本記事では、東京証券取引所グロース市場に上場している「CYBERDYNE(7779)」についての株価・株式情報を紹介していきます。
企業情報や業績推移、株主優待なども紹介していくので、ぜひ目を通してみてください。
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CYBERDYNE(7779)のリアルタイムチャート
CYBERDYNE(7779)のリアルタイムチャートです。
年ごとの値動き幅については下記にまとめています。
CYBERDYNE(7779)の値動き幅(終わり値) | |
---|---|
2015年 | 1,413~2,046円 |
2016年 | 1,495~2,600円 |
2017年 | 1,446~1,941円 |
2018年 | 485~1,888円 |
2019年 | 567~698円 |
2020年 | 392~887円 |
2021年 | 354~643円 |
2022年 | 301~394円 |
2023年(11月時点) | 262~320円 |
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CYBERDYNE(7779)の基本情報
「CYBERDYNE株式会社」は、茨城県つくば市に本社を置く企業で、精密機器の研究開発および製造を行っています。
人・ロボット・AIの融合によって、誰ひとり取り残さない社会の実現を目指し事業を展開しており、2014年3月26日に東京証券取引所マザーズ市場へ上場、のちにグロース市場に所属を変更しています。
会社概要
CYBERDYNEの会社情報は下記の通りです。
会社名 | CYBERDYNE株式会社 |
---|---|
所在地 | 〒305-0818 茨城県つくば市学園南二丁目2番地1 |
電話番号 | 29-855-3189 |
代表取締役社長 | 山海 嘉之 |
設立 | 2004年6月24日 |
資本金 | 10,000,000円 |
従業員数 | 82名 |
株式 | 東京証券取引所 グロース市場 |
証券コード | 7779 |
事業内容
東証業種名 | 精密機器 |
---|---|
事業内容 | 研究開発・製造 |
国内事務所 | 茨城 |
海外事業所 | ー |
上述した通り、CYBERDYNEは精密機械の研究開発・製造を行う企業です。
人とテクノロジーが相互に支援し合う「テクノ・ピアサポート社会」の実現を目指しており、ロボット・ITに続く「サイバニクス産業」という新産業の創出に挑戦しています。
装着型サイボーグ「HAL」という身体機能の改善・補助などを行うことができる世界初のロボット技術を提供し、超高齢社会が直面する課題の解決に向けて取り組んでいます。
CYBERDYNE(7779)の業績推移
CYBERDYNE(7779)の売上高、営業利益の業績推移についてまとめています。
売上高
CYBERDYNEの2015年3月期~2023年3月期の売上高通期実績、そして2024年3月期の通期予想をグラフにしました。
売上高は順調に推移しています。
2017年から2021年までやや停滞していましたが、2022年には20億円を突破し、2023年は30億円を突破する見込みとなっています。
CYBERDYNE(7779)の売上高(単位:百万円) | |
---|---|
2015年3月期 通期実績 | 631 |
2016年3月期 通期実績 | 1,264 |
2017年3月期 通期実績 | 1,660 |
2018年3月期 通期実績 | 1,728 |
2019年3月期 通期実績 | 1,709 |
2020年3月期 通期実績 | 1,792 |
2021年3月期 通期実績 | 1,875 |
2022年3月期 通期実績 | 2,150 |
2023年3月期 通期予想 | 3,289 |
営業利益
CYBERDYNEの2015年3月期~2023年3月期の営業利益の通期実績、そして2024年3月期の通期予想をグラフにしています。
新しい事業領域での研究開発を行っていることもあり、営業利益は常にマイナスとなっています。
しかし、CYBERDYNE独自の制御技術を持っており、同事業領域での優位な競争力を持っていると言えます。
ここ数年の推移から、今後も-7億円から-10億円の範囲を推移していくと予想されます。
CYBERDYNE(7779)の営業利益(単位:百万円) | |
---|---|
2015年12月期 通期実績 | -1,766 |
2016年12月期 通期実績 | -1,292 |
2017年12月期 通期実績 | -697 |
2018年12月期 通期実績 | -659 |
2019年12月期 通期実績 | -830 |
2020年12月期 通期実績 | -1,039 |
2021年12月期 通期実績 | -700 |
2022年12月期 通期実績 | -878 |
2023年12月期 通期予想 | -1,145 |
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CYBERDYNE(7779)の株主優待情報
CYBERDYNE(7779)の株主優待情報についてまとめました。
株主優待の内容をはじめ、優待を受けるために必要な最低株数、必要資金、優待受け取りの受け取りのタイミング等を確認しましょう。
優待内容
CYBERDYNEの株主優待は、同社製品の割引となっています。
100株以上を保有している株主を対象とし、以降1,000株・2,000株・3,000株で割引率や割引価格が変わっています。
必要株数 | 優待内容 | 備考 |
---|---|---|
100株以上 | (1)10,000円引きor(2)10%割引 | (1)「自宅でNeuro HALFIT」個人レンタル(3カ月) (2)「Neuro HALFIT」マンツーマンプログラム(10回分) |
