株式投資

【初心者必見】東証とは?株式市場の基礎を徹底解説

東証とは

よくドラマなどで「東証一部上場」という言葉を耳にしますよね。

しかし、実際のところ東証がなにか、上場とはどういう意味か、理解できていますか?

特に株式投資初心者の方は、株式市場の概念は理解しにくいものですよね。

そこで今回は、東証とはなにか、株式市場の基礎を徹底解説していきます。
初心者の方必見です!

東証とは「東京証券取引所」のこと

東証とは、「東京証券取引所」の略称です。

では、東京証券取引所とは何か詳しくご説明していきます。

そもそも証券取引所とは?

東証のご説明をする前に、そもそも証券取引所がどのようなものか、理解できていますか?

証券取引所…大勢の投資家たちが株を売買するところ。「株を買いたい人」「株を売りたい人」が集まって市場を形成する

株式投資は、企業の株を金融庁に登録された証券会社を通して売り買いすることです。

株を買いた人は証券会社に「買い注文」を出します。

その注文は市場である証券取引所に出され、そこで取引が行われます。売る場合も同様です。

つまり、株式投資をするには、証券会社を通して証券取引所に注文を出す必要があるということです。

東証とは日本で最も主要な証券取引所

そもそも日本には4つの証券所があることをご存じですか?

  1. 東京(東証)
  2. 名古屋(名証)
  3. 札幌(札証)
  4. 福岡(福証)

このうち、東京にある東京証券取引所が上場数や取引数が圧倒的です。

テレビなどでもよく「東証一部上場」という言葉を耳にするかと思いますが、それはこの東京証券所のことです。

もちろん地方にも優良な銘柄が存在していますが、地方の証券所に上場している企業の多くは東証にも上場しています。

そのため、特に初心者の方は東証で取引することをおすすめします。

これさえ知っておけば大丈夫!東証のポイント

では、東証について、より具体的に知っていてほしいポイントを3つご紹介します!
ぜひ読んで頭の片隅に入れてくださいね。

①東証一部上場とはすごいのか

よくドラマやニュースなどで耳にする「東証一部上場」は、何を指すのでしょうか?

東証は、ひとつの市場しかないのでなく、いくつかの市場で構成されています。

各市場の違いは「上場するためにクリアしなければならない条件」です。

ちなみに、上場とは何か皆さんご存じですか?

上場…株式公開後、さらに証券取引所での売買が可能となること

簡単に言ってしまえば、東証一部とは東証のなかでも最も上場が難しい市場です。

そのため、東証一部は誰もが言っている大企業が多くそろっています。

例えば、トヨタ自動車や日立製作所、日本郵政、三菱商事など、就活生が憧れる企業ばかりです。

つまり、これほどの大企業でないと上場できないほど、上場するための条件が非常に厳しいのです。

上場のための条件としては、

  • 株主数が2200人以上
  • 会社総資産額が40億円以上
  • 過去2年黒字

など、健全かつ安定した経営を行っている企業であることが求められています。

東証一部に上場できれば、格段に多くの資金を集められることはもちろん、企業のネームバリューやステータスも上がります。一方で、すべての経営状況を公開しなければなりませんし、多くの株主たちからの評価を受け止めて経営を行っていかなければなりません。

リターンが大きい分、リスクも大きいのです。

ちなみに、東証二部という市場も存在します。

東証二部は、東証一部の1つ下のランクというイメージです。

「一部の企業よりは規模や知名度が下がるものの、中小企業ではない」企業が東証二部に属します。

そのため、ほとんどの企業は、まず二部に上場して東証一部指定を目指します。

東証二部に上場する条件も一部ほどではないですが、厳しいものとなっています。

②新興市場「ジャスダック」「マザーズ」

東証には、一部と二部だけではありません。

実は「マザーズ」と「ジャスダック」も現在は東京証券取引所の株式市場となっています。

2つとも成長途中の企業が多く上場しています。

マザーズとは、Market of the high-growth and emerging stocksの頭文字をとって「Mothers」 です。

その名の通り「東証一部へのステップアップを視野に入れた成長企業向け」の市場です。

上場基準は一部・二部と比べるとかなり緩く、「高い成長可能性」が重視されています。

そのため、経営が安定していない企業や経営規模が小さい企業も上場していることが多いです。

ジャスダックは、マザーズ同様成長企業が集まる市場です。

マザーズと大きく違うのは、現在の形になるまでの過程です。

ジャスダックは日本初の成長・新興企業向けの市場ですが、もとは取引所ではなく、証券会社の店頭で売買する「店頭市場」として生まれました。

2004年には店頭売買から取引所へ転換しましたが、大阪証券取引所に吸収合併され「株式会社ジャスダック証券取引所」は解散しました。

その後、2010年に登場したのが新JASDAQです。

新JASDAQとは大阪証券取引所の新興市場であった「ヘラクレス」「NEO」と旧JASDAQ、3つの市場が統合されたものです。

そのため、マザーズより大きな新興市場となりました。今ご説明したように歴史が長いため、ベンチャーではない古参の銘柄が見られるのも特徴として挙げられます。

最終的には、2013年に東証に統合され新JASDAQも東証が運営することとなりました。

③ジャスダックの特徴は2部構成であること

ジャスダックには大きな特徴があります。

それは、「2部構成」であることです。

2部構成とは以下の2つの市場です。

  1. スタンダード市場…上場に実績がある程度必要で「信頼性、革新性、地域・国際性」がコンセプト
  2. クローズ市場…赤字でも来性重視が重視される、参入しやすい

