ホクト(1379)株価・株式情報を紹介！業績推移や株主優待情報も徹底解説

この記事では、東京証券取引所プライム市場に上場する「ホクト(1379)」についての株価・株式情報を紹介しています。

業績推移や株主優待情報もまとめていますのでぜひ目を通してみてください。

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ホクト(1379)のリアルタイムチャート

ホクト(1379)のリアルタイムチャートです。

年ごとの値動き幅については下記にまとめています。

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ホクト(1379)の基本情報

ホクトは昭和39年に、食品包装資材の販売を目的に設立されました。

新潟地震を契機に開発した、割れないポリプロピレン製のきのこ栽培ビンは業界の先駆けとなりました。

その後は独自の発想から栽培きのこの品質向上や生産性アップを考慮した栽培資材・機械を開発。

きのこ資材のトップメーカーとして飛躍的な発展を遂げています。

日本食ブームや、ヘルシーで栄養価の高いきのこの特性を強みに、現在は海外進出にも積極的に取り組んでいます。

会社概要

株式会社 ホクトの会社情報は下記の通りです。

事業内容

ホクトは、きのこの研究・開発・生産・販売を一貫して手掛ける「きのこ総合企業」です。

きのこを使用した加工食品事業への取組は、国内だけでなく米国・台湾・マレーシアの子会社を足掛かりとして北米・アジア市場へ販路を拡大しています。

1964年設立以来、今や世界的な視野に立って挑戦する、研究開発型企業に成長しています。

ホクト(1379)の業績推移

ホクト(1379)の売上高、営業利益の業績推移についてまとめています。

売上高

ホクトの2015年3月期～2023年3月期の売上高通期実績、そして2024年3月期の通期予想をグラフにしました。

売上高はおおむね安定しており、緩やかな成長を見せています。

2022年からはやや売上高が減少していますが、翌年には順調に持ち直しはじめ、2024年には過去最高売り上げを達成見込みです。

2021年秋から稼働し始めている「三重きのこセンター」の通年稼働が、売上増に貢献したと考えます。

営業利益

ホクトの2015年3月期～2023年3月期の営業利益の通期実績、そして2024年3月期の通期予想を一覧にしています。

2023年の売上高は好調で、2024に最高売上達成見込みですが等安定して見えました。

しかし一方で、2023年の営業利益はマイナス29億4,800万円と、会社始まって以来の赤字決算となりました。

要因としては、ロシアによるウクライナ侵攻が背景にあると考えます。

円安により原材料価格の高騰や原油高に伴い、輸送費やエネルギーコストが上昇しました。

製造コストが大幅に増大したことで、売上高は好調にもかかわらず営業利益に反映しきれなかった可能性があります。

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ホクト(1379)の株主優待情報

ホクト(1379)の株主優待情報についてまとめました。

株主優待の内容をはじめ、優待を受けるために必要な最低株数、必要資金、優待受け取りの受け取りのタイミング等を確認しましょう。

優待内容

ホクトの株主優待では、保有株式数に応じて自社商品のセットが送られます。

対象となるのは、毎年3月31日の株主名簿に記載されている1単元（100株）以上保有の株主です。

選択できるセットの内容は下記の通りです。

Ａ．健康セット（アガリクスドリンク等詰合せ）
Ｂ．レトルトセット（レトルトカレー、炊き込みご飯の素等詰合せ）
Ｃ．きのこ・レトルトセット（きのこ2種類、レトルトカレー等詰合せ）

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投資金額

ホクトの株価は、タイミングにもよりますが1,815円程です。

株主優待が発生するのは100株からなので、株主優待をもらうための最低投資金額は181,500円となります。

また基本的に株式は1単元（100株）からの取引しかできないため、ホクトのの株を購入する際の最低投資金額も181,500円からとなります。

ただし、単元未満株サービスを提供する証券会社であれば、1株から購入できる可能性があります。

単元未満で少しずつ購入し、100株に到達すれば株主優待の権利も得られます。

「株主優待はもらいたいけどいきなり何十万も投資するのは厳しい」

「できれば単元未満でお小遣い程度から投資したい」

そんな時は、単元未満株サービスの活用も視野に入れながら、資金状況とも相談して投資スタイルを検討しましょう。

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ホクト(1379)の取り扱いネット証券

ホクト(1379)の株を取り扱うおすすめのネット証券を紹介します。

ホクトの株を購入する場合の実際の手数料や、手数料体系の違い、各証券会社ごとのメリットや注意点についてまとめていますので、証券会社選びの情報収集に活用してください。