1,000株以上 | (1)30,000円引きor(2)20%割引 | |
2,000株以上 | (1)50,000円引きor(2)30%割引 | |
3,000株以上 | (1)80,000円引きor(2)50%割引 |
株主優待とは?もらい方や受け取りの流れを初心者にもわかりやすく簡単解説
投資金額
CYBERDYNEの株価は233円です。(2023年/11月/29日現在)
株主優待は100株以上から発生するため、株主優待を貰うためには23,300円の最低投資金額が必要になります。
基本的に株式は1単元(100株)からの取引しかできませんが、CYBERDYNEでは100株から株主優待が発生するため、株の購入時の最低投資金額も23,300円です。
ただ、単元未満株サービスを提供している証券会社を利用すれば、1株から購入することが可能です。
単元未満で少しずつ購入しても、100株に到達すれば株主優待の権利を得ることが出来ます。
株主優待を貰いたいがいきなり数十万円も投資できないという方でも、株の購入は可能です。
CYBERDYNE(7779)の株主優待情報 | |
---|---|
株価 | 233円 |
最低投資金額(100株) | 23,300円 |
優待利回り | 42.37% |
配当利回り | ー |
優待発生株数 | 100株(円) |
権利確定月 | 3月 |
権利確定日 | 3月末 |
株はいくらから始めるべき?最低資金の目安と初心者向け少額運用のメリットを解説
CYBERDYNE(7779)の取り扱いネット証券
CYBERDYNE(7779)の株を取り扱うおすすめのネット証券を紹介します。
CYBERDYNEの株を購入する場合の実際の手数料や、手数料体系の違い、各証券会社ごとのメリットや注意点についてまとめていますので、証券会社選びの情報収集に活用してください。
- 楽天証券
- SBI証券
- 松井証券
楽天証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
0コース(信用取引込) | 0円 | 0円 | 0円 |
楽天証券では、「ゼロコース」という新たな手数料体系を、2023年10月1日からスタートしています。
このコースでは、約定代金に関わらず国内株式(現物/信用)の取引手数料が0円となります。
今までの「超割コース」を利用すると、CYBERDYNEで100株(23,300円)購入する場合5万円までの取引の55円の取引手数料がかかりますが、「ゼロコース」を利用すれば0円です。
さらに、楽天証券オリジナルの特典として、「楽天ポイント」で国内株式(現物)を購入できます。
普段から楽天を利用している方は、リスクが低い投資が可能です。
また、楽天証券では「かぶミニ」という単元未満株サービスを提供しています。
通常、株は100株(1単元)からの取引となりますが、「かぶミニ」では1株からの購入が出来ます。
CYBERDYNEは「かぶミニ」の対象銘柄に指定されているため、1単元に満たない株数で取引を考えている方はぜひ利用してみてください。
※「かぶミニ」は取引手数料が無料になっていますが、別途0.22%のスプレッドがかかります。
例:CYBERDYNEの株1株(233円)購入の場合1円のスプレッド(実質的な手数料)が発生。
(買付時:233円×0.22%=0.513→小数点切り上げ:1円
売却時:233円×0.22%=0.513→小数点切り捨て:0円
往復コスト1+0=1円)。
楽天証券の国内株式取引手数料(税込) | |
---|---|
CYBERDYNE(7779)100株購入時の 手数料込みの値段 |
23,300(株価)+0(手数料)=23,300円 【ゼロコースの場合】 |
ゼロコース | 現物取引・信用取引共に 約定代金にかかわらず0円 |
超割コース 現物取引手数料 (約定代金/取引手数料) |
5万円まで 55円 10万円まで 99円 20万円まで 115円 50万円まで 275円 100万円まで 535円 150万円まで 640円 3,000万円まで 1,013円 3,000万円超 1,070円 |
超割コース 信用取引手数料 (約定代金/取引手数料) |
10万円まで 99円 20万円まで 148円 50万円まで 198円 50万円超 385円 |
超割コース 大口優遇 | 現物取引・信用取引 約定代金にかかわらず 0円 |
いちにち定額コース (1日の約定代金合計/取引手数料) |
100万円まで 0円 200万円まで 2,200円 300万円まで 3,300円 以降、100万円増えるごとに1,100円を追加 |
かぶミニ®(単元未満株取引)手数料 | 買付・売却共に無料 ※手数料とは別にスプレッドあり (スプレッドは0.22%です。) |
楽天証券の評判・口コミはどう?楽天ポイントで投資できる仕組みや口座開設手順を解説
SBI証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
SBI証券は、「現物取引 アクティブプラン」を利用すると、CYBERDYNE100株(株主優待を貰える最低投資金額)を購入しても手数料が0円です。
SBI証券の「現物取引 アクティブプラン」に対応する楽天証券の「いちにち定額コース」と比較すると、1日の約定代金合計100万円まではどちらも手数料0円となり差はありません。
しかし、100万円以上の取引を行う場合、SBI証券の方が手数料が安くなります。
100万円以上200万円未満の取引では、SBI証券は1,238円の手数料、楽天証券は2,200円の手数料がかかります。
200慢円以上300万円未満の取引では、SBI証券は1,691円の手数料、楽天証券は3,300円の手数料となります。
