この記事では、東京証券取引所プライム市場に上場する「マルハニチロ(1333)」についての株価・株式情報を詳しく紹介しています。
業績推移や株主優待情報もまとめていますので、銘柄選びで悩んでいる方はぜひ目を通してみてください。
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マルハニチロ(1333)のリアルタイムチャート
マルハニチロ(1333)のリアルタイムチャートです。
年ごとの値動き幅については下記にまとめています。
マルハニチロ(1333)の値動き幅(終わり値) | |
---|---|
2015年 | 1,661~1,878円 |
2016年 | 2,099~3,155円 |
2017年 | 2,968~3,495円 |
2018年 | 3,106~4,455円 |
2019年 | 2,724~3,960円 |
2020年 | 2,021~2,629円 |
2021年 | 2,277~2,656円 |
2022年 | 2,233~2,515円 |
2023年(10月時点) | 2,375~2,566円 |
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マルハニチロ(1333)の基本情報
「株式会社 マルハニチロ」はグローバルなバリューチェーンを構築し、畜産から食品加工まで手掛ける水産食品企業です。
安定した原料調達力と商品開発力、技術力があるからこその、付加価値の高い商品提案が強みです。
また2010年には民間企業で初めてクロマグロの完全養殖に成功、、カニ類の漁獲量は2022年の累計で全米シェア約30%、世界約70カ国の国と地域に取引先を持つなど、国内外ともに大きな功績を持っています。
創業40年以上にわたって海の恵みを食卓に届けてきたマルハニチロは、現在はサステナブルな企業グループを目指し、持続可能な地球・社会づくりにも取り組んでいます。
会社概要
株式会社 マルハニチロの会社情報は下記の通りです。
会社名 | マルハニチロ株式会社 |
---|---|
所在地 | 東京都江東区豊洲三丁目2番20号 豊洲フロント |
電話番号 | 03-5545-0701 |
代表取締役社長 | 池見 賢 |
設立 | 1943年3月31日 |
資本金 | 200億円 |
従業員数 | 704名(グループ総数 2,112名)(2023年3月31日時点) |
株式 | 東京証券取引所 プライム市場 |
証券コード | 1333 |
事業内容
業界 | 水産食品業界 |
---|---|
事業内容 | 漁業、養殖、水産物の輸出入・加工・販売、冷凍食品・レトルト食品・缶詰・練り製品・化成品の製造・加工・販売、食肉・飼料原料の輸入、食肉製造・加工・販売 |
事業所(本社関連拠点) | 東京都江東区(本社)/東京開発センター/中央研究所/遊佐試験場 |
海外駐在員事務所 | オランダ スペイン モロッコ チリ 中国 ベトナム |
マルハニチロは、1943年に設立された、水産物を中心に扱う総合食品会社です。
代表的な商品には、冷凍食品の「五目あんかけ焼そば」、缶詰の「さば水煮」等があります。
冷凍食品は幅広いカテゴリーラインナップを持っている他、缶詰商品にもロングセラーが多いです。
また現在では、カップゼリー、調味料、レトルト食品や、フリーズドライ食品の分野でもシェアを拡大しています。
マルハニチロ(1333)の業績推移
マルハニチロ(1333)の売上高、営業利益の業績推移についてまとめています。
いずれも右肩上がりに業績を伸ばしており、将来性も期待できます。
売上高
マルハニチロの2015年3月期~2023年3月期の売上高通期実績、そして2024年3月期の通期予想を一覧にしました。
2021年から2022年には、コロナウイルスの流行影響か売上高が減少しています。
しかし、2023年からは飛躍的に売上高を伸ばし、過去最高の売上高を大幅に更新する実績を出しています。
2024年の見込みは前年を下回りそうですが、企業として逆境を乗り越える力は感じられます。
マルハニチロ(1333)の売上高(単位:百万円) | |
---|---|
2015年3月期 通期実績 | 863,784 |
2016年3月期 通期実績 | 884,811 |
2017年3月期 通期実績 | 873,295 |
2018年3月期 通期実績 | 918,820 |
2019年3月期 通期実績 | 922,468 |
2020年3月期 通期実績 | 905,204 |
