日本株の銘柄情報

ニッスイ(1332)株価・株式情報を紹介!業績推移や株主優待情報も徹底解説

編集者:Money Theory編集部
ニッスイ(1332)株価・株式情報を紹介!業績推移や株主優待情報も徹底解説

この記事では、東京証券取引所プライム市場に上場する「ニッスイ(1332)」についての株価・株式情報を紹介しています。

業績推移や株主優待情報もまとめていますのでぜひ目を通してみてください。

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ニッスイ(1332)のリアルタイムチャート

ニッスイ(1332)のリアルタイムチャートです。

年ごとの値動き幅については下記にまとめています。

ニッスイ(1332)の値動き幅(終わり値)
2015年 350~679円
2016年 625~433円
2017年 537~690円
2018年 533~740円
2019年 611~845円
2020年 657~401円
2021年 437~651円
2022年 521~598円
2023年(10月時点) 539~764円

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ニッスイ(1332)の基本情報

ニッスイ

「株式会社 ニッスイ」は1943年に設立され、2022年12月に「日本水産株式会社」から「株式会社ニッスイ」に社名を変更しています。

社会や人々のライフスタイルの変化をとらえた、おいしく使がっての良い加工食品の提供を通じて、新しい”食”のカタチを創造しています。

独自のグローバルネットワークを通じて世界中から資源を調達すし、長年培ってきた加工技術・開発力を活かしたものづくりにこだわっています。

会社概要

株式会社 ニッスイの会社情報は下記の通りです。

会社名 株式会社ニッスイ
所在地 〒105-8676
東京都港区西新橋1-3-1 西新橋スクエア
電話番号 03-6206-7000
代表取締役社長 代表取締役社長  浜田晋吾
設立 昭和18年(1943年)
資本金 30,685百万円
従業員数  1,485名(個別) 9,515名(連結)
株式 東京証券取引所 プライム市場
証券コード 1332

事業内容

ニッスイ(1332)焼きおにぎり
業界 水産食品業界
事業内容 ⽔産事業/⾷品事業/ファインケミカル事業/物流事業/海洋関連・エンジニアリング事業
事業所 東北支社
中部支社
北陸営業所
関西支社
中四国支社
山陽四国営業所
九州支社
海外駐在員事務所 北米/南米/ヨーロッパ/アジア・オセアニア

ニッスイは、漁業・養殖生産から加工、販売まで、水産物のグローバルサプライチェーンを構築する総合食品会社です。

代表的な商品としては、「大きな大きな焼きおにぎり」「おさかなのソーセージ」等があります。

船内凍結技術に端を発した食品冷凍技術が強みの一つです。

現在では水産素材をいかした食品だけでなく、食品冷凍技術を活かした冷凍食品の焼きおにぎりやちゃんぽんなども人気商品となっています。

また調理の手間やエネルギーがかからない『自然解凍』シリーズも、ニッスイの代表的な商品となっています。

さらに、EPA・DHAなどの海洋資源由来の素材を使った健康食品や医薬品・化粧品原料など、幅広い分野に事業展開しています。

ニッスイ(1332)の業績推移

ニッスイ(1332)の売上高、営業利益の業績推移についてまとめています。

いずれも業績は好調に推移していることが見て取れます。

売上高

ニッスイ(1332)の売上高

ニッスイの2015年3月期~2023年3月期の売上高通期実績、そして2024年3月期の通期予想をグラフにしました。

2020年~2021年にかけては、新型コロナウイルスの影響か売上高が減少しています。

ただ、翌年からは順調に持ち直し2023年には過去最高売り上げを達成しています。

2024年に関しても、前年を超えて最高売上高を更新する見込みとなっています。

ニッスイ(1332)の売上高(単位:百万円)
2015年3月期 通期実績 638,435
2016年3月期 通期実績 637,164
2017年3月期 通期実績 635,953
2018年3月期 通期実績 683,008
2019年3月期 通期実績 712,111
2020年3月期 通期実績 690,016
2021年3月期 通期実績 656,491
2022年3月期 通期実績 693,682
2023年3月期 通期実績 768,181
2024年3月期 通期予想 800,000

営業利益

ニッスイ(1332)の営業利益

ニッスイの2015年3月期~2023年3月期の営業利益の通期実績、そして2024年3月期の通期予想をグラフにしています。

売上高と同じように、国内初のコロナ感染者が確認された年である2020年の影響を受けてか、2020年には営業利益が落ち込みました。

一方で翌年からは驚異的な回復を見せ、コロナ化にもかかわらず2022年には過去最高営業利益を達成しています。

2024年にも過去最高に近い営業利益が見込まれています。

ニッスイ(1332)の営業利益(単位:百万円)
2015年3月期 通期実績 2,460
2016年3月期 通期実績 2,433
2017年3月期 通期実績 3,723
2018年3月期 通期実績 4,066
2019年3月期 通期実績 3,831
2020年3月期 通期実績 2,918
2021年3月期 通期実績 4,657
2022年3月期 通期実績 6,392
2023年3月期 通期実績 8,105
2024年3月期 通期予想 8,500

