IPO株

IPO株の当選確率は低い理由は?当たる確率を上げるコツ7選を徹底解説

IPO株の当選確率は低い! 当たる確率を上げるコツ7選を徹底解説

新たに証券取引所に上場する株式を購入するIPO(新規公開株)は、初値が公開価格を上回ることから利益を生み出しやすく、非常に人気があります。

しかし誰でも購入できるわけではなく、申し込んでも抽選に当たらなければ購入できません。

この記事ではIPO株の当選確率が実際にどのくらいか、どうすれば当選確率を上げられるかに注目して紹介していきます。

IPO株は初心者でも投資できる?メリット・デメリットやおすすめの証券会社を紹介

IPO株とは?

IPO株とは?

IPOとは「Initial Public Offering」の略称で、「新規公開株」「新規上場株式」などと呼ばれる株です。

簡単に言えば未上場の会社が取引所に上場し株式を誰もが売買できるようにすることです。

IPO投資では、投資家はまず「株式を買う権利」を抽選で入手する必要があります。

抽選があたり、株式を買う権利をゲットして代金を支払えば、上場日につく株価(初値)で株式を売却して利益を出します。

IPO株を初値売却したときの利益が出る確率

IPO株を初値売却すれば、大体80%以上の確率で利益が出せます。

近くの5年間を確認すれば、コロナショックが起こった2020年こそ勝率75%程度でしたが、他は85%を超える勝率です。

2021年も初値で売却したとき株価が高かったケースが87社、初値よりも株価が上がったケースが10社とほとんどのケースで勝利しています。

IPO投資が利益を出しやすい理由としては、新規上場する企業は業績が好調で実力のある会社が多いからです。

確実に得をするわけではありませんが、初心者でも勝ちやすい株式投資なので人気があります。

【IPO株の買い方】申し込みから購入するまでの手順や儲かる買い方を解説

IPO株の当選確率はどれくらい?

IPOの当選確率は公表されていないため正確なデータはありません。

ですが、一般的にIPOの当選確率は小型IPOで0.1~0.5%、大型IPOで5~10%程度と言われています。

もちろん人気のある銘柄はもっと確率が低くなりますが、大体この程度だと思うと良いでしょう。

特に小型IPOでは相当当てづらくなっているので、個人投資家が狙うのは非常に困難になっています。

IPO株の当選確率が低い理由

IPO株の当選確率が低い理由は、リスクが低いからです。

初値売却での勝率が80%を超えるので、安定して利益を出すことができます。

さらに株価の変動を考える必要がないので、初心者でも手を出しやすい方法です。

また、当選確率が低くなる理由としては、抽選に当たっても購入しなくてもよいことも挙げられます。

IPO株の中には初値が公募価格を下回るものもあるので、その場合は抽選だけ受けて購入しなければいいだけです。

当たった後に投資するかどうか考えればいいので、とりあえず抽選に申し込む人が多いです。

IPOの抽選方法

IPOの抽選方法は、主に次の3種類です。

  • 完全平等抽選
  • 優遇抽選
  • 店頭販売

初心者で狙う場合は完全平等抽選を行っているところが多いネット証券がおすすめです。

以下にそれぞれ解説していきます。

完全平等抽選

完全に運で当選が決まる完全平等抽選は、個人投資家におすすめの抽選方法です。

先ほど紹介した当選確率も、完全平等抽選の確率です。

完全平等抽選はシステムによって全ての顧客が平等に抽選される仕組みとなっているため、大口取引をしている顧客も一般の投資家も当選確率が同じになります。

また応募する口数や資金力によって当選確率が変わることもないため、資金が少ない人でも安心です。

ただし、後程紹介する様に完全平等抽選でも当たりやすくするコツはあります。

個人投資家でIPO株の抽選を当てたい人は、完全平等抽選の証券会社を選ぶと良いでしょう。

優遇抽選

優遇抽選とは、証券会社が定めた条件をクリアした顧客が優先して当選する仕組みの中性形式です。

具体的な条件としては、「預かり資産の金額が○○万円以上」などの条件があります。

預かり資産や売買代金によって実際に顧客ごとのステージを設定している証券会社もあり、ステージが上がるほどIPOの当選確率が上がる仕組みとなっているので、大口取引が多い人ほど有利です。

