「CFD取引を始めたいけどよくわからない」
「初心者でも簡単にできるCFD取引は?」
CFD取引は現物での受け渡しなしで、売買で出た金額の差で決済される「差金決済取引」です。
CFD取引で利益を出すには、証券会社や銘柄の選び方が重要な要素だと言われています。
この記事では、CFD取引のおすすめ証券会社と銘柄を紹介して、CFD取引のメリットデメリットも解説していきます。
【株初心者・入門】株式投資の始め方・買い方を解説!株の基礎知識から初心者必見の少額投資手法まで解説
- CFD取引におすすめの証券会社
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IG証券
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銘柄種類 約17,000以上 レバレッジ 5~20倍 取引手数料 米国株式CFD:最低16.50ドル 取り扱い銘柄種類は17,000以上!
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CFDとは?
CFD(Contract For Difference)は「差金決済取引」といわれている取引で、現物の売買は行わないという特徴があります。
証拠金を預けたうえで銘柄を売買し、その差金のみを決済するという仕組みになっています。
CFD取引は「買い」と「売り」の両方ができるので、CFD銘柄が上昇すると見込めば安値で買う、下降すると見込めば高値で売ることで利益がだせます。
例えば、CFD価格50万円で買い付けたものが60万円になった時点で決済すれば10万円の利益を得られます。
CFD取引は、株価指数・商品・個別株式など世界中の幅広い銘柄が取引可能です。
CFD取引の証券会社を選ぶポイント
CFD取引は様々な取引があるので、証券会社選びが重要になります。
CFD取引の証券会社を選ぶポイントは、次の3つです。
- スプレッドの狭さ
- 手数料の安さ
- 取引銘柄
それぞれ解説していきます。
スプレッドの狭さ
スプレッドは買値と売値の差のことで、一般的にスプレッドが大きいと取引が不利になります。
CFDは公開市場がなく相対取引なので、証券会社は独自のスプレッドを設定しています。
できる限りスプレッドが狭い取引ができる証券会社を選ぶと、お得に取引できます。
一般的に手数料が安いところほどスプレッドが大きくなる傾向があります。
手数料の安さ
CFDは手数料の安さも証券会社を判断するポイントの一つです。
手数料を無料にしている会社も少なくなく、選ぶ比較ポイントとしては大きいです。
ただし、日付をまたいでポジションを保有する場合には「オーバーナイト金利」がかかることもあるので注意が必要です。
取引銘柄
取引銘柄の数と種類が多いと選択肢が多くなるのでお勧めです。
例えば商品CFDだと金や銀、原油が取引できれば初心者でも簡単にできるので、始める前に取引銘柄がどのようなものがあるか確認して始めると良いでしょう。
それぞれの証券会社ごとに取引銘柄は異なるので、わからないうちは種類が多い証券会社を選ぶと良いでしょう。
投資信託とは?利益の出る仕組みやメリット・デメリットを初心者にもわかりやすく解説
CFD取引におすすめの証券会社
CFD取引におすすめの証券会社は次の6つです。
- GMOクリック証券
- IG証券
- 楽天証券
- SBI証券
- 岡三オンライン
- インヴァスト証券
証券会社ごとに特徴が異なるので、自分に合った証券会社を選ぶと良いでしょう。
以下にそれぞれ解説していきます。
GMOクリック証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 90円 | 260円 | 460円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
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証券会社名 | GMOクリック証券 |
---|---|
銘柄種類 | 148銘柄 |
レバレッジ |
|
取引手数料 | 無料 |
取引期限 | なし |
GMO証券は、日本225などの株価指数や外国株、金や原油などの商品先物を含む世界中の銘柄に投資ができる証券会社です。
商品銘柄数は140種類を越える上に、取引手数料は完全に無料とメリットも多いです。
デモトレードもできるようになっているので、初心者で初めてCFD取引をする場合は特におすすめです。