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ニッスイ(1332)の株主優待情報

ニッスイ(1332)の株主優待情報についてまとめました。

株主優待の内容をはじめ、優待を受けるために必要な最低株数、必要資金、優待受け取りの受け取りのタイミング等を確認しましょう。

優待内容

ニッスイ(1332)株主優待

ニッスイの株主優待では、保有株式数に応じて自社商品のセットが送られます。

対象となるのは、毎年3月31日時点でニッスイの株主名簿に記載又は記録された、500株以上を保有する株主です。

500~1,000株未満の場合は3,000円相当、1,000株以上なら5,000円相当の商品セットが贈呈され、7月中に発送されます。

株主名簿に登録された住所(又は常任代理人の住所)郵送されます。

引越しなどで住所が変更になった場合は、取引口座のある証券会社で速やかに住所変更の手続きをしましょう。

お届け先・日時のご指定はお受けいたしかねます。

必要株数 優待内容 備考
500~1000株未満 3,000円相当 贈呈時期
毎年7月予定
1,000株以上 5,000円相当

株主優待とは?もらい方や受け取りの流れを初心者にもわかりやすく簡単解説

投資金額

ニッスイの株価は、タイミングにもよりますが707円ほどです。

株主優待が発生するのは500株からなので、株主優待をもらうための最低投資金額は353,500円となります。

また基本的に株式は1単元(100株)からの取引しかできないため、ニッスイのの株を購入する際の最低投資金額は70,700円からとなります。

ただし、単元未満株サービスを提供する証券会社であれば、1株から購入できる可能性があります。

単元未満で少しずつ購入し、500株に到達すれば株主優待の権利も得られます。

株主優待はもらいたいけどいきなり35万も投資するのは厳しい…できれば単元未満でお小遣い程度から投資したい等、資金状況と相談しながら投資スタイルを検討しましょう。

ニッスイ(1332)の株主優待情報
株価 707円
最低投資金額(100株) 70,700円
優待利回り 0.67%
配当利回り 2.43%
優待発生株数 500株(353,500円)
権利確定月 3月
権利確定日 月末

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ニッスイ(1332)の取り扱いネット証券

ニッスイ(1332)の株を取り扱うおすすめのネット証券を紹介します。

ニッスイの株を購入する場合の実際の手数料や、手数料体系の違い、各証券会社ごとのメリットや注意点についてまとめていますので、証券会社選びの情報収集に活用してください。

ニッスイ(1332)の取り扱いネット証券
  • 楽天証券
  • SBI証券
  • 松井証券

楽天証券

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総合★★★★★ 4.5
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IPO
米国株
取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 99円 275円 535円
1日定額制 0円 0円 0円
0コース(信用取引込) 0円 0円 0円

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楽天証券の単元未満株サービス「かぶミニ」を提供しており、ニッスイも対象銘柄です。

通常株は1単元(100株)からしか取引できないところ、「かぶミニ」なら1株から購入することができます。

100株買うには70,700円必要でも、1株なら707円から購入することができ、お小遣いの範囲で気軽に投資をすることができます。

また楽天証券ならではの特徴として、楽天グループの各サービスによって貯まる「楽天ポイント」で国内株式(現物)を購入できます。

普段から楽天ポイントを貯めている方なら、現金を使わずポイントだけでコツコツ株を買う、低リスクな投資が可能です。

一株当たりの価格が比較的安いニッスイ株だからこそ、ポイント投資もしやすいでしょう。

さらに楽天証券では、2023年10月1日から「ゼロコース」という新たな手数料体系が導入されました。

国内株式(現物/信用)の取引手数料が、約定代金に関わらず0円になるお得なコースとなっています。

例えば、ニッスイで株主優待を受けるためには500株(353,500円)を約定する必要があります。

この場合、今まで通り超割コースを利用すると275円の手数料がかっていましたが、ゼロコースであれば手数料0円で取引できます。※

※かぶミニには手数料とは別に0.22%のスプレッドがかかります。

例:ニッスイの株1株(707円)購入の場合3円のスプレッド(実質的な手数料)が発生。

(買付時:707円×0.22%=1.5554→小数点切り上げ:2円

売却時:707円×0.22%=1.5554→小数点切り捨て:1円

往復コスト2+1=3円)。

楽天証券の国内株式取引手数料(税込)
ニッスイ(1332)500株購入時の
手数料込みの値段
353,500(株価)+0(手数料)=353,500円
【ゼロコースの場合】
ゼロコース 現物取引・信用取引共に
約定代金にかかわらず0円
超割コース
現物取引手数料
(約定代金/取引手数料)
5万円まで 55円
10万円まで 99円
20万円まで 115円
50万円まで 275円
100万円まで 535円
150万円まで 640円
3,000万円まで 1,013円
3,000万円超 1,070円
超割コース
信用取引手数料
(約定代金/取引手数料)
10万円まで 99円
20万円まで 148円
50万円まで 198円
50万円超 385円
超割コース 大口優遇 現物取引・信用取引
約定代金にかかわらず 0円
いちにち定額コース
(1日の約定代金合計/取引手数料)
100万円まで 0円
200万円まで 2,200円
300万円まで 3,300円
以降、100万円増えるごとに1,100円を追加
かぶミニ®(単元未満株取引)手数料 買付・売却共に無料
※手数料とは別にスプレッドあり
(スプレッドは0.22%です。)

