日本株の銘柄情報

DIC(4631)株価・株式情報を紹介!業績推移や株主優待情報も徹底解説

編集者:Money Theory編集部
DIC(4631)株価・株式情報を紹介!業績推移や株主優待情報も徹底解説

本記事では、東京証券取引所プライム市場に上場している「DIC(4631)」の、株価・株式情報などを紹介していきます。

企業情報や業績推移なども紹介していくので、ぜひ目を通してみてください。

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DIC(4631)のリアルタイムチャート


DIC(4631)のリアルタイムチャートです。

DICの株価は以下の通りです。

年ごとの値動き幅については下記にまとめています。

DIC(4631)の値動き幅(終わり値)
2015年 2,670~3,640円
2016年 2,126~3,550円
2017年 3,510~4,260円
2018年 3,335~4,300円
2019年 2,645~3,540円
2020年 2,393~2,922円
2021年 2,565~3,165円
2022年 2,326~2,929円
2023年(12月時点) 2,368~2,681円

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DIC(4631)の基本情報

DIC

「DIC株式会社」は、東京都中央区に本社、東京都板橋区に本店を置くグループ企業です。

1908年(明治41年)創業の老舗企業で、グループ会社数は国内30社、海外160社の計190社を誇ります。

会社概要

DICの会社情報は下記の通りです。

会社名 DIC株式会社
所在地 (本店)〒174-8520
東京都板橋区坂下三丁目35番58号 (DIC 東京工場)
(本社)〒103-8233
東京都中央区日本橋三丁目7番20号 ディーアイシービル
電話番号 03-6733-3000(本社)
代表取締役社長 猪野 薫
設立 1908年2月15日(創業)
資本金 966億円
従業員数 連結 22,743名
株式 東京証券取引所 プライム市場
証券コード 4631

事業内容

DIC事業内容
東証業種名 化学
事業内容 印刷インキ、有機顔料、合成樹脂等の製造・販売
工場 東京・千葉・北陸・堺・鹿島・小牧・四日市・埼玉・館林・滋賀
研究所 千葉

DICは、国内に本社のほか、支店2カ所、工場10カ所、研究所、美術館を置いています。

1908年に印刷インキの製造販売会社として創業したDICは、有機顔料や合成樹脂などの技術をベースに幅広く事業を展開してきました。

積極的に海外進出も行い、グローバルな化学メーカーに成長しました。

DIC(4631)の業績推移

DIC(4631)の売上高、営業利益の業績推移についてまとめています。

売上高

DIC(4631)の売上高(単位:百万円)

DICの2015年12月期~2023年12月期の売上高通期実績をグラフにしました。

2015年から2020年にかけて、全体的に安定した売上高となりながらも、減少傾向にありました。

ですが、2020年を境に増加傾向を見せています。

2023年の通期予想は2022年と変わらない約1.5兆円となっており、今後の動きを注視していく必要があります。

DIC(4631)の売上高(単位:百万円)
2015年12月期 通期実績 819,999
2016年12月期 通期実績 751,438
2017年12月期 通期実績 789,427
2018年12月期 通期実績 805,498
2019年12月期 通期実績 768,568
2020年12月期 通期実績 701,223
2021年12月期 通期実績 855,379
2022年12月期 通期実績 1,054,200
2023年12月期 通期予想 1,050,000

営業利益

DIC(4631)の営業利益(単位:百万円)

DICの2015年12月期~2023年12月期の営業利益の通期実績をグラフにしています。

2015年から2017年にかけて増加傾向を示してきましたが、それ以降は減少傾向を示しています。

2023年の通期予想では、前年比約-60%です。

その背景に、原料価格の上昇などに起因するコスト上昇があります。

世界的に原料価格や人件費などが上昇し、増収減益の傾向となっています。

今後も注視が必要です。

DIC(4631)の営業利益(単位:百万円)
2015年12月期 通期実績 51,068
2016年12月期 通期実績 54,182
2017年12月期 通期実績 56,483
2018年12月期 通期実績 48,385
2019年12月期 通期実績 41,332
2020年12月期 通期実績 39,663
2021年12月期 通期実績 42,893
2022年12月期 通期実績 39,682
2023年12月期 通期予想 15,000

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DIC(4631)の株主優待情報

DIC(4631)の株主優待情報についてまとめました。

株主優待の内容をはじめ、優待を受けるために必要な最低株数、必要資金、優待受け取りの受け取りのタイミング等を確認しましょう。

優待内容

DICの株主優待は、6月と12月の2回権利確定があります。

どちらも保有株数100株以上で権利が発生し、6月はオリジナルカレンダー、12月はDIC川村記念美術館の入館券・DIC製品贈呈となっています。

必要株数 優待内容 備考
100株以上(優待権利6月) オリジナルカレンダー 基準日現在に株主名簿に記載または記録された「保有株式数」の株式を保有する株主に一律贈呈
100株以上(優待権利12月) DIC川村記念美術館の入館券付絵葉書 2枚(2人/枚)
機能性表示食品 「ロコモリッチ」(180粒入り)
栄養機能食品「スピルリナ NEXT」(140粒入り)