また、GMOクリック証券ではCFDの他にも株式や投資信託、債権の購入もできます。
他の金融商品に投資してみたいと思った時もスムーズに移行できるので、CFD以外も始めたい人はおすすめです。
GMOクリック証券の評判・口コミはどう?株式・FXの手数料評価や初心者におすすめの理由も解説
IG証券
ポイント
メジャー通貨スプレッド・スワップポイント | ||
---|---|---|
通貨ペア | スプレッド | スワップポイント |
米ドル円 | 変動性 | 119 |
ユーロ円 | 変動性 | 24 |
証券会社名 | IG証券 |
---|---|
銘柄種類 | 約17,000以上 |
レバレッジ |
|
取引手数料 |
|
取引期限 | なし |
IG証券は、全世界31万3千人のユーザーを誇る世界トップクラスのCFD取引の証券会社です。
取扱銘柄数は17,000以上のCFD銘柄を提供しているため、ほとんどの銘柄を取引する事が可能です。
またIG証券はノックアウト・ポジションという少額投資でリスクを抑えながら投資することもできます。
これからCFD投資を始めようと思っている人には、おすすめの証券会社です。
ただし、IG証券では口座管理手数料がかかる可能性もあるので、始める前に確認しておきましょう。
【IG証券】ノックアウトオプションのスプレッドは広い?手数料は高い?取引コストを他社と徹底比較
楽天証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
投信積立での楽天キャッシュ決済開始記念キャンペーン
証券会社名 | 楽天証券 |
---|---|
銘柄種類 | 10銘柄 |
レバレッジ |
|
取引手数料 | 無料 |
取引期限 | 銘柄ごとに異なる |
楽天証券は大手ネット証券でCFD取引も行っています。
大手ゆえに安心感がある取引ができる上に、2021年5月からは金・銀の取扱も始めているため銘柄ラインナップが豊富になりました。
必要最低証拠金が約3,000〜100,000円程度から始められるので、ローリスクでCFD投資を始めることが出来ます。
楽天証券CFDでは、世界中の投資家に人気の取引ツールMT4(メタトレーダー4)が使えるため、スムーズに取引できることも魅力の一つです。
楽天証券の評判・口コミはどう?楽天ポイントで投資できる仕組みや口座開設手順を解説
SBI証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
SBI証券でiDeCo始めちゃおう!キャンペーン
証券会社名 | SBI証券 |
---|---|
銘柄種類 | 7種類 |
レバレッジ | 20~60倍 |
取引手数料 | 156円/枚〜330円/枚 |
取引期限 | 最長15か月 |
SBI証券も楽天証券同様大手のネット証券で、CFD取引にも対応しています。
SBI証券は、取引手数料が最安水準で設定されていること、レバレッジを効かせた取引が少額から始められることが特徴です。
また取引が24時間いつでも可能なので、日中忙しい人でも時間にとらわれずに取引することができます。
しかし現段階では取扱銘柄が6つと少ないので、自分がしたいCFD銘柄がない場合は利用しづらいと言えます。
SBI証券の評判・口コミはやばい?口座数NO.1の理由やメリット・デメリットを徹底解説
岡三オンライン
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 108円 | 385円 | 660円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
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国内株式取引手数料 最大3カ月全額キャッシュバック など
証券会社名 | 岡三オンライン |
---|---|
銘柄種類 | 7種類 |
レバレッジ | 最大50倍 |
取引手数料 | 30円/枚〜330円/枚 |
取引期限 | 無し |
岡三オンラインの『くりっく株365』は、日本で初めてCFD取引を行った公的な取引所です。
創業から100年近い歴史を誇る岡三証券グループ運営なので、信頼性が高く安心した取引ができます。
岡三オンラインでは少額の証拠金で取引可能なうえ、「海外株価指数」ははじめから円建て提示されているので、為替リスクを気にせず取引できるメリットがあります。