2021年3月期 通期実績 | 862,585 |
2022年3月期 通期実績 | 866,702 |
2023年3月期 通期実績 | 1,020,456 |
2024年3月期 通期予想 | 980,000 |
営業利益
マルハニチロの2015年3月期~2023年3月期の営業利益の通期実績、そして2024年3月期の通期予想を一覧にしています。
2020年(国内初のコロナ感染者が確認された年)には営業利益も下降となりましたが、2022年からは持ち直し、2023年に過去最高営業利益を更新しました。
マルハニチロ(1333)の営業利益(単位:百万円) | |
---|---|
2015年3月期 通期実績 | 8,686 |
2016年3月期 通期実績 | 16,972 |
2017年3月期 通期実績 | 26,308 |
2018年3月期 通期実績 | 24,497 |
2019年3月期 通期実績 | 21,758 |
2020年3月期 通期実績 | 17,079 |
2021年3月期 通期実績 | 16,208 |
2022年3月期 通期実績 | 23,819 |
2023年3月期 通期実績 | 29,575 |
2024年3月期 通期予想 | 27,000 |
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マルハニチロ(1333)の株主優待情報
マルハニチロ(1333)の株主優待情報についてまとめました。
マルハニチロは2007年より株主優待制度を実施していましたが、2022年5月9日に廃止が発表されました。
マルハニチロは株主優待の廃止の理由を『コーポレートガバナンス・コードにおいて上場企業に対して求められる株主の平等性確保の観点から、株主の皆様への公平な利益還元のあり方について慎重に検討を重ねました結果』としています。
実際2022年3月31日時点で株主名簿に記載されたマルハニチロの株式100株(1単元)以上保有の株主の株主への発送を最後に廃止となっています。
下記では廃止以前の株主優待の内容を紹介しています。
優待内容(現在は廃止)
マルハニチロの株主優待では、自社製品の詰め合わせが贈呈されていました。
以下の詰め合わせセット一覧から、1点を選択することができました。
対象は100株以上保有する株主です。
- 水産缶詰詰め合わせ
- 瓶詰詰め合わせ
- 海苔詰合わせ
- 特定保健用食品リサーラソーセージ
- ラ・カンティーヌ詰合わせ
必要株数 | 優待内容 | 備考 |
---|---|---|
100株以上 | 自社製品の詰め合わせ | 贈呈時期 毎年7月予定 |
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投資金額
マルハニチロの株価は、タイミングにもよりますが2,509円ほどです。
基本的に株式は1単元(100株)からの取引しかできないため、マルハニチロの株を購入する際の最低投資金額は250,900円となります。
現在株主優待は廃止されていますが、株主優待発生の条件も100株からでした。
なので、株主優待をもらうための最低投資金額も、同じく250,900円となります。
株式は1単元(100株)からの取引しかできないとお伝えしましたが、単元未満株サービスを提供する証券会社であれば、1株から購入できる可能性があります。
単元未満で少しずつ購入し、100株になれば1単元扱いとなり、株主優待の権利も得られます。
資金状況とも相談しながら投資額を調整し、必要なら単元未満株サービスに対応した証券会社への乗り換えや、新規口座開設も視野に入れておきましょう。
マルハニチロ(1333)の株主優待情報 | |
---|---|
株価 | 2,509円 |
最低投資金額(100株) | 250,900円 |
優待利回り | – |
配当利回り | 2.59% |
優待発生株数 | 100株 |
権利確定月 | 3月 |
権利確定日 | 月末 |
株はいくらから始めるべき?最低資金の目安と初心者向け少額運用のメリットを解説
マルハニチロ(1333)の取り扱いネット証券
マルハニチロ(1333)の株を取り扱うおすすめのネット証券を紹介します。
マルハニチロの株を購入する場合の実際の手数料や、手数料体系の違い、各証券会社ごとのメリットや注意点についてまとめています。
証券会社選びの情報収集に活用してください。
- 楽天証券
- SBI証券
- 松井証券
楽天証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