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SBI証券

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SBI証券では「現物取引 アクティブプラン」を使えば、ニッスイ500株(株主優待をもらえるライン)を購入しても手数料無料です。

SBI証券「現物取引 アクティブプラン」に対応する、楽天証券「いちにち定額コース」と比較しても、1日の約定代金合計が100万円までは手数料は0円で同じです。

ただし、100万円以上の取引をする場合はSBI証券の方が手数料を抑えることができます。

100万円以上、200万円までの取引では、SBI証券の手数料は1,238円なのに対し、楽天証券は2,200円。

300万円までになるとSBI証券が1,691円なのに対し、楽天証券は3,300円の手数料が発生します。

300万円以降は、100万円増えるごとにSBI証券は+295円、楽天証券は1,100円の手数料が追加されるので、楽天証券の手数料が割高となります。

ただし、ニッスイの株主優待が目的または目標の場合、100万円を超える株の購入は必要ありません。

例えばニッスイの株主優待をグレードアップするために、500株よりも1,000株を達成したいという場合でも、1,000株で707,000円です。

一度に1,000株購入するとしても100万円を超える取引にはなりません。

ご自身が今後どんな規模感で取引したいのかを考え、100万えん以上の取引もあり得ると思う場合にはSBI証券が有利になるでしょう。

SBI証券の国内株式取引手数料(税込)
ニッスイ(1332)500株購入時の
手数料込みの値段
353,500(株価)+0(手数料)=353,500円
【現物取引 アクティブプランの場合】
現物取引
スタンダードプラン
(約定代金/取引手数料)
5万円まで 55円
10万円まで 99円
20万円まで 115円
50万円まで 275円
100万円まで 535円
150万円まで 640円
3,000万円まで 1,013円
3,000万円超 1,070円
信用取引
スタンダードプラン
(約定代金/取引手数料)
10万円まで 99円
20万円まで 148円
50万円まで 198円
50万円超 385円
大口優遇 0円
現物取引
アクティブプラン
(約定代金/取引手数料)
100万円まで 0円
200万円まで 1,238円
300万円まで 1,691円
以降100万円増加ごとに +295円
信用取引・「はじめて信用™」 アクティブプラン
(1日の約定代金合計/取引手数料)
100万円まで 0円
200万円まで 880円
以降100万円増えるごとに440 円ずつ増加
大口優遇 0円
単元未満株(S株) 無料

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松井証券

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総合★★★★★ 4.0
NISA
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取引手数料
取引金額 10万円 50万円 100万円
約定金額ごと 0円 0円 1,100円
1日定額制

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新規デビュープログラム つみたてデビュー応援総額1億円還元キャンペーン

松井証券の大きな特徴として、26歳以下の場合約定代金に関わらず取引手数料が無料になります。

現物取引・信用取引に関わらず、取引手数料を気にせず投資できるため、学生や若者世代の投資家にとってはメリットが大きいです。

ニッスイで株主優待をもらえるラインである500株(353,500円)を約定する場合でも、現物取引・信用取引にかかわらず手数料が無料です。

比較として、SBI証券では通常の信用取引の場合50万円までの約定には手数料が198円の発生するので取引コストを抑えて有利に投資できます。

ただ、松井証券は単元未満株の新規買付ができません。

単元未満株の売却こそできるものの、1株から株を購入することはできません。

また楽天証券やSBI証券では発生しませんが、松井証券では単元未満株の売却時に取引手数料が約定代金 × 0.5%(税込0.55%)発生します。

松井証券の国内株式取引手数料(税込)
ニッスイ(1332)500株購入時の
手数料込みの値段
353,500(株価)+0(手数料)=353,500円
【現物取引・信用取引の場合】
現物取引【26歳以上】 50万円まで 0円
100万円まで1,100円
200万円まで2,200円
その後100万円増えるごとに1,100円加算
1億円超 110,000円)※上限
現物取引【26歳以下】 無料
信用取引【26歳以上】 50万円まで 0円
100万円まで1,100円
200万円まで2,200円
その後100万円増えるごとに1,100円加算
1億円超 110,000円)※上限
信用取引【26歳以下】 無料
一日信用取引 0円
単元未満株(プチ株)手数料 新規買付不可
売却時:約定代金 × 0.5%(税込0.55%)
最低手数料なし

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ニッスイ(1332)は売上高成長率が高い

国内株式「ニッスイ(1332)」の株式情報、業績推移、株主優待情報等について解説しました。

ニッスイは売上高成長率も高く、将来性に期待できる要素を持っています。

コロナ流行初期の2020~2021年にかけては業績が落ち込む場面もありましたが、売上高、営業利益の推移を見ると、下降期間を長引かせず早期に業績を回復させています。

解説した内容を参考に、国内株取引の銘柄探しをしている方はぜひニッスイを候補にしてみてください。

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