日経225やNYダウ、DAX、FTSE100、金や原油ETFに投資できます。
岡三オンライン証券の評判・口コミはやばい?取引ツールの評価や取引手数料も解説
インヴァスト証券
メジャー通貨スプレッド・スワップポイント | ||
---|---|---|
通貨ペア | スプレッド | スワップポイント |
米ドル円 | 0.3銭 | 100 |
ユーロ円 | 0.5銭 | 30 |
証券会社名 | インヴァスト証券 |
---|---|
銘柄種類 | 29銘柄 |
レバレッジ | 5倍(例外有) |
取引手数料 | 無料 |
取引期限 | 無し |
インヴァスト証券のトライオートEFTは自動売買が利用できるため、最初に設定すればすべて自動で取引してくれます。
忙しい人でも時間を使わずにCFD投資ができるので、投資に時間をかけたくない人におすすめです。
少額から投資が出来ること、取引手数料が無料なことからも、初心者でも使いやすくなっています。
銘柄は日本225やS&P500ETFなど有名な銘柄が厳選されているので、迷わずに投資が可能です。
トライオートETFの評判は?口コミやメリット・デメリットを解説
初心者におすすめのCFD銘柄
CFDで取引できる銘柄は、大きく分けると次の3つにわけることが出来ます。
- 株価指数
- 個別株式
- 商品
それぞれでおすすめの銘柄を紹介していきます。
株価指数
株価指数とは、各国の証券市場で取引されている個々の株式の株価を一定の計算式で総合的に数値化し、市場の状況を示す指標のことです。
CFDは株価指数の変動に合わせて買いと売りの取引ができます。
CFD投資初心者におすすめの株価指数銘柄は次の3つです。
- 日経225
- ダウ平均株価
- S&P500
以下にそれぞれ解説していきます。
日経225
日経225は「日経平均株価」とも呼ばれる、日本の株式市場の状況を示す株価指数です。
東証一部に上場している企業の中から業種のバランスを考慮して選出した、225社の株価を平均して算出されているためにこの名前が付けられています。
日経225の価格が上昇していると株式市場全体が成長しており、多くの企業の株価が値上がりします。
反対に日経225の価格が下落した場合は株式市場全体が落ち込んでいることになります。
日経225は平日24時間取引が可能なため、日中は働いていて取引ができない人でも安心して利用できます。
ダウ平均株価
ダウ平均株価は「NYダウ」「米国ウォール・ストリート株価指数」など、さまざまな名称がつけられている株価指数です。
米国のニュース通信社であるダウ・ジョーンズ社が、ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場している企業の中から30社をピックアップして算出しています。
ダウ平均は長期的に上昇し続けている銘柄のため、買い目線のトレードに適しており、初心者でも利益を出しやすい銘柄です。
S&P500
S&P500は米国の株価指数です。
ニューヨーク証券取引所・NASDAQなど、米国の代表的な株式市場に上場している企業から500社をピックアップし、全ての株価を時価総額で加重平均して算出されます。
Apple社やMicrosoft社、Tesla社などの株価がS&P500に含まれています。
S&P500は長期的に上昇し続けており、取引高も多く値動きが安定しているので、CFD投資初心者でも利益を出しやすい銘柄になっています。
個別株式
株式CFDは世界中の株式を一つの口座で取引をしてレバレッジをかけることができるので、少額から取引を始められるのが最大のメリットです。
しかし株式CFDでは現物の株式とは違い、買いポジションを持っていたとしても株主にはならないため、配当や優待を受けることができません。
以上を踏まえたうえで、初心者におすすめの株式CFDの銘柄は次の3つです。
- マイクロソフト
- テスラ
- Apple
以下にそれぞれ解説していきます。
マイクロソフト
マイクロソフトはS&P500に入っている有名な企業です。
株価も2012年からは右肩上がりで、今後の成長も期待されている銘柄です。
マイクロソフトもCFD取引ができるので、株価が成長している現在は基本的に売り取引をすると利益を出せます。
レバレッジは5倍までかけることができるので、長期でも稼ぐことが出来るので投資初心者でもおすすめです。
テスラ
テスラは電気自動車の会社で、先ほど紹介したS&P500の銘柄にも入っている企業です。
ガソリン車ではなく電気自動車の会社なので時代の流れにもあっており、今後成長が見込めます。