資金が少ない個人投資家や、初心者の人は当たりづらくなっているので、あまりお勧めしません。

ただし、SBI証券のように初心者でも回数を重ねれば当たりやすくなる仕組みを組んでいる証券会社もあります。

店頭販売

抽選以外の方法としては、証券会社の支店店頭で、直接顧客へ配分される形式もあります。

預かり資産の残高が多い顧客や取引歴の長い顧客に優先して割り当てられるものです。

多くの取引をしてくれる人を優遇する点では優遇抽選と多少似ていますが、店頭配分では条件が決まっているわけではなく、あくまで担当者の裁量によって決められます。

そのため良好な関係を築いていれば当選しやすくなるといった側面もあります。

どちらにせよこれから投資を始める初心者は受けられるものではありません。

IPO株の当選確率を上げるコツ7選

IPO株の当選確率を上げるコツ7選

IPO株の当選確率はかなり低いですが、実はできる限り当選確率を引き上げるコツもあります。

  • なるべく多くの証券口座を保有する
  • 投資初心者はネット証券で申し込む
  • IPO実績の多い会社を選ぶ
  • 前受け金がなくても応募できる会社を使う
  • SBI証券から申し込む
  • 後期型の会社を使う
  • 口座開設数が少ない証券会社から申し込む

IPO株は都度、証券会社ごとに購入権が分配される方式で売りに出されます。

簡単に言えばA社に5000株、B社に2000株といったように割り振られ、それぞれの証券会社に登録している人のなかで抽選が行われます。

そのため、以下に説明するコツを使えば当選確率をあげれます。

それぞれ順に解説していきます。

なるべく多くの証券口座を保有する

IPO株の抽選に当てやすくするには、多くの証券口座を保有してたくさん抽選に参加することが大原則です。

0.1%しか当選確率がないとしても、10回抽選を受けれるなら1%まで引き上げることができます。

後程紹介もしますが、抽選方法が完全平等抽選であればたくさん抽選に申し込むことができるのでお勧めです。

またたくさんの証券口座を保有しておくことによって、IPO株をどの証券会社が引き受けたとしても抽選に参加できるので、最初から作っておくと安心です。

投資初心者の人でそこまで資金がないという人も、最低でも2つは作っておくと良いです。

投資初心者はネット証券で申し込む

投資初心者の人は、店舗型の証券会社ではなくネット証券で申し込むと当選確率が上がります。

店舗型の証券会社はほとんどのケースで、担当者が普段から付き合いのある顧客に魅力的なIPO株を譲る「裁量配分」が行われます。

割り当てられたIPO株の内85%~90%が裁量配分に回ります。

店舗型では抽選配分は10%~15%しかないため、投資初心者が店舗型の証券会社から申し込むと、当選確率が低くなってしまいなおさら当たりづらいです。

ですがネット証券であれば割り当てられたIPOの全てを平等抽選によって配分する証券会社が多く、初心者でも当たりやすくなっています。

他には平等抽選をとらなくても抽選に参加し続けていればいつか必ず当選する、といった制度を取っているところもあります。

そのため初心者でIPO株を取りたい場合はネット証券から申し込むと良いです。

IPO実績の多い会社を選ぶ

IPO実績の多い会社を選べば、当選確率が上がります。

IPOを取り扱える会社は、IPOの主幹事か幹事の会社です。

IPOの主幹事か幹事会社でなければ割り当てられるIPO株も少なく、当選しづらく意味がありません。

特に主幹事会社はIPO株の50%以上を引き受けることもあるので、主幹事になりやすい会社を選ぶと良いでしょう。

以下に主幹事・幹事になりやすい証券会社を紹介します。

2020年 2019年 2018年
SBI証券 85(14) 84(9) 90(6)
SMBC日興証券 未公表 62(18) 69(17)
みずほ証券 62(21) 61(18) 66(15)
大和証券 44(16) 45(20) 38(20)

主幹事になっている回数が多い会社は口座開設しておくと良いでしょう。

前受け金がなくても応募できる会社を使う

実際にお金を支払うのは抽選に当たってから決めればいいですが、抽選に申し込むためには前受け金として口座に資金があることを証明する必要があります。

ほとんどの証券会社では申込時点で購入に必要な資金が口座にあることが要件とされているので、資金力がないと複数抽選に応募できません。

ですが、前受け金が不要な証券会社もいくつかあります。

  • 野村証券
  • 岡三オンライン
  • いちよし証券
  • 松井証券
  • むさし証券
  • エイチ・エス証券
  • SBIネオトレード証券
  • DMM.com証券

上記の8証券会社は前受け金を必要としない証券会社です。

口座開設だけすればIPO抽選に申し込みできるので、資金が足りない人は活用しましょう。

SBI証券から申し込む

確実に当てたい人は、SBI証券から申し込むと良いでしょう。

SBI証券は前述したように主幹事を行うことが非常に多い会社なので、そもそも抽選に当たりやすいです。

さらに、SBI証券では「IPOチャレンジポイント」と呼ばれる制度があります。

IPOチャレンジポイントは1抽選外れるごとに1ポイントもらえる仕組みで、外れるごとにポイントが累積していきます。

ポイントを多く保有すればするほど抽選に当たりやすく設定されるので、抽選を続けていればいずれ当たることができます。

ずっと0.1%の確率で抽選を続けるよりも、徐々に1%、10%と当選確率が上がっていく方が確実にIPO株の抽選に当たりやすくなるので、かなりいい制度だと言えるでしょう。