株主優待とは?もらい方や受け取りの流れを初心者にもわかりやすく簡単解説

投資金額

DICの株価は、2,420円となっています。

保有株数100株から株主優待が発生し、優待を受けるためには242,000円の最低投資金額が必要になります。

通常の株取引は100株(1単元)からとなり、DICの株を購入するためには株主優待同様242,000円が必要です。

証券会社によっては、「単元未満株サービス」という1単元(100株)以下の取引を可能にするサービスを提供しています。

単元未満で購入を行い、徐々に保有株数を増やし100株に到達しても、株主優待を受けることが可能です。

自分の資金状況を確認して、どのような投資スタイルにするか決めていきましょう。

DIC(4631)の株主優待情報
株価 2,420円
最低投資金額(100株) 242,000円
優待利回り 2.36%
配当利回り 3.30%
優待発生株数 100株(242,000円)
権利確定月 6月、12月
権利確定日 月末

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DIC(4631)の取り扱いネット証券

DIC(4631)の株を取り扱うおすすめのネット証券を紹介します。

DICの株を購入する場合の実際の手数料や、手数料体系の違い、各証券会社ごとのメリットや注意点についてまとめていますので、証券会社選びの情報収集に活用してください。

DIC(4631)の取り扱いネット証券
  • 楽天証券
  • SBI証券
  • 松井証券

楽天証券

楽天証券
総合★★★★★ 4.5
NISA
積立NISA
IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 99円 275円 535円
1日定額制 0円 0円 0円
0コース(信用取引込) 0円 0円 0円

キャンペーン
米国株取引手数料(実質)無料プログラム 投信積立での楽天キャッシュ決済開始記念キャンペーン

楽天証券は、手数料が無料となる制度「ゼロコース」を、2023年10月1日から新しくスタートしています。

今までのコースの「超割コース」では常に発生していた手数料ですが、このコースを利用することで、国内株式(現物/信用)の取引手数料を約定代金に関係なく0円になります。

例えば、DIC株を100株(242,000円)購入する場合、「超割コース」では275円の手数料が発生しますが、「ゼロコース」では0円です。

また、楽天証券では「かぶミニ」という単元未満株サービスを提供しています。

通常の取引では100株(1単元)からの取引しかできませんが、「かぶミニ」では1株からの取引が可能です。

手数料も0円となっているため、少額投資を考えている方におすすめです。※

楽天証券の最大の特徴は、株取引に楽天ポイントが使えることです。

国内株式(現物)の取引を、ポイントだけで行う低リスクの投資を可能にしています。

普段から楽天を利用しており、楽天ポイントが貯まっている方におすすめです。

※かぶミニには手数料とは別に0.22%のスプレッドがかかります。

例:DICの株1株(2,420円)購入の場合11円のスプレッド(実質的な手数料)が発生。

(買付時:2,420円×0.22%=5.324→小数点切り上げ:6円

売却時:2,420円×0.22%=5.324→小数点切り捨て:5円

往復コスト6+5=11円)。

楽天証券の国内株式取引手数料(税込)
DIC(4631)100株購入時の
手数料込みの値段
242,000(株価)+0(手数料)=242,000円
【ゼロコースの場合】
ゼロコース 現物取引・信用取引共に
約定代金にかかわらず0円
超割コース
現物取引手数料
(約定代金/取引手数料)
5万円まで 55円
10万円まで 99円
20万円まで 115円
50万円まで 275円
100万円まで 535円
150万円まで 640円
3,000万円まで 1,013円
3,000万円超 1,070円
超割コース
信用取引手数料
(約定代金/取引手数料)
10万円まで 99円
20万円まで 148円
50万円まで 198円
50万円超 385円
超割コース 大口優遇 現物取引・信用取引
約定代金にかかわらず 0円
いちにち定額コース
(1日の約定代金合計/取引手数料)
100万円まで 0円
200万円まで 2,200円
300万円まで 3,300円
以降、100万円増えるごとに1,100円を追加
かぶミニ®(単元未満株取引)手数料 買付・売却共に無料
※手数料とは別にスプレッドあり
(スプレッドは0.22%です。)

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SBI証券では、「現物取引 アクティブプラン」という1日の合計約定代金が100万円までは手数料が0円になるサービスを提供しています。