2021年2月にはテスラが15億円ほどのビットコインを購入し、一時的に価格が13%も上がりました。
テスラのテクノロジーが発展すると今後の社会全体の成長にも期待できるので、世界中が注目をしている企業の一つです。
Apple
Apple社はiPhoneやiPad、Macなどのデバイスを提供している電子機器企業です。
株式時価総額は長い間右肩上がりに上昇し続けており、現在は世界2位の水準を誇っています。
今後の成長にも注目が集まっている銘柄で、基本的に買い注文をしていれば利益を出せるので初心者でも始めやすいです。
また世界的に有名な企業なので、ニュースや新製品などの情報を収集しやすく、ファンダメンタルズ分析がしやすいです。
株式を保有しているわけではないので配当を受けることはできませんが、それでも短期間で利益がだせるのが特徴です。
商品
商品CFDではエネルギー資源や貴金属、農産物などの銘柄があります。
季節や天候、環境の変化などによってファンダメンタルズ分析という、企業の価値と株価とを比較検討することで株式相場を分析する分析がしやすくなっています。
商品CFDの中で特に初心者におすすめの銘柄は次の3つです。
- 原油
- 金
- 銀
以下にそれぞれ解説していきます。
原油
原油はエネルギー資源の一種ですが、CFDで取引が可能です。
天気や季節によって価格が左右しやすく、世界中の原油の使われ方によって値動きが連動します。
例えば米国の夏の期間は暑い気候により車移動をする人が増えるのでガソリン需要(原油需要)が高まります。
また冬の期間は暖房を多く使用し灯油の消費量が上がるので、原油の価格が上がりやすいです。
原油は夏と冬に価格が上がりやすいといったように、他の銘柄と比べてファンダメンタルズ分析がしやすくなっているため、CFD投資初心者におすすめです。
金
金は希少性が高く、他の貴金属と比べて価格が高いので世界中の投資家に取引されています。
価格の変動は為替や株式と比べて大きいので、うまく取引ができれば短期間で大きな成果を上げることができます。
しかしレバレッジをかけてしまうと、リスクがさらに高くなるというデメリットもあります。
投資初心者の人はレバレッジを掛け過ぎないように投資すれば、短期間で利益を出すことが出来るのでお勧めです。
金はインフレ時に上昇傾向、デフレ時に下落傾向があるので、一応参考にしておくと良いでしょう。
ただし問題点としては、金の値動きの分析では値動きに影響をもたらすような経済指標やニュースなどが少ないことが挙げられます。
銀
銀は金よりも採掘量が多いですが、市場規模は小さいという特徴があります。
銀は金と比較して価格が安く、価格の変動率が高いので短期投資に向いています。
上手くトレンドに乗って取引ができれば短期間で金よりも大きな利益を上げられる可能性があります。
銀の価格は需要と供給によって決定し、需要が供給より高まれば上昇します。
また銀は比較安全な資産としても投資対象に用いられています。
株価や為替相場が暴落した際、資金が貴金属に流入して価格が上昇しやすくなることも覚えておきましょう。
短期投資におすすめの投資手法・銘柄はある?長期投資との違いやメリット・デメリットを解説
CFD取引のメリット
ここまでCFD取引のおすすめについて紹介しましたが、実際にCFD取引はどんなメリットがあるのでしょうか?
CFD取引のメリットは次の通りです。
- 買いと売りのどちらもできる
- 取引コストが安い
- レバレッジをかけて取引できる
- 銘柄数が多い
以下にそれぞれ解説していきます。
買いと売りのどちらもできる
CFD取引は買い注文だけではなく、売り注文もできます。
買い注文ではポジションを持った時より決済時の価格が高いと利益が出て、反対に売り注文ではポジションを持った時よりも決済時の価格が低いと利益が出ます。
買いと売りどちらもできることで、価格が上昇する局面と下落する局面のどちらでも利益を上げることができるチャンスがあります。
特に通貨とCFD銘柄が相関することが多いため、FX経験者にはやりやすい投資と言えます。
取引コストが安い
CFD取引は手数料が低い証券会社を利用すれば、最小限にコストを抑えて取引可能です。
他の株式投資やFXでは手数料が数%かかるところがほとんどですが一方、CFD投資では無料でできる証券会社もあります。
特に「各種手数料無料」「スプレッドが狭い」などの特徴を持つ口座は余計なお金をかけずにすむので、CFD取引におすすめです。
