,400(株価)+0(手数料)=75,400円
【現物取引 アクティブプランの場合】
現物取引
スタンダードプラン
(約定代金/取引手数料)
5万円まで 55円
10万円まで 99円
20万円まで 115円
50万円まで 275円
100万円まで 535円
150万円まで 640円
3,000万円まで 1,013円
3,000万円超 1,070円
信用取引
スタンダードプラン
(約定代金/取引手数料)
10万円まで 99円
20万円まで 148円
50万円まで 198円
50万円超 385円
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現物取引
アクティブプラン
(約定代金/取引手数料)
100万円まで 0円
200万円まで 1,238円
300万円まで 1,691円
以降100万円増加ごとに +295円
信用取引・「はじめて信用™」 アクティブプラン
(1日の約定代金合計/取引手数料)
100万円まで 0円
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松井証券では、25歳以下の場合約定代金に関わらず取引手数料が無料です。(25歳以上でも50万円までは無料)

現物取引・信用取引に関わらず取引手数料を気にせず投資できるので、利益計算も楽になり投資中のストレスが少ないです。

株式購入の最低単位である100株である(75,400円)を約定する場合は、50万円以下なので25歳以上でも現物取引・信用取引にかかわらず手数料が無料になります。

第一屋製パン株は株価が安いので、25歳以上も50万円まで手数料無料になる松井証券なら、手数料を抑えつつ十分大きな取引も可能です。

比較として、SBI証券では通常の信用取引の場合50万円超の約定には手数料が385円発生するので、松井証券の方が取引コストを抑えた投資がしやすいです。

さらに松井証券は、2023年オリコン顧客満足度®ランキングの「ネット証券 初心者部門」で第1位を獲得している老舗ネット証券です。

さらに、HDI-Japan(ヘルプデスク協会)主催、2023年度問合せ窓口格付け(証券業界)で最高評価の「三つ星」を13年連続で獲得している実績も持っています。

特に株や投資が初めてでわからないことが多い初心者にとって、サポート体制が充実した松井証券がは非常におすすめです。

松井証券では単元未満株の新規買付はできず、1株から株を購入することはできません(1株からの売却は可能)。

1株からの少額投資をしたい方はサブ口座も検討してみてください。

松井証券の国内株式取引手数料(税込)
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75,400(株価)+0(手数料)=75,400円
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100万円まで1,100円
200万円まで2,200円
その後100万円増えるごとに1,100円加算
1億円超 110,000円)※上限
現物取引【26歳以下】 無料
信用取引【26歳以上】 50万円まで 0円
100万円まで1,100円
200万円まで2,200円
その後100万円増えるごとに1,100円加算
1億円超 110,000円)※上限
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第一屋製パンの株主優待に関するQ&A

第一屋製パンと山崎製パンの株主優待に関する質問は以下の通りです。

第一屋製パンの株主優待に関するQ&A
  • 第一屋製パンに株主優待はある?
  • 第一屋製パンの株主優待はいつ廃止になった?
  • 第一屋製パンの株主優待が廃止になった理由は?

第一屋製パンに株主優待はある?

現在第一屋製パンに株主優待はありません。

過去には株主優待を提供していましたが、2020年12月の贈呈分を最後に廃止となっています。

第一屋製パンの株主優待はいつ廃止になった?

第一屋製パンの株主優待は2020年12月の贈呈を最後に廃止されました。

株主優待の廃止が発表されたのは2021年7月20日です。

第一屋製パンの株主優待が廃止になった理由は?

公式ホームページでは、「公平な利益還元のあり方という観点に加え、昨今の当社をめぐる経営環境に適応すべく取り組んでいる事業戦略の見直しの一環として、徹底的な販管費等のコスト削減の観点から、慎重に議論を重ねました結果、誠に遺憾ではありますが、株主優待制度を廃止させていただくことといたしました」と説明されています。

第一屋製パンの株主優待は廃止された

残念ながら第一屋製パンの株主優待は2020年12月末で廃止されましたが、上記で紹介したように同業界では山崎製パンなど株主優待を受け取れる企業もあります。

同じパン業界では山崎製パンがありますが、1,000株以上の保有が条件となっています。

現在の株価で考えると1,000株購入するには150万円以上が必要になります。

少し高く感じるかもしれませんが、山崎製パンはパン業界の中で売上がダントツ1位のため候補として検討してみましょう。

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