単純に上場の条件の厳しさで言えば

東証一部>東証二部>ジャスダック(スタンダード市場)>マザーズ≧ジャスダック(グロース市場)

となっています。

例えば、

  • 東証一部直接上場…株主数2,200人以上、時価総額250億円以上
  • 東証二部…株主数は800人以上、時価総額は20億円以上
  • マザーズ…株主数200人以上、時価総額は10億円以上

となっています。

ジャスダックでは株主数200人以上、時価総額の基準は設けられていません。しかし、基準の項目や、求められる企業像は市場によって違います。

これだけは知って欲しい!証券取引所の基礎知識

東証証券取引所がどのようなものか、ご理解していただけたでしょうか。

最後に、東京証券取引所以外にも最低限知っておいてほしい証券取引所の基礎知識を徹底解説していきます。

今からご説明することを知っておくだけで、株式投資もかなりやりやすくなりますよ。

証券取引所は取引時間が決まっている

先ほど、証券取引所は東京証券取引所も含めて全国に4カ所あるとお伝えしました。

実は、証券取引所は取引時間が決まっているとご存じですか?

簡単にまとめると、証券取引所は「平日の日中」に開いています

では、具体的な取引時間を見ていきましょう。

以下の表にまとめましたので、ぜひチェックしてください。

証券所 前場 後場
東京証券取引所 9:00~11:30 12:30~15:00
名古屋証券取引所 9:00~11:30 12:30~15:30
札幌証券取引所 9:00~11:30 12:30~15:30
福岡証券取引所 9:00~11:30 12:30~15:30

後場は東京証券取引所のみ15時までとなっていますが、大きな違いはありません。

また、証券所と取引時間に関する基礎知識として最低限知っておいてほしいポイントをご紹介します。

  • 立会時間(たちあいじかん)…取引ができる時間
    日本の証券所の特徴は、お昼休憩があること
  • お昼休憩の前を「前場」(ぜんば)、お昼休憩の後を「後場」(ごば)という
  • 証券取引所の休日…土日祝日(振替休日含む)、大晦日と正月三が日

まとめると、株式投資の取引時間は主に「平日の日中である」ということです。

株の注文は24時間可能

株式市場は今ご紹介したように、平日の日中にしかあいていません。

しかし、株の売買の注文自体は24時間可能なのです。

では、どうすれば24時間注文ができるのでしょうか。

そもそもの前提として、株式投資をするには証券所で口座を開設しなければなりません。

その際、実店舗がある「総合証券」と実店舗がないネット上の証券会社である「ネット証券」のどちらかを選ぶ必要があります。

日中に仕事がある方は、必ず「ネット証券」を選ぶようにしてください。

なぜなら、ネット証券であれば取引時間後も「買い注文」や「売り注文」を出すことが可能だからです。

つまり、ネット証券であれば、取引が成立するのが平日の日中というだけであって、買い注文や売り注文といった注文は、ほぼ24時間かつ土日もすることができるのです!

ちなみに、取引時間後の注文は翌日の注文として扱われます。

また、「ほぼ24時間」とお伝えしましたが、それは前場終了時・後場終了時には注文が入り乱れるので受付を停止したり、システムメンテナンスの時間も注文ができないためです。

細かい時間は証券会社によって異なるので、ご自身の証券会社のホームページをチェックしてみてください。

海外の証券所の取引時間も知っておこう

ちなみに、株式投資はもちろん海外でも行われています。

むしろ、日本の株価は海外市場の影響をダイレクトに受けていると言ってよいでしょう。

そのため、日本の今後の株価を予測するには、海外の株価をチェックする必要があります。

海外では、時差もあるため日本とは異なる時間帯に取引されています。

以下に主な海外の証券所の取引時間をまとめましたので、海外の銘柄も取引したい方は、ぜひ参考にしてください。

【海外の主な証券取引所と取引時間】

証券取引所 取引時間(日本時間で換算)
ニューヨーク証券取引所 23時30分~翌日6時
夏:22時30分~翌朝5時
ロンドン証券取引所 17時~翌朝1時30分
夏:16時~翌日1時30分
上海証券取引所 10時30分~12時30分 14時~16時

ちなみに、海外の株式投資の取引時間で最も注意してほしいのが「サマータイム」です。

ニューヨーク市場やロンドン市場は、夏はサマータイムで取引時間が1時間早まるため注意が必要です。

株式投資初心者は「東証」がおすすめ

東証は、「東京証券取引所」です。

東京証券取引所は、日本の証券取引所のなかでも、最も多くの取引が行われています。

株初心者の方はわからないことが多く不安になるかと思いますが、まずはネット証券で口座を開き、東証で取引を始めてみてはいかがでしょうか。

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