ただし、CFDは日をまたいでポジションを保有し続けると「オーバーナイト金利」という金利が発生するので気をつけましょう。
レバレッジをかけて取引できる
CFD取引は他の金融商品同様に、レバレッジをかけて取引できます。
レバレッジとは、口座にある証拠金の何倍もの額の通貨を売買できる仕組みのことです。
先ほど紹介した3種類のおすすめ銘柄では、次のようにレバレッジが定められています。
株価指数 | 10倍 |
---|---|
個別株式 | 5倍 |
商品 | 20倍 |
日本の株式市場におけるレバレッジ取引では3.3倍までしか取引できませんが、CFD取引では5倍のレバレッジをかけて取引ができます。
資金効率を高めることが出来るので、大きい金額を掛けることが出来ます。
銘柄数が多い
CFDは株価指数、個別株式、商品の3つのカテゴリに分かれていて、銘柄数は数万以上あります。
証券会社ごとに取引できる銘柄は決まっていますが、それでもかなり取引の種類は多いです。
初心者の方でも自分に合った、取引をしやすい銘柄を見つけやすいです。
CFD取引のデメリット
CFD取引のデメリットは次の2つです。
- 損失が大きくなるリスクがある
- 追従が発生する場合がある
CFD取引はメリットが多く、初心者でも大きな利益を出しやすいですが、反対にデメリットもあるので始める前には注意が必要です。
以下にそれぞれのデメリットを解説していきます。
損失が大きくなるリスクがある
CFD取引はレバレッジをかけられるので、少ない資金で大きな利益を得られるメリットがありますが、損失を出すリスクも上がります。
レバレッジをかけて利益が出れば大きく稼ぐことが出来ますが、損失が出た場合は利益を出した時同様に大きく損失が出てしまいます。
さらにCFDの銘柄自体価格の変動率が大きく、急騰・急落のリスクがあります。
個別株式や株価指数は経済指標の影響を受けやすいので、レバレッジをかけていると突然大きな損失を出すケースがあります。
CFD取引は短期間で大きく稼ぐことが出来る投資方法ですが、リスクも大きいことは理解しておきましょう。
追証が発生する場合がある
CFD取引では買ポジション・売りポジションに関わらず、委託保証金維持率を下回ると委託保証金を入金しなければいけない制度があります。
委託保証金維持率とは約定代金に対する証拠金額の割合のことで、維持率が下回ってしまった場合は追証が発生します。
追証が発生すると、維持率を上げるために期日までに指定された額を入金し、入金できない場合は強制決済されます。
強制決済が行われると大きく損失を出してしまうので、追証にならないように注意が必要です。
CFD取引の注意点
CFD取引の注意点は、次の2点です。
- 損切ラインを決めておく
- レバレッジを掛け過ぎない
CFD取引は短期間で利益も損失も出やすい投資なので、始める前に気を付ける必要があります。
以下にそれぞれ解説していきます。
損切りラインを決めておく
CFD投資をする際は、損切ラインを決めておきましょう。
損切とは、損切りとは保有している株を売却して損失を確定させることです。
投資は毎回利益がだせるわけではなく、できるだけ損失を小さくして損失以上に利益を出す「損小利大」が重要です。
「まだ利益がだせるかも」と損切りしなければ、どんどん損失が膨らみ、最終的には強制ロスカットになってしまうこともあります。
損切りはリスクを抑える方法として重要で、あらかじめ損切りのルールを決めておくとCFD取引で利益を出しやすくなります。
レバレッジをかけすぎない
CFD投資ではレバレッジが大きくかけられることがメリットですが、実はレバレッジを抑えても利益は出せます。
CFD銘柄は価格の変動率が大きく、短期間で利益がだせる特徴があるので、それほどレバレッジをかけていなくても利益を出すことが出来ます。
レバレッジは利益が大きくなる代わりに損失も大きくなるため、相対的に見るとリスクが高くなってしまいます。
レバレッジをかけすぎてしまうと強制ロスカットになってしまう可能性もあるので、CFD取引をする場合はレバレッジの倍率は押さえると良いでしょう。
CFD 取引をしたい人は証券会社や銘柄の選定から始めよう
CFD取引は価格変動が大きく短期間で利益がだしやすい一方、損失も膨らみやすい取引です。
初心者には損失が大きくなるので始めづらいかもしれませんが、リスクを抑えてできる銘柄を選べば着実に利益を出すことが出来るので、まずは証券会社と銘柄の選定から始めましょう。
始める際は、損失が大きくなり過ぎないようにリスクコントロールして始めると良いです。