0コース(信用取引込) | 0円 | 0円 | 0円 |
マルハニチロで株主優待を受けるためには、100株(250,900円)を約定する必要があります。
楽天証券では2023年10月1日から、国内株式(現物/信用)取引手数料が0円になる「ゼロコースがスタートしており、100株(250,900円)購入しても約定代金にかかわらず手数料0円です。
ちなみに以前から提供されている「超割コース」では20万円以上50万円未満の取引で275円の手数料がかかります。
またマルハニチロは楽天証券の単元未満株サービス「かぶミニ」の対象銘柄です。
通常株は1単元(100株)からしか取引できませんが、単元未満株サービスの対象なら1株からの購入が可能です。
100株買うには250,900円必要でも、1株なら2,509円から購入することができます。
少しずつ買い足して100株になれば1単元として扱われ、株主優待が実施されていれば優待の対象にもなります。
「かぶミニ」対象銘柄の中でも、リアルタイム取引に対応した銘柄と非対応の銘柄がありますが、マルハニチロはリアルタイム取引が可能な銘柄となっています。
また、楽天証券と言えば楽天グループの各サービスによって貯まる「楽天ポイント」ですが、なんとこの楽天ポイントでで国内株式(現物)の購入もできます。
普段から楽天経済圏をよく利用するという方は、現金を使わずポイント投資で、コツコツ株を買っていく投資スタイルも可能です。
※かぶミニには手数料とは別に0.22%のスプレッドがかかります。
例:マルハニチロの株1株(2,509円)購入の場合11円のスプレッド(実質的な手数料)が発生。
(買付時:2,509円×0.22%=5.5198→小数点切り上げ:6円
売却時:2,509円×0.22%=5.5198→小数点切り捨て:5円
往復コスト6+5=11円)。
楽天証券の国内株式取引手数料(税込) | |
---|---|
マルハニチロ(1333)100株購入時の 手数料込みの値段 |
250,900(株価)+0(手数料)=250,900円 【ゼロコースの場合】 |
ゼロコース | 現物取引・信用取引共に 約定代金にかかわらず0円 |
超割コース 現物取引手数料 (約定代金/取引手数料) |
5万円まで 55円 10万円まで 99円 20万円まで 115円 50万円まで 275円 100万円まで 535円 150万円まで 640円 3,000万円まで 1,013円 3,000万円超 1,070円 |
超割コース 信用取引手数料 (約定代金/取引手数料) |
10万円まで 99円 20万円まで 148円 50万円まで 198円 50万円超 385円 |
超割コース 大口優遇 | 現物取引・信用取引 約定代金にかかわらず 0円 |
いちにち定額コース (1日の約定代金合計/取引手数料) |
100万円まで 0円 200万円まで 2,200円 300万円まで 3,300円 以降、100万円増えるごとに1,100円を追加 |
かぶミニ®(単元未満株取引)手数料 | 買付・売却共に無料 ※手数料とは別にスプレッドあり (スプレッドは0.22%です。) |
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SBI証券
取引手数料 | |||
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取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 99円 | 275円 | 535円 |
1日定額制 | 0円 | 0円 | 0円 |
SBI証券では「現物取引 アクティブプラン」を使えば、マルハニチロ100株を購入した場合も手数料無料です。
またSBI証券「現物取引 アクティブプラン」に対応する、楽天証券「いちにち定額コース」と比較すると、100万円以上の取引をする場合SBI証券の方が手数料を抑えることができます。
1日の約定代金合計が100万円までは、SBI証券も楽天証券も手数料は0円で同じですが、100万円以上200万円までとなると、SBI証券は手数料1,238円に対し、楽天証券は2,200円になっています。
さらに300万円までになるとSBI証券が1,691円なのに対し、楽天証券は3,300円の手数料が発生、それ以上の金額の取引でもSBI証券が割安となります。
ただしマルハニチロの株100万円以上となると、約400株分相当になります。