楽天証券

楽天証券の単元未満株サービス「かぶミニ」を提供しています。

通常株は1単元（100株）からしか取引できないところ、「かぶミニ」なら1株から購入することができるため、株式投資初心者や少額投資希望の投資家におすすめです。

ホクトも「かぶミニ」対象銘柄であり、100株買うには181,500円必要でも、1株なら1,815円から購入することができ、お小遣いの範囲で気軽に投資できます。

また楽天証券ならではの特徴として、楽天グループの各サービスによって貯まる「楽天ポイント」で国内株式（現物）の購入が可能です。

普段から楽天経済圏を利用しているかたなら、貯めた楽天ポイントでポイント投資ができます。

現金を使わずポイントだけでコツコツ株を買う、低リスクな投資スタイルで株式投資を始められるのは、初心者には嬉しいメリットです。

また一株当たりの価格が比較的安いホクト株だからこそ、ポイント投資もしやすいでしょう。

さらに楽天証券では、2023年10月1日から「ゼロコース」という新たな手数料体系が導入されています。

国内株式（現物/信用）の取引手数料が、約定代金に関わらず0円になるお得なコースとなっています。

例えば、ホクトで株主優待を受けるためには100株（181,500円）を約定する必要がありますがこの場合、今まで通り超割コースを利用すると115円の手数料がかっていました。

ですが新制度のゼロコースであれば、手数料0円での取引ができます。※

※かぶミニには手数料とは別に0.22％のスプレッドがかかります。

例：ホクトの株1株（1,815円）購入の場合7円のスプレッド（実質的な手数料）が発生。

（買付時：1,815円×0.22％＝3.993→小数点切り上げ：4円

売却時：1,815円×0.22％＝3.993→小数点切り捨て：3円

往復コスト4＋3＝7円）。

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SBI証券

SBI証券では「現物取引 アクティブプラン」を使えば、ホクト100株（株主優待をもらえるライン）を購入しても手数料無料です。

楽天証券で発生していたスプレッドも、SBI証券ではかかりません。

またSBI証券にも、単元未満株サービス「S株」があり、ポイントでS株の購入も可能です。

SBI証券のポイント投資の特徴は、使えるポイントが2種類あるところです。

楽天証券は楽天ポイントのみでしたが、SBI証券ではTポイント、Pontaポイントを使って「S株」を購入できます。（投資信託の購入ならVポイントも利用可）

手数料コースに関しても楽天証券と比較していましょう。

SBI証券「現物取引 アクティブプラン」に対応する、楽天証券「いちにち定額コース」と比較した場合、１日の約定代金合計100万円までは手数料0円なのは同じです。

ただし、100万円以上の取引をする場合はSBI証券の方が手数料を抑えることができます。

100万円以上、200万円までの取引では、SBI証券の手数料は1,238円なのに対し、楽天証券は2,200円。

300万円までになるとSBI証券が1,691円なのに対し、楽天証券は3,300円の手数料が発生します。

300万円以降は、100万円増えるごとにSBI証券は+295円、楽天証券は1,100円の手数料が追加されるので、楽天証券の手数料が割高となります。

ただし、ホクトの株主優待が目的または目標の場合、100万円を超える株の購入は必要ありません。

ホクトの株主優待が発生するのは100株からであり、100株の価格は181,500円です。

ホクト以外の株の購入や、100万円以上の取引も視野に入れて証券会社を探したいという方には、SBI証券がおすすめです。

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松井証券

松井証券では、単元未満株の売却こそできるものの、1株から株を購入することはできません。

つまり1株から株を購入することはできないため、ホクトの株を買いたい場合は100株（181,500円）が最低投資額となります。

しかし松井証券の大きな特徴として、26歳以下の場合約定代金に関わらず取引手数料が無料になっています。

ホクトで株主優待をもらえるラインである100株（181,500円）を約定する場合でも、現物取引・信用取引にかかわらず手数料が無料です。

比較として、SBI証券では通常の信用取引の場合50万円までの約定には手数料が198円の発生します。

楽天証券やSBI証券で何千円も手数料を取られる取引でも、松井証券なら26歳以下のコースを使えば約定代金に関わらず取引手数料が無料となり非常に有利です。

特に取引コストを抑えたい学生や若者世代の投資家は、松井証券を候補にしておきましょう。

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ホクト(1379)はエネルギーコストの削減が課題

国内株式「ホクト(1379)」の株式情報、業績推移、株主優待情報等について解説しました。

ホクトの売上高は好調で安定して見えますが、一方で2023年の営業利益はマイナス29億4,800万円と赤字決算となっています。

円安による原材料価格の高騰や、原油高に伴う輸送費やエネルギーコストの上昇が要因と考えられます。

海外進出も進めている等、将来性に期待できる要素は持っていますので、エネルギーコストの削減という課題をクリアすれば業績も安定を取り戻す可能性があります。

解説した内容を参考に、国内株取引の銘柄探しをしている方はぜひホクトを候補にしてみてください。

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