いくつか証券会社はありますがこの「IPOチャレンジポイント」のように確率を上げる制度を使っているのはSBI証券だけなので、まずは口座登録しておくと良いでしょう。

ただし、抽選時には前受け金は必要です。

後期型の会社を使う

IPO株の抽選には、前期型と後期型という二つの形態があります。

具体的な違いは次の通りです。

前期型 抽選申し込み後に抽選があり、当選した場合は購入申込を行う
申込の回数は1回
後期型 抽選申し込み後に購入申込を行い、その後抽選が行われる
申込の回数は2回

時間的にずれがあるため、前期型と後期型のどちらにも抽選申し込みを出せば計2回抽選に応募できます。

例え資金が足りない場合でも、前期の抽選に応募して外れた後、後期型の抽選を受ける口座に資金を移せば問題ありません。

抽選回数を2回に増やせれば単純計算で当選確率は倍になります。

口座開設数が少ない証券会社から申し込む

IPO株の当選確率を上げるためには、競争相手が少ないところから申し込むことが大切です。

できるだけ口座開設数が少ない証券会社を選べば、競争相手も少ないので当たる可能性は高くなります。

幹事会社に比較的なりやすく、口座開設数が少ない会社は次の通りです。

証券会社 口座開設数
いちよし証券 15.6万
水戸証券 17.4万
東洋証券 19.4万
岡三オンライン 23.6万
アイザワ証券 24.6万

地場証券会社や中堅の証券会社は実力があるので、幹事会社に選ばれることも多いので非常におすすめです。

先にも紹介したいちよし証券は口座開設数が少なく、前受け金が不要の証券会社です。

抽選確率を上げるにはもってこいの会社と言えるでしょう。

IPO株が当選しやすいおすすめの証券会社

IPO株の抽選に当選するためには、証券会社の選定が必須です。

特におすすめの証券会社は次の3社です。

  • SBI証券
  • 松井証券
  • 野村証券

それぞれ特徴があるので、登録しておくと良いでしょう。

以下に解説していきます。

SBI証券

SBI証券 IPO投資
主幹事数(2020年) 15社
取扱銘柄数(2020年) 85
抽選方法
  • 30%:完全抽選
  • 15%:IPOチャレンジポイント
  • 5%:裁量配分
証券口座数 603万
事前入金

SBI証券はIPO株の取り扱いが最も多い証券会社で、IPO投資を行う投資家から非常に人気があります。

2020年の取扱銘柄数は85社と他の証券会社に比べて多く、主幹事回数も多いのでIPOの当選に当たりやすくなっています。

さらに先に紹介したようにSBI証券には「IPOチャレンジポイント」があるので、回数を重ねれば確実に当たることができます。

現在は初回登録でIPOチャレンジポイントをゲットできるので、これから始める人は登録しておくと良いでしょう。

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松井証券

松井証券 IPO投資
主幹事数(2020年) 0社
取扱銘柄数(2020年) 18
抽選方法 70%以上:完全平等抽選
証券口座数 126万
事前入金 不要

松井証券は抽選前に前受け金を入金しておく必要がないので、誰でも口座を持っていれば抽選に参加できる点が大きな魅力です。

主幹事数こそ少ないですが、IPO株の抽選方法に関しては70%以上が完全平等抽選なので、IPOの口数は少なくても抽選に出される数は多いです。

IPOの申込で資金が拘束されず、より資金効率の良い運用を行うことが可能なので初心者にもおすすめの証券会社です。

さらに株式の売却も1日50万円未満は手数料0円で売却できるためIPOの当選後もコストを抑えた取引ができます。

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野村證券

野村證券 IPO投資
主幹事数(2020年) 22社
取扱銘柄数(2020年) 41
抽選方法
  • 90%:店頭配分
  • 10%:ネット完全平等抽選
証券口座数 534万
事前入金 不要

野村證券はIPOの主幹事会社を務めることが多いことが特徴です。

主幹事会社を務める証券会社では割り当てられる株式数が多いため、当選確率は高くなります。

IPO株のうち10%はネット完全平等抽選が行われるため、運用資金が少ない方や初心者の方でも当選する可能性があります。

さらに松井証券同様、事前入金が不要です。

購入資金は当選後に入金すればよいので、資金が少ない人にも安心です。

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IPO株の当選確率は10%以下!抽選の参加数を増やして当選確率を上げよう

IPO株の当選確率は小型IPOで0.1~0.5%、大型IPOで5~10%程度となっているので、非常に当たりづらいです。

複数の証券会社に口座登録をすることで当選確率を上げることができるので、まずはいくつかの証券会社に登録してみましょう。

IPO株はリスクが少なく利益を出せるので、ぜひ当選確率を上げて利益を出しましょう。

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