400株を超えるような取引も視野に入れたいという方なら、SBI証券の方がお得になりやすいです。
SBI証券の国内株式取引手数料(税込) | |
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マルハニチロ(1333)100株購入時の 手数料込みの値段 |
250,900(株価)+0(手数料)=250,900円 【現物取引 アクティブプランの場合】 |
現物取引 スタンダードプラン (約定代金/取引手数料) |
5万円まで 55円 10万円まで 99円 20万円まで 115円 50万円まで 275円 100万円まで 535円 150万円まで 640円 3,000万円まで 1,013円 3,000万円超 1,070円 |
信用取引 スタンダードプラン (約定代金/取引手数料) |
10万円まで 99円 20万円まで 148円 50万円まで 198円 50万円超 385円 大口優遇 0円 |
現物取引 アクティブプラン (約定代金/取引手数料) |
100万円まで 0円 200万円まで 1,238円 300万円まで 1,691円 以降100万円増加ごとに +295円 |
信用取引・「はじめて信用™」 アクティブプラン (1日の約定代金合計/取引手数料) |
100万円まで 0円 200万円まで 880円 以降100万円増えるごとに440 円ずつ増加 大口優遇 0円 |
単元未満株(S株) | 無料 |
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松井証券
取引手数料 | |||
---|---|---|---|
取引金額 | 10万円 | 50万円 | 100万円 |
約定金額ごと | 0円 | 0円 | 1,100円 |
1日定額制 | – | – | – |
松井証券では50万円までの取引なら、現物取引・信用取引にかかわらず手数料が無料です。
マルハニチロ100株なら250,900円なので、一単元の取引も手数料なしで行えます。
比較として、SBI証券では通常の信用取引の場合50万円までの約定で198円の手数料が発生します。(SBI証券:「はじめて信用™」 アクティブプラン なら100万円まで無料)
また松井証券の大きな特徴として、26歳以下の場合は約定代金に関わらず取引手数料が無料になります。
現物取引・信用取引に関わらず、取引手数料を気にせず投資できることで取引チャンスも広がり、学生や若者投資家にとっては特に大きなメリットとなります。
ただ、松井証券は単元未満株の新規買付ができません。
つまり、1株から株を購入することはできないため、マルハニチロの株を買いたい場合は100株(250,900円)が最低投資額となります。
松井証券の国内株式取引手数料(税込) | |
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マルハニチロ(1333)100株購入時の 手数料込みの値段 |
250,900(株価)+0(手数料)=250,900円 【現物取引・信用取引の場合】 |
現物取引【26歳以上】 | 50万円まで 0円 100万円まで1,100円 200万円まで2,200円 その後100万円増えるごとに1,100円加算 1億円超 110,000円)※上限 |
現物取引【26歳以下】 | 無料 |
信用取引【26歳以上】 | 50万円まで 0円 100万円まで1,100円 200万円まで2,200円 その後100万円増えるごとに1,100円加算 1億円超 110,000円)※上限 |
信用取引【26歳以下】 | 無料 |
一日信用取引 | 0円 |
単元未満株(プチ株)手数料 | 新規買付不可 売却時:約定代金 × 0.5%(税込0.55%) 最低手数料なし |
松井証券の評判・口コミはどう?サービス内容や取引手数料の評価を徹底調査
マルハニチロ(1333)は売上高成長率が高い
国内株式「マルハニチロ(1333)」の株式情報、業績推移、株主優待情報等について解説しました。
マルハニチロは売上高成長率も高く、グローバル展開も好調なこと等、将来性に期待できる要素を多く持っています。
コロナ流行期には業績が落ち込む場面もありましたが、売上高、営業利益の推移を見ると、現在は逆境を克服し、業績を持ち直す力があることが見て取れます。
解説した内容を参考に、国内株取引の銘柄探しをしている方はぜひマルハニチロを候補の一つにしてみてください。
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