これ以降の金額の取引手数料は以下の表にまとめていますが、300万円未満の場合と同様にSBI証券の方が手数料が割安です。
CYBERDYNEの株主優待の権利を得ることが目的・目標の場合、100万円以上の取引は必ずしも必要ではありません。
今後の取引の規模感を考え、100万円以上の取引を行う可能性がある方は、SBI証券の方が有利となるでしょう。
また、SBI証券では、楽天証券と同様に単元未満株サービス「S株」を提供しています。
CYBERDYNEも対象銘柄に指定されており、SBI証券でも1株からの取引が可能です。
楽天証券で取引利用が可能なのは楽天ポイントのみですが、SBI証券ではTポイント・Pontaポイントの2種類の利用が可能となっています。
普段からTポイント・Pontaポイントを貯めている方は、SBI証券の利用がおすすめです。(投資信託の購入であればVポイントの利用も可能です。)
SBI証券の国内株式取引手数料(税込) | |
---|---|
CYBERDYNE(7779)100株購入時の 手数料込みの値段 |
23,300(株価)+0(手数料)=23,300円 【現物取引 アクティブプランの場合】 |
現物取引 スタンダードプラン (約定代金/取引手数料) |
5万円まで 55円 10万円まで 99円 20万円まで 115円 50万円まで 275円 100万円まで 535円 150万円まで 640円 3,000万円まで 1,013円 3,000万円超 1,070円 |
信用取引 スタンダードプラン (約定代金/取引手数料) |
10万円まで 99円 20万円まで 148円 50万円まで 198円 50万円超 385円 大口優遇 0円 |
現物取引 アクティブプラン (約定代金/取引手数料) |
100万円まで 0円 200万円まで 1,238円 300万円まで 1,691円 以降100万円増加ごとに +295円 |
信用取引・「はじめて信用™」 アクティブプラン (1日の約定代金合計/取引手数料) |
100万円まで 0円 200万円まで 880円 以降100万円増えるごとに440 円ずつ増加 大口優遇 0円 |
単元未満株(S株) | 無料 |
SBI証券の評判・口コミはやばい?口座数NO.1の理由やメリット・デメリットを徹底解説
松井証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 0円 | 0円 | 1,100円 |
1日定額制 | – | – | – |
松井証券では、26歳以下の場合は約定代金に関わらず取引手数料が0円となる特徴があります。(26歳以上の場合は50万円まで無料)
現物取引や信用取引にかかわらず、手数料を気にすることなく投資ができるため、若者世代の投資家にとって大きなメリットです。
26歳以上の方でも、50万円以上の取引を考えていない方は、松井証券はお得になります。
CYBERDYNEの株を購入する場合でも、株主優待をもらえる100株(23,300円)の購入は手数料がかかりません。
SBI証券では、5万円未満の約定に55円の手数料が発生するため、松井証券の方が取引コストを抑えることが出来ます。
さらに、松井証券はオリコン顧客満足度ランキング「ネット証券 初心者部門」にて2023年第1位を受賞するなど、初心者から高い評価を得ています。
さらに、HDI-Japan主催「問い合わせ窓口格付け(証券業界)」にて最高評価の「三つ星」を13年連続で獲得しています。
サイトからの問い合わせのほか、コールセンターを設置しており、株取引初心者にもわかりやすい細かなサポートを受けられます。
株や投資の初心者という方に非常におすすめです。
しかし、松井証券では単元未満株サービスの提供はありません。
単元未満株の売却は可能ですが、購入はできないため注意が必要です。
松井証券の国内株式取引手数料(税込) | |
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CYBERDYNE(7779)100株購入時の 手数料込みの値段 |
141,700(株価)+0(手数料)=141,700円 【現物取引・信用取引の場合】 |
現物取引【26歳以上】 | 50万円まで 0円 100万円まで1,100円 200万円まで2,200円 その後100万円増えるごとに1,100円加算 1億円超 110,000円)※上限 |
現物取引【26歳以下】 | 無料 |
信用取引【26歳以上】 | 50万円まで 0円 100万円まで1,100円 200万円まで2,200円 その後100万円増えるごとに1,100円加算 1億円超 110,000円)※上限 |
信用取引【26歳以下】 | 無料 |
一日信用取引 | 0円 |
単元未満株(プチ株)手数料 | 新規買付不可 売却時:約定代金 × 0.5%(税込0.55%) 最低手数料なし |
松井証券の評判・口コミはどう?サービス内容や取引手数料の評価を徹底調査
CYBERDYNE(7779)の業績は安定している
国内株式「CYBERDYNE(7779)」の企業情報・株式情報・業績推移・株主優待情報などについて解説しました。
CYBERDYNEの売上高は順調に推移しており、非常に安定して売り上げを上げています。
営業利益は常にマイナスとなっていますが、事業内容が研究開発であること、事業領域自体が新しいものであることが理由として挙げられます。
ただ、同事業領域においてCYBERDYNE独自の制御技術を有するなど、競争力は優位を保っていると言えます。
解説した内容を参考に、国内株取引の銘柄探しをしている方はぜひCYBERDYNEを候補の一つに加え検討してみてください。
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