楽天証券にも、「現物取引 アクティブプラン」に対応するサービス「いちにち定額コース」があり、100万円まではどちらも手数料0円です。

ですが、100万円以上の取引を行う場合、SBI証券の「現物取引アクティブプラン」の方が手数料が安くなります。

100万円以上200万円未満の取引は、SBI証券が手数料1,238円、楽天証券が手数料2,200円。

200万円以上300万円未満の取引は、SBI証券が手数料1,691円、楽天証券が手数料3,300円です。

300万円以降の取引を行う際の手数料は以下の表に記載していますが、どの金額の取引でもSBI証券の方が手数料が安くなります。

DICの株主優待を受けるための最低投資金額は242,000円のため、100万円以上の取引が必要になるわけではありませんが、今後100万円以上の取引を行おうと考えている方はSBI証券の利用をおすすめします。

また、SBI証券ではTポイント、Pontaポイントの2種類を取引で利用することが出来ます。

投資信託の購入であれば、Vポイントも利用できます。

Tポイント、Pontaポイント、Vポイントのいずれかを貯めている方は、SBI証券の利用を検討してみてください。

SBI証券の国内株式取引手数料(税込)
DIC(4631)100株購入時の
手数料込みの値段
242,000(株価)+0(手数料)=242,000円
【現物取引 アクティブプランの場合】
現物取引
スタンダードプラン
(約定代金/取引手数料)
5万円まで 55円
10万円まで 99円
20万円まで 115円
50万円まで 275円
100万円まで 535円
150万円まで 640円
3,000万円まで 1,013円
3,000万円超 1,070円
信用取引
スタンダードプラン
(約定代金/取引手数料)
10万円まで 99円
20万円まで 148円
50万円まで 198円
50万円超 385円
大口優遇 0円
現物取引
アクティブプラン
(約定代金/取引手数料)
100万円まで 0円
200万円まで 1,238円
300万円まで 1,691円
以降100万円増加ごとに +295円
信用取引・「はじめて信用™」 アクティブプラン
(1日の約定代金合計/取引手数料)
100万円まで 0円
200万円まで 880円
以降100万円増えるごとに440 円ずつ増加
大口優遇 0円
単元未満株(S株) 無料

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NISA
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取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 0円 0円 1,100円
1日定額制

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新規デビュープログラム つみたてデビュー応援総額1億円還元キャンペーン

松井証券は、26歳未満の方の取引手数料を、約定代金に関係なく無料にしています。

現物取引や信用取引に関係なく手数料を無料としており、学生や若者世代の投資家にとって大きなメリットです。

26歳以上の方でも50万円までの取引であれば手数料が無料になります。

DICの株主優待を受けるために、DIC株を100株(242,000円)購入する場合も、26歳以上の方も手数料無料です。

松井証券の最大の特徴は、サポート体制への高い評価です。

ホームページの問い合わせはもちろんのこと、コールセンターを設置しています。

コールセンターを設置することで、株取引初心者の方にもわかりやすい細かなサポートを行うことが可能です。

オリコン顧客満足度ランキング「ネット証券 初心者部門」で2023年第1位受賞、HDI-Japan主催「問い合わせ窓口格付け(証券業界)」で最高評価三つ星を13年連続受賞するなど、高い評価を得ていることが分かります。

初めて株取引を行う方や、まだ株取引に慣れていない方は、松井証券の利用を検討してみてください。

松井証券の国内株式取引手数料(税込)
DIC(4631)100株購入時の
手数料込みの値段
242,000(株価)+0(手数料)=242,000円
【現物取引・信用取引の場合】
現物取引【26歳以上】 50万円まで 0円
100万円まで1,100円
200万円まで2,200円
その後100万円増えるごとに1,100円加算
1億円超 110,000円)※上限
現物取引【26歳以下】 無料
信用取引【26歳以上】 50万円まで 0円
100万円まで1,100円
200万円まで2,200円
その後100万円増えるごとに1,100円加算
1億円超 110,000円)※上限
信用取引【26歳以下】 無料
一日信用取引 0円
単元未満株(プチ株)手数料 新規買付不可
売却時:約定代金 × 0.5%(税込0.55%)
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DIC(4631)の業績は増収減益傾向

ここまで、国内株式「DIC(4631)」の企業情報、株式情報、業績推移などについて解説してきました。

2015年から2020年まで比較的安定した売上高を記録していましたが、2020年以降増収傾向にあります。

ですが、原料価格や人件費の上昇の影響を受け、営業利益は2017年から減益傾向です。

今後は、原料価格の変動や世界的な人件費の変動を注視していく必要があります。

解説した内容を参考に、国内株取引の銘柄を探している方は、DICを候補に入れて取引先を検